AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

4524:避暑

2018年08月02日 | ノンジャンル
 成田空港を目的地として設定したBMW523iのナビは、当然のことのように都心を通るコースを選択する。距離的には短いコースであるが、都心部を通る際に渋滞が見込まれる。

 そこで、ナビの指示に逆らって、圏央道を延々と走るコースをあえて選択した。こちらのほうが走行委距離は相当長くなるが、渋滞の心配はない。

 おそらく到着までにかかる所要時間はどちらのコースを選択してもさほど変わらないはずであるが、渋滞がない分圏央道コースのほうが快適であろうとの判断である。

 所要時間はほぼ予想通り2時間ほどであった。空港のすぐそばのパーキングを予約してあったので、そこに車を停めて、マイクロバスに乗り換えて空港へ向かった。

 今日から家族揃って恒例の夏旅行である。昨年は「石垣島」、一昨年は「久米島」と南の島シリーズが続いていたが、今年もその流れで南の島に行くことになった。行先は「グアム」である。

 グアムには7年前の2011年にも家族旅行で行っている。その時は上の娘は大学1年生で、下の娘は中学1年生であった。それが今は。上が社会人、下が大学生である。時は確実に経過している。

 飛行機は定刻通りに滑走路を進んだ。「ティーウェイ」という聞きなれない韓国の格安航空会社の飛行機であったが、思ったほどには座席が狭いということもなく、機内サービスもごく普通であった。

 フライト時間は3時半ほどで、グアム国際空港に着陸した。グアム島の上には分厚い灰色の雲が広がっていて、小雨も降っていた。

 天気のせいもあるかもしれないが、グアムに降り立って最初に感じたのは「東京よりもはるかに涼しい・・・」ということである。

 東京はまた異様な暑さが戻ってきていた。今日の予想最高気温は37度と朝の天気予報は伝えていた。成田空港を出発する時はまだ午前中であったが、すでに身の危険を感じるような暑さになっていた。

 それに比べるとグアムは別世界であった。「避暑地に来たみたい・・・」と家族と話した。現地の人は冷房が好きなのか、空港でもホテルでも建物の中は冷房で肌寒く感じるほどである。

 ホテルにチェックインした時にはすでに夕方であった。ホテルの部屋からは海が一望でき、気持ちが良い。

 周期的にビーチに打ち寄せる波の音は、癒しの効果がある。長時間の異動で疲れた体と心を弛緩させるため、ホテルのベランダに置かれた椅子に座ってしばしの時間をゆっくりと過ごした。涼やかな海風は心地よかった。ここは南の島であるが、本当に避暑のために来たような気分になった。


コメント