日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

365日/365日

2011-11-01 | リブレリア
365日で出来ること

先日、同い年の友人と話をしていて大いに腑に落ちたのだった。

年々、一年が過ぎるのが早くなってあっという間に師走になってしまうという内容だったんだが
その時、友人が4歳の子供にとってその時と言うのは1/4で
80歳の人にとってはそれが1/80になるからそうやって
感じるんだよと教えてくれた。

確かに一年と言う時間は1歳の子供が1mだとすると
4歳の一年は25cmで
80歳はなんと1.25cmになってしまう。


うわっ 短っ!!!!!
それでやっと成程と諦めがついたのだ。
何に対する諦めなのか上手く説明できないけど、
あっという間に時間が過ぎ去っていくことに対する諦め。
もしくは時間は無限のつながりで先が見えないものだと思っていたのに
有限で限りあるものだということ知った愕然たる諦め。

じたばたしても悩んでも、喜んでも永遠には続くまいという達観。
やりたいことはちゃんとやっておこうという希望的観測。

時間が無限だと思っていたころの希望はどこへいった?
ただ、間違いなく言えることは一日でなせることは少ないが積もり積もって365日になれば
それなりに大きな成果となり得るよね。

黒いワンピースを1/365日、着ても何ともないけど365/365日着れば
それは一大プロジェクトだし、
562のレシピを365日かけて作り続ければ人生も変わるっちゅうもんです。
そりゃ映画化もされるわな。



1/365と365/365の違いは日々感じることはできないけど、
あっという間の一年後にはそれは随分、大きな変化と違いをもたらすんだろうね。



365/365日やり続けた男の記録。



聖書の教えを忠実に守った男の一年の日記。


「月の初めには角笛を吹きなさい」


んなもん、この現代において守って何になるのだろうか。
真摯にその教えを守ってみたら・・・・
この人、すごいです。
したり顔で偉そうに聖書の教えを説く人に是非、読んでほしい。
神の「正しい」言葉を守るあまりに戦争や紛争に発展している世の中に疑問を呈する
潔い一冊の記録の書です。

真面目に真面目に取り組んだのにこの馬鹿馬鹿しさは何なんだろう。
是非、コーランや他の聖典と言われる書にも挑戦していただきたい。
ついでに売れているビジネス書にも。

売れる営業マンになる秘訣とか
ビジネス虎の巻とか
胡散臭いことこの上なしと思っているのはあたしだけでは無いはずだ。

コツコツと一日、一日の積み重ね。
365/365日
さて、残り2か月、あたしは何をやりとげるのだろうか。