日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

冬タビ    ー夏が騒いで立佞武多ー

2014-11-23 | Weblog
青森市内の割烹で地の魚、地酒で悶絶。
酒の澄み切るウマサは青森の夜に漂うきっぱりとした冷気のごとく。


店主の口から飛び出すお国訛りは
例えるなら心地よい念仏であった。
観光客相手ですから手加減をしてもらっているはずなのに
笑っちゃうぐらい何を言っているのか分からないの。
でもそれが味で醍醐味というものである。
郷土料理とともに青森を堪能する。


お国訛り全開で問われたのは「観光で?」
青森県立美術館に行って、明日は三内丸山遺跡と答えたら・・・
「土っこ見てもなんもおもしろぐねぇ」と言われ
折角なら五所川原の立佞武多を見に行けと勧められた。


早速。
折角ですから早速。
だってお国訛りからあふれだす地元愛は熱くて、目の前でくつくつと音を立ててる熱々の貝焼きのよう。



五所川原立佞武多


 



凍てつく風と忍び寄る冷気を「ヤッテマレ、ヤッテマレ」のかけ声で吹き飛ばして
その大きさに度肝を抜かれる。
高さ、圧巻22m。

摩天楼の行進は泣く子も黙る喧嘩ごし。
「ヤッテマレ」のかけ声は伊達ではない。

冬の最中、夏の立佞武多がこれほど騒ぐとは!
次回は是非、夏に来るべきであると祭魂に言い聞かせて夏が騒いで立佞武多。
祭魂は夏心。
店主のオススメは料理だけではなかったのだあ。   










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