原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「アベノマスク」、我が家には既に届いているが…

2020年05月20日 | 時事論評
 (写真は、我が家に既に届いている「アベノマスク」。)
 

 冒頭から先程見た「アベノマスク」に関するネット情報の一部を引用しよう。

 安倍晋三首相が打ち出した全世帯に2枚ずつ配布する布マスクが山口県内に届く時期の見通しが立たない。 スーパーなどでは既にマスクが購入数の制限なく店頭に並び、自治体への寄付も相当数に上る。 厚生労働省は「東京など感染が多い地域を優先し、山口の時期は分からない」とする。 不良品騒ぎなどトラブル続きの「アベノマスク」。 県民からは「今さら届いても」との声も出ている。
  同市の別のスーパーでは「(マスクの)販売制限を解除」と書かれたチラシをつるし、ドラッグストアではレジ近くで山積みに売っている。 同市吉敷中東の主婦は「ネット通販が値崩れしていつでも手に入る」と話す。 手製の布マスクを使っている山口市泉町の会社員福田衣里さん(34)も「国のマスクを待っている間に母親が送ってくれた。丈夫で安心感もあり、もうアベノマスクは要らない」と言い切る。
 県には18日までに22社から約20万枚のマスクが届けられ、各市町にも寄付が相次いでいる。 
  マスクが品薄状態だった4月1日、安倍首相は全世帯への布マスク2枚配布を表明。 当初は5月中に全国で配り終える計画だったが、不良品が多数見つかり、回収や検品のため作業が大幅に遅れている。 山口をはじめ34県では配布が始まっていない。 
  厚労省でマスク担当の大島雅和流通指導官は「検品作業に時間がかかり、配布が追い付かない。配り終える時期の見通しはまったく立たない」と説明。同省には連日、「まだか」「もう要らない」との苦情電話が絶えないという。大島指導官は「職員も『インターネットで個人攻撃に遭わないか』と不安の中で働いている」と理解を求める。 
  アベノマスクを巡っては防府市の中村被服が「首相が地元企業に受注させる」との風評をネット上で流され炎上した。国とは別に県から保育園などへのマスク製造を受注していたことでこじつけられたが、知名度が上がり全国から注文が相次ぐように。これまでに約10万枚を作り、近く地元スーパーでも発売する。 
  騒動後に国から布マスク製造への入札参加を呼び掛けるメールが届いたが、数が桁違いに多く断った。同社社長は「ネットでの攻撃は大変だったが、一日も早く届けたいと社員一丸で取り組んだ。
 (以上、「アベノマスク」に関するネット情報の一部を引用したもの。)


 私事及び私見に入ろう。

 この「アベノマスク」、どうやら感染者多数の都道府県から順に配布しているとの情報もあるが、最大感染者数を記録している我が住居地の東京都に於いては、既に10日程前に到着している。

 「小さい」との噂を入手していたため、我が家の場合使用せずして何処かへ寄付をしようとあらかじめ考えていた。
 ただし「不良品」が混在しているとの噂もあったため、それを寄付するのは失礼と考えた挙げ句、2枚のうち1枚を開封してみた。

 やはり小さい… 
 一家で一番小顔の娘が試着してみたが、何だか小さくて変だ。  ただし我が家に届いたマスクは不良品ではなさそうなため、開封したマスクは私が(掃除中のハウスダスト除け目的で)使用することとして、もう一枚は寄付用に保存し、寄付先が判明し次第そこへ持参の予定だ。


 しかしまあ、安倍政権の「アベノマスク」の失策ぶりが取り返しがつかない程の国家債務膨張の一因となってしまった…
 聞くところによれば、400何十億円也!! しかも不良品の作り直し費用額だけでも何億円にも上ると言う…😫 
 そうでなくとも“新型コロナウィルス禍”下おいて今後更なる膨大な国家債務を背負う運命にあるこの国家だ。 (特別定額給付金など何十兆円??レベルの国家債務となるのだろうが…)
 亭主とも話し合ったが、「これ、東日本大震災の復興特別税どころの騒ぎじゃないね。 娘が高齢世代になって尚、大きな“コロナ復興特別税”の負担が課せられるのが目に見えているね…。」
 
 実に末恐ろしい国家債務を抱えるはめになる我が国、そして世界各国であるが。

 その現実を考慮すると、コロナに感染せずしてだるさの自覚症状を感じ頭が痛くなる…😵  

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