原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

不仲な両親など、子どもは放っておきましょう!!

2024年07月13日 | 人間関係
 本日(2024.07.13)付朝日新聞「悩みのるつぼ」の相談題目は「不仲な両親、娘はどうすれば」だった。
 相談者が30代女性とのこと。 不仲なご両親の年齢は相談内容から60代であるらしい。


 それでは早速、30代女性による「不仲な両親、娘などうすれば」と題する相談内容を以下に要約引用しよう。

 両親の関係が良くない。 父親は気分屋で起こると会話ができなくなる。 母親は不平不満は言うが、行動はお越さない人だ。
 ここ数年、母親から「こんなことを言われた」「話間いけどできない」との連絡が頻繁に来る。 私達は改善策を考えるが、採用されない。 母親の「ごんな話を聞かせてごめん」という中途半端な自己完結で終わる。
 両親を見ていると、30年数年一緒にいてもう少しうまく関係性を築けなかったのかと思う。 これからはそれぞれで人生を楽しんでくれたほうが嬉しいと思っている。
 母親は家庭にいることが多く、今父親がいないと生活できない理由は子育てにあるとも思い、そこに関しては責任を感じている。 別居や離婚のハードルが高いのは分かるが、60年以上生きて来た両親が簡単に変われないとも思っている。
 今後どうすればいいかわからないが、娘としてできることがあれば教えて下さい。

 (以上、朝日新聞「悩みのるつぼ」より引用したもの。)


 
 早速、原左都子からの回答に入ろう。

 相談内容の中の「母親はいま父親といないと生活できない理由は子育てにある」との文言から察するに、相談者本人及び子供たちはその両親と同居をしていると捉えてよかろう。
 相談者の他の兄弟姉妹の皆さんの年齢が不明だが、相談者は少なくとも30代とのこと。 
 60過ぎた両親と学齢期にある兄弟(が存在するならば)を残して、とりあえず30過ぎている貴女は家から出て独り立ちしてはどうか?!?
 貴女のみならず 子ども達が既に成人しているのならば、何も60過ぎた両親の世話になっていつまでも家にいる必要が全く無いと、私は結論づける。

 それ以前の課題として、両親の不仲の責任を子供がとる必要など何ら無い!!

 相談者も30歳にもなって尚、両親の“すねかじり”をしている訳ではないと信じたいが。 もしもそうであるなら、今すぐに自立の道程を歩むべきだ!




 ここで原左都子の事例など挙げても、何らの参考にもならないだろうが。

 我が家の両親も、決して仲が良いとは言えない家庭だった。
 ただし次女の私が子供時代から、母曰く“放っておいて育つ娘”😖 だったが故に、両親(特に母親)は 姉の面倒のみを見れば済んだため、かなりラクな子育てだったと想像する。

 姉が早期に自宅から出て独立する際に、母が次女の私に向かって心より明言したのは、「手がかかる長女がいなくなって助かる」だったものだ。😵 

 ところが、だ。 
 次女であるこの私が20代前半期に医学関連国家資格取得の上就職先を東京の医学企業に決定した際に。 母の口から出たのは「〇子(次女の私の事)は郷里の我が家に残りなさい!!」だった。
 何とも身勝手な両親の論理にとことん呆れつつも。
 私自身の決断力が強靭だったが故に、上京を決行したのはもちろんのこと。
 高齢域に達している今現在まで、東京にてのサクセスストーリーがずっと続行可能だったと振り返ることが可能だ。



 そんな原左都子の上京経験に比して。
 「悩みのるつぼ」相談者の生き様の弱さが心配だ。

 未だ30歳との若さであるのならば、表題の通りここは不仲な両親など放っておいて。
 とりあえず、貴女自身の今後の「生き様」を早期に探ってみては如何だろうか。
 貴女自身が確固たる「生き様」を発見して後に、不仲な両親の心配をしても少しも遅くない。

 (と言うより。  今の時代親が不仲であろうが、その責任を子供がとる必要など無い!!と  原左都子は叫びたいぞ!!!)