本エッセイ集において、2024.07.19付で「朝からとことん『ウィッグ騒動』に翻弄される日だ…」と題するバックナンバーを公開したが。
これが、驚くほどに理想的な決着をみた!!
昨夜パソコンのメールを開いてみると、当該ウィッグを販売している通販企業よりご丁寧な返信が到着していた。
その内容を思い出すままに要約すると、「この度は、我が社が取り扱っているウィッグに関して 商品ご返送いただきましてありがとうございました。 お約束通り、ウィッグ代金は頂きません。」
その種の内容のメールが到着して、この件は私の希望通りに決着した。
私もおそらくネット通販を頻繁に利用している人間であると想像するが。
今回の事例のような経験は、初めてである。
今回の場合、とにかく商品の代金が高額(とは言ってもたかが2万円少しの商品)だったが。
いえいえ、到着した商品(ウィッグに限らず、衣類、靴、鞄等々に其の事例が多い)が気に入らない!との経験はもちろん星の数ほどある。
ただそれらの商品の価格とは、せいぜい数千円どまりだ。
そうした場合、大騒ぎするより自分の“商品選択ミス”と捉えて廃棄処分して諦めるのが通常だった。
今回のウィッグに関しては、私なりの大いなるこだわりがあった。
とにかく、40歳時に「頭部皮膚癌」を患い、一生に渡ってウィッグのお世話にならざるを得ない身だ。
40歳時から現在までに、完全オーダーにて制作したウィッグ(価格 数十万円)や、市販のウィッグをどれ程購入して来たことであろう。 総額で数百万円をウィッグに投資してきている事実に関してはバックナンバーにて幾度も述べている。)
高齢域に入って、ありがたい事に世が“ウィッグがすっかり市民権を得る時代”となり。 その現象に比例して ウィッグ取扱業者が(世界規模で)急増すると同時に、その価格が大幅に下がる現象が起きた!
これは、私にとってはラッキー以外の何物でもない!
急いで今まで利用していた国内最大手のウィッグ企業(A社)との縁を切り。(とは言っても、未だに電話セールスが後を絶たないのだが無視を決め込んでいる!)、ネット通販に切り替えた!
当初、私の判断で利用したネット通販にて中国の「ウィッグ企業」から送られてきたウィッグが。 なんと! 私が欲しかった理想とするウィッグだったのだ!!
その作りのハイレベルさに驚かされ、その後何本もまとめ買いをさせていただくこと相成った。 (というのもウィッグ1本1本の全てが手作り製品のため、どうしても各商品ごとの個別差が出るのはやむを得ないだろう。 中には使い物にならない商品もあった。 ただし、 何分国内大手A社商品と比較すると価格がまさに30分の1であるため、その事態すら“必要悪”との解釈で済ませられた。)
とにもかくにも、我が今回のウィッグ騒動は昨日完全に理想的決着をみた。
某中国ウィッグ企業、及び、国内にてその商品を取り扱っている通販企業の今回の我が返品騒動に於ける “理想的な形での決着"に。
心より、御礼申し上げます!!