原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

展覧会 「8つの意表~絵を描く、絵に描く、画家たちのキセキ~」

2021年06月10日 | 芸術
 (冒頭写真は、昨日練馬区立美術館にて鑑賞してきた展覧会「8つの意表」のパンフレット。)



          


 8つの意表~絵を描く、絵に描く、画家たちのキセキ~
         2021.04.30(金)~ 2021.06.20(日)

 (コロナ禍緊急事態宣言のため)開幕を延期していましたが、6月1日(火)から開幕します。

「意表をつく」という言葉があります。
おおむね「相手の予期しないことをする」という意味で用いられますが、「意表」は字義に近く「こころをあらわす」という意味で使われることもあります(注)。
本展ではこれをキーワードに、当館のコレクションから、練馬にゆかりの深いアーティストを含む8名を選びました。近現代美術にユニークなキセキ[軌跡]を残した彼らそれぞれの二重の意味での「意表」を、複数の個展形式でご観覧ください。
明治末年から令和にいたる、激動する日本を生きてきたアーティストたちが、どのようにして自己と社会を見つめ「意表」を行い、時代の中でキセキ[奇跡]を成してきたかを約100点の絵画・版画作品でご紹介します。
    (注)松岡正剛の先夜千冊  https://1000ya.isis.ne.jp/souran/

◆展示アーティスト◆
 大沢昌助(おおさわ・しょうすけ 1903~1997)
 古沢岩美(ふるさわ・いわみ 1912~2000)
 野見山暁治(のみやま・ぎょうじ 1920~)
 小野木学(おのぎ・がく 1924~1976)
 草間彌生(くさま・やよい 1929~)
 中村宏(なかむら・ひろし 1932~)
 近藤竜男(こんどう・たつお 1933~2019)
 鏑木昌弥(かぶらぎ・まさや 1938~)

                               

                               
 
 (以上、練馬区立美術館ホームページより転載したもの。)



 昨日午後、私は練馬区立美術館へ上記の展覧会を鑑賞しに出かけた。
 未だ都内にコロナ禍緊急事態宣言発令中であり、不安感が否めなかったものの。 日々の自粛暮らしの中、何らかの行動を起こさねば我が精神状態が参ってしまいそうにも感じた。
 そんな時スマホを開くと、当該展覧会の情報が検索画面トップに出た。

 (練馬区立美術館なら我が家から下り電車2駅で行けるし、またこの美術館がコロナ前から混雑していたためしもない。😅   よし、これは行くに限るぞ!)


 そうして私は昨日の午後、一人で当該美術館へ出かけた。

         
 美術館入り口の「8つの意表」看板。

         
 その隣は、練馬大根馬オブジェ。

         
 美術館の開催予告お知らせ。

         
 これは以前にも公開したが、美術館前庭に設置されている動物オブジェ。
 たくさんの動物オブジェが子供たちが遊ぶ前庭公園内に設置されている。

         
 同じく、動物オブジェ。

         
 こちらは、美術館玄関前のオブジェ。

         
 美術館内3階から見渡した前庭。

         
 美術館内アンティークピアノの後ろの「8つの意表」案内板。

         
 美術館内の光景。

         
 美術館内の光景。(館内3階から撮影。) 区立美術館としては、その内装・外装デザインが粋だと思いませんか?


 昨日、私は当該美術館へ「シニア料金」にて入場した。
 シニア年齢になって以降、コロナ禍故にこの“シニア特典”が一度も活かせずにいたのだが。 昨日初めて美術館受付にて運転免許証を提示し「シニアです」と言えたことがなんだか嬉しくて、嬉しくて。 今後、癖になりそう…😁 

 館内は直上写真通り、ほぼ人がいない有様だった。

 係員だけが目立つ館内で、私は「8つの意表」をゆったりと心静かに鑑賞することが叶った。

 この美術館、使えるなあ。

 今後もコロナ禍のストレスが溜まる都度、我が“お抱え美術館”としてシニア料金にて頻繁に利用したいものだ。


 おっとっと。
 肝心の美術作品の評価がすっ飛んでしまっているが。

 美術館2階の入口入ってすぐの、「青」を基調とした比較的大きめの油絵(?)作品群を公開されていた作家氏の作品群が、原左都子としては一番お気に入りだったかな。 (それぐらい覚えとけよ、って?? 参考ですが、館内での撮影は元より、筆記可能な美術館はほぼありません。 自分の脳内に作品を刻み込むのみです。)