日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

舞妓はんのぽっくり

2011-11-06 | ドレステリア
舞妓はんの足元はぽっくり
そして、帯はだらり。

やっぱりこの時期ワタクシの足元もぽっくりがよい。
少し寒くなって装いにもボリュームが欲しくなるこの季節、
やはりそれに比例して足元にもボリュームが欲しくなるというもの。


去年に引き続き、ブーツはショート丈がよい。
しかしボリュームが何より大事。

今年はこれでどうだあ。
sergio rossi(セルジオ ロッシ)
いやあ、奮発ですよセルジオ ロッシ!



黒いタイツでもステキではないかい!
舞妓はんのぽっくりに負けまへんで!
ヒールは紺色のサテン。
アッパーは繊細な水色
アウトソールはカーキ色。
そしてソールの一部はカスタニエールのような天然素材。
美しすぎるウッジソール。
さすが靴の芸術品、セルジオ ロッシ。



歩きにくいだろうな・・。
いやいや高低差はありまへん。
なにより心意気っちゅうもんです。

ぽっくり、ぽっくり。
舞妓はんの足元にも負けまへんで。
セルジオ ロッシですから。
うちは何に張り合っておるのやろ。

しゃなり、しゃなり。
おしとやかにあるいてみまっせ。
呑んでべろんべろんになるであろう日には履いて歩きませんもん。

おおきに、おきばりやす。 ありがとう。
ぽっくり ぽっくり歩きます。
靴によって行動範囲もおしとやかさ度もきまるのよね。
これでいいのか大和撫子!

周りの皆様のおかげです。
ありがとう!
今日もヒールで美味しく呑めましてん。
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計らいの美学

2011-11-06 | ドレステリア
幇間は羽織の裏や、襦袢に工夫を凝らし、
客が存分に宴を楽しめる様に計らったのだとか。

「計らいの美学」


そこには相手への気遣い、心遣いが何よりも必要な訳だが
なぜ幇間は自分の装いに心を配るのか。


羽織の裏や襦袢施す数々の意匠。
一見するとシンプルな装いに秘められた意趣。
さて、その心は・・・・




相手に気づいてもらい、そこからコミュニケーションの糸口を拾うのだという。
「流石、さすが、お目が高い。」
気づいた客を持ち上げてそこから始まる会話術。


美の壺
浅草の回の日の極意
「幇間の計らい」


じつはあたしのアクセサリーも計らいの一部だと思っている。
あたしが身に着けているものは面白いものが多いと思っていただけるのなら
してやったり。

「何、それ?」 「よくもまあ、見つけてくるよね。」と言ってもらえたらあたしの勝ち。


そこから何かしらの糸口がつかめるもの。
価値観の共有と相違
観察眼のスルドサ
趣味の傾向



まっ、面白いといってもらえばそれでいいいのだけど。

美の壺の番組によると
幇間の計らいの美学とは
「出しゃばらず、出なさすぎず、さり気なく席を盛り上げる。
こうした玄人の心意気が、江戸一番の繁華街、浅草で生まれた、「計らい」の美学なのです。」とのこと。


ほほう。

出しゃばって、出まくりで、鬱陶しいぐらいのアクセサリー
なんだか幇間の計らいの美学とは対極にありそうだけど、
コミュニケーションのツールだといえばそれはそれで「計らいの美学」。


モノは言いようだ。

最近のお気に入り。
Coral&Tuskのブローチ。



やっぱり1個より2個。
あたしの計らい、サービス精神。
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