10kmを超えた辺りからターンパイクはその様相を変える。道は一旦平坦になってしばし下る。しかし、下りはやがてまた上りに転じる。
その最初の下りで「ペースメーカー」との距離がぐっと縮まった。そしてその後の上りでほぼ真後ろに貼り付いた。
2番目の下り、2台は高速で走る。フロントをアウターに入れ、リアもトップに・・・ぐいぐいと踏み込むとスピードは50km/hを超えていく。
2番目の下りを終えると、少し長めの上りになる。この上りが散々酷使され続けた脚には大きな試練となる。
この上りで「ペースメーカー」の前に出た。体はぎしぎしと唸っていた。お互い疲労の極みにありながら、坂にチャレンジし続けていた。
長く感じた上りが終わると3番目の下りが入る。この下りは短い。ここも高速で走る。そして最後の上りへ入り込んでいく。
沿道のスタッフの人達が「もうすぐですよ・・・頑張って!」と声をかけてくれる。体はとうに限界点を超えている感じであったが、ゴールに向けて最後の一滴まで絞るようにクランクを回し続けた。
「ペースメーカー」の彼も私の後ろで困難な行程の最期を踏ん張っているようであった。振り返ることはなく、俯いて顔を歪め、ダンシングでラストスパートした。
そして、緑色をした計測ラインを越えた。ゴールして少し行った先に計測チップの入ったベルトを回収する地点があり、右足の足首に巻いたベルトを自分で取ろうとした。
ロードバイクを止めて左足のクリートを外して左足を地面に着けた。右足のベルトを取り外すには前かがみになって右手を伸ばさなければならない。
その動作さえスムースに出来ないほどに疲れていた。スタッフの女性が見かねたのか屈んですっと取り去ってくれた。
緑色の計測ラインを越えた瞬間にサイコンのストップボタンを押していた。改めてタイムを確認した。「1:03:38」と表示されていた。
2012年の12月に走った時のタイムは「1:12:57」であったので、9分以上タイムを縮めることが出来た。
それにしても疲れた。ロードバイクをバイクラックにかけて、しばらくの間座り込んだ。どのくらいそうしていたであろうか。
しばし休憩して、「完走証」をもらうためにスカイラウンジの中に入っていった。中には売店や食堂がある。売店でコーラを買った。
そしてスカイラウンジの2階に上がって「完走証」を貰った。完走証に印刷されたタイムは「1時間03分37秒267」であった。
ラウンジを出て、防寒着や補給食が入ったリュックを受け取りにいき、リュックを背負って、芦ノ湖が見下ろせる地点まで行って、お握りを頬張った。
その最初の下りで「ペースメーカー」との距離がぐっと縮まった。そしてその後の上りでほぼ真後ろに貼り付いた。
2番目の下り、2台は高速で走る。フロントをアウターに入れ、リアもトップに・・・ぐいぐいと踏み込むとスピードは50km/hを超えていく。
2番目の下りを終えると、少し長めの上りになる。この上りが散々酷使され続けた脚には大きな試練となる。
この上りで「ペースメーカー」の前に出た。体はぎしぎしと唸っていた。お互い疲労の極みにありながら、坂にチャレンジし続けていた。
長く感じた上りが終わると3番目の下りが入る。この下りは短い。ここも高速で走る。そして最後の上りへ入り込んでいく。
沿道のスタッフの人達が「もうすぐですよ・・・頑張って!」と声をかけてくれる。体はとうに限界点を超えている感じであったが、ゴールに向けて最後の一滴まで絞るようにクランクを回し続けた。
「ペースメーカー」の彼も私の後ろで困難な行程の最期を踏ん張っているようであった。振り返ることはなく、俯いて顔を歪め、ダンシングでラストスパートした。
そして、緑色をした計測ラインを越えた。ゴールして少し行った先に計測チップの入ったベルトを回収する地点があり、右足の足首に巻いたベルトを自分で取ろうとした。
ロードバイクを止めて左足のクリートを外して左足を地面に着けた。右足のベルトを取り外すには前かがみになって右手を伸ばさなければならない。
その動作さえスムースに出来ないほどに疲れていた。スタッフの女性が見かねたのか屈んですっと取り去ってくれた。
緑色の計測ラインを越えた瞬間にサイコンのストップボタンを押していた。改めてタイムを確認した。「1:03:38」と表示されていた。
2012年の12月に走った時のタイムは「1:12:57」であったので、9分以上タイムを縮めることが出来た。
それにしても疲れた。ロードバイクをバイクラックにかけて、しばらくの間座り込んだ。どのくらいそうしていたであろうか。
しばし休憩して、「完走証」をもらうためにスカイラウンジの中に入っていった。中には売店や食堂がある。売店でコーラを買った。
そしてスカイラウンジの2階に上がって「完走証」を貰った。完走証に印刷されたタイムは「1時間03分37秒267」であった。
ラウンジを出て、防寒着や補給食が入ったリュックを受け取りにいき、リュックを背負って、芦ノ湖が見下ろせる地点まで行って、お握りを頬張った。