冒頭から、先ほど見たネット情報を以下に引用しよう。
東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、会場で観客への酒類の販売を一転して見送る方針を固めた。時間帯などに制限を設けるなどして提供する方向で検討していたが、新型コロナウイルス感染症対策の観点から難しいとの判断に転じた。世論の厳しい反応も考慮したとみられる。
アルコール飲料会社「アサヒビール」とスポンサー契約を結んでいる組織委は22日「スポンサー等の意向で販売方針を決めることはない」との見解を公表していた。
丸川珠代五輪相は会見で、まん延防止等重点措置の都道府県では知事が酒類提供の在り方を示しているとして「知事と相談して決めることが必要」と指摘した。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
引き続き、現在のイギリスのデルタ株蔓延状況に関するネット情報を引用しよう。
新型コロナウイルスのデルタ変異株がイギリス国内で蔓延(まんえん)し、予定されていたロックダウンの緩和が延期された。インドで特定されたデルタ株は、なぜイギリスでこれほど一気に広がったのか。諸外国ではどうなっているのか。 ■デルタ株はどこで 新型コロナウイルスの遺伝物質を解析している世界各地の研究所は、データを世界的なデータベースで共有してきた。このデータベースを見ると、イギリスには世界の大半の地域よりもデルタ株の感染者が多いようだ。 イギリス政府の統計によると6月9日~16日の間に、イギリスではデルタ株の感染が7万5953件確認された。前週は4万2323件だった。 各国データをまとめるデータベースGISAIDによると、6月14日からの1週間で、アメリカで確認されたデルタ株の感染は2853件、ドイツでは747件、スペインでは277件、デンマークでは97件だった。 ただしこれは実際の感染件数をすべて網羅したものではない。確認された件数の記録で、イギリスには変異株を検知する優れたシステムがある。 なのでウイルスのゲノム解析をイギリスほど頻繁に行わない国については、実際の件数よりも低い数字が出ている可能性がある。
(以下略すが、以上ネット情報より引用したもの。)
私見に入ろう。
ほんの少し前まで、コロナワクチン接種率が6割を超過したイギリスであり、市民はマスクを外し街中を普通に出歩いていたのに。 現在ではデルタ株(インド株)が再び蔓延(イギリス政府の統計によると6月9日~16日の間に、イギリスではデルタ株の感染が7万5953件確認された)してしまっている。
ただイギリス政府の対応は早く、すぐに国民にロックダウンを発令するに至っている。
これに対し、我が国のこの五輪を巡る異常対応は一体どうしたんだ!?!
緊急事態宣言を五輪・パラリンピック開催に合わせて“計画的”に取りやめ、蔓延防止策に切り替えてしまった。
しかも日本国内でも増加しているとの噂のある“デルタ株”の情報が、一切聞こえてこない。 7月の五輪開催に合わせて、政府や都が意図的にひた隠しているとしか考えられない。
ましてや腹立たしいのは、五輪会場で酒を売ろうとしていた事実だ。
これぞ許し難い!
政府分科会の医師・尾身氏が「無観客で!」と熱望していたにもかかわらず、菅政権やJOCはそれを一切無視し、開会式には2万人の市民を入れると言う。
その観客に酒を買わせて、会場内で飲ませようとしていたとは!!
まさに恐ろしいにも程がある。
その観客たちは公共交通網を利用して、皆がバラバラに自宅へ帰ることであろう。
都民の身にコロナ感染の危険が及ぶ事態を、お上は想像出来ないのだろうか?
いえ、私自身は五輪・パラリンピック開催中はいつもに増して厳しく自宅にて自粛予定だが。 日々公共交通網を利用して仕事に出ねばならない娘など、一体どうやって身を守れというのか。
まったくもって政府や都そしてJOCはIOCに迎合するがばかりに、これ以上都民生活をないがしろにしないで欲しい!!