(冒頭写真は、国内の新規コロナ感染者数の推移グラフ。)
本日見たネット情報を、以下に引用しよう。
東京都 新型コロナ 4058人感染確認 過去最多 初の4000人超
2021年8月1日 1時09分 新型コロナ 国内感染者数
東京都内で31日、新型コロナウイルスの感染が確認された人は初めて4000人を超えて、過去最多の4058人になった。自宅で療養する人は初めて1万人を超えたほか、7日間平均は前の週の2倍以上となる217%となり、拡大のスピードがさらにあがっている。都の担当者は「連日、1日の感染者の数が過去最多を更新し、極めて切迫した状態だ。人出を減らさないと感染の拡大は止められない」としている。
これまで最も多かった29日の3865人を上回って初めて4000人を超え、過去最多となった。
1週間前の土曜日と比べ2930人増えている。31日までの7日間平均は2920人。
増加比がさらに上昇して前の週の2倍以上となる217%となり、拡大のスピードがさらにあがっている。7日間平均が前の週の2倍以上となるのは、ことし1月10日以来。
都の担当者は「連日、1日の感染者の数が過去最多を更新して極めて切迫した状態だ。市中で感染がかなり広がっていると考えられる。人出を減らさないと感染の拡大は止められないので不要不急の外出を自粛してほしい」と話している。
31日の4058人の年代別は、
▼10歳未満が153人、▼10代が354人、▼20代が1484人、▼30代が887人、
▼40代が583人、▼50代が398人、▼60代が127人、▼70代が44人、
▼80代が19人、▼90代が8人、▼100歳以上が1人。
感染経路がわかっている1437人の内訳は、
▽「家庭内」が最も多く911人、▽「職場内」が179人、▽「会食」が79人、▽「施設内」が55人などとなっている。
東京オリンピック関連では、日本人が▽委託業者2人と▽競技関係者1人、外国人が▽競技関係者2人の合わせて5人の感染が確認された。
これで都内で感染が確認されたのは、21万7968人となった。
このうち、7月に感染が確認された人は、4万4000人余りで、月別ではこれまでで最も多くなった。
一方、31日時点で入院している人は30日より74人増えて3209人で、「現在確保している病床に占める割合」は53.8%。
都の基準で集計した31日時点の重症の患者は30日より7人増えて95人で、重症患者用の病床の24.2%を使用。
重症の患者が90人を超えるのはことし2月16日以来。
都の担当者は、「感染者数の増加に伴って重症の患者も増えてきている。医療提供体制もひっ迫し始めているので、入院患者や重症者がさらに増えるとより厳しい」と話している。
そして、感染の急拡大とともに自宅で療養している人も増え続けていて、31日時点で1万392人と初めて1万人を超え、2日連続で過去最多を更新した。
また、都は感染が確認された60代と70代の男性合わせて3人が死亡したことを明らかにした。これで都内で感染して死亡した人は2293人になった。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
原左都子の私見に入るが。
東京都に住む人間としては、実に空恐ろしい限りだ。
最近、「クラスター」という言葉を聞かなくなった。
これは上記引用文中にも記されている通り、“市中感染”が一般的になってしまった事実を物語る所以であろう。
要するに緊急事態宣発令が議論されている現実下にもかかわらず、人出が多い繁華街や、電車内、あるいはスーパーマーケット等の店舗内で人知れず変異株感染が蔓延していると解釈してよかろう。
一方で、都内では医療逼迫状態により自宅療養者が激増し現在1万人を超過している、との情報も大いに気がかりだ。
つい最近、東京都小池知事自らの発表を耳にしたが、その内容とは「感染者の皆さんは自宅にて療養してください。」だった。
原左都子がこれを言い換えるに。
表題のごとく、「医療逼迫の現状下に於いて、コロナ感染者の皆さんは自宅で過ごし、重篤化した場合は救急車も間に合いませんのでみだりに呼ぶこと無く自宅にて死んでください」との解釈となろう。
政府分科会の尾身会長はこの事態に際し、訪問介護、在宅医療、一般のクリニックの活用を示唆している様子だが。
私の判断ではそれも既に逼迫しているであろうし、前者2つは高額個人負担がかかりそうで、果たして一般人に手が届くのか? との懸念材料もある。
こんなコロナ緊急事態に際し、国家首相である菅氏は何をしているのか?!
と怒ったところで、“暖簾に腕押し”状態であるのが目に見えてしまい、空恐ろしさが増強されるばかりだ…
とにかく、都民の皆さん。
こんなコロナ緊急事態だからこそ個人個人が自粛を徹底し、何が何でも我が身は自身で守り抜きましょう!!