原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

2016夏 左都子の台北旅行 台湾徴兵制編

2016年08月26日 | 旅行・グルメ
 (写真は、台北 忠烈祠 にて見学した 若き衛兵氏達による衛兵交代式の様子。)


 冒頭から旅行記を大幅に外れ、我が国の時事問題論評となるが…

 昨日(8月25日)のテレビニュースによると、安倍政権の稲田防衛大臣が日本の自衛隊を他国戦争渦中の背後戦闘部隊として送り出す意向を表明したとのことだ。
 私論だが、ちょっと待って欲しい。 
 この発表が真実だとすれば、日本はいよいよ戦争に加担する国家となる、と言う意味だ。 
 背後部隊とは言うが、敵国からの応酬があれば自衛隊員が武器を持ち闘い死者も出る事を想定するべきだろう。  
 ただこれ、単に稲田防衛相の勇み足発言だと思いたい。 
 先月参院選で自民党が勝利したとはいえ、憲法9条論議は未だそこまで展開していないはずだ。 自民党政権内でも憲法9条解釈に関し幅があり議論の統一を見ていないと認識しているし、党内でも超右翼の稲田氏の勇み足を制御せんとする動きもあると見聞している。
 それにしても、まったくもって稲田氏とは頭がカチンコチンに凝り固まった恐ろしい奴だ。
 そのうち日本に徴兵制を導入するぞ! と平然と言い始めるのだろうか?!?


 さて旅行記に戻るが、その前に台湾の「徴兵制」に関してウィキペディア情報より一部を要約引用しよう。
 (台湾徴兵制は廃止される動きにあるとの噂があるが、今回の台北旅行バスガイド氏の話によれば、現在は1年間限定だが強制にて徴兵制が実施されているとの説明だった。)

 中華民国徴兵規則は中華民国(台湾)『兵役法』の施行規則で、中華民国が台湾、澎湖、金門、馬祖等の地区で徴兵制度を実施するために1956年に施行された。 業務内容としては徴兵対象者認定、関連行政文書作成、徴兵対象者調査、徴兵検査、抽選、入営輸送が挙げられる。
 台湾での徴兵制度での年次は通常は毎年1月1日から12月31日までを一つの年次として計算している。この期間内に18歳となった男子が兵役適齢とされ、台湾では役男と称される。 中華民国の法律では、正当な理由がない限り兵役適齢の男子には兵役義務が課せられる。 そのため兵役適齢年齢の男性は兵籍調査及び徴兵検査を受ける必要がある。
 台湾では徴兵制を段階的に規模を縮小していく予定で、さらに2014年には廃止される予定である。 軍のスリム化と、徴兵した兵士への給与を無くすことでの予算削減を目指す。削減分の予算の一部は兵器の充実に回す予定だが、野党などから国防費を急増させる中国との軍事格差がますます広がるとの懸念も出ている。 
 徴兵期間は1年であり、入営日より起算される。 
 徴兵検査で身長196cm以上と157cm以下、体重110kg以上と45kg以下は不合格となることから、故意に肥満となる、あるいは過度のダイエットを行う事で徴兵忌避するケースもある。
 (以上、ウィキペディア情報より一部を要約引用したもの。)


 いよいよ我が台北旅行記に入ろう。

 上記写真は、台北 忠烈祠にて見学した衛兵交替式の模様だが、このような交替式が毎日1時間ごとに繰り返されているとのガイド氏の説明だ。
 
 ここでバスガイド氏の解説を元に 忠烈祠 に関し解説を加えるならば、日本の靖国神社に当たる場であるそうだ。 要するに、忠烈祠とはお国のために戦い命を落とした戦死者が祀られている場所との事だ。
 我が国の靖国神社とは異なり、その場が今や衛兵交替式を目玉に大々的に観光名所として成り立っているとは、侵略した国とされた国との大いなる違いである事実を実感させられる……。

 それにしても猛暑の中、重装備でのお勤めご苦労様! と衛兵さん達に伝えたい。 
 ちなみにこの衛兵交替式要員に抜擢されるには、“狭き門”を通過せねばならないらしい。
 例えば、身長は178㎝以上。 ガイドさんの話によれば、イケメンである事が条件らしい?!? 確かに衛兵の皆さん、(イケメン度はともかく??、私好みの)高身長男性揃いだ!
 しかも鍛えられたその行進の揃いようはお見事! と拍手しておこう。

2016夏 左都子の台北旅行 「台北戯棚」編 -2-

2016年08月26日 | 旅行・グルメ
 (写真は、タイペイアイ(台北戯棚)終演後、ロビーにて観客を見送ってくれた出演者達を撮影したもの。)


 素晴らしい舞台パフォーマンスを観終わった後ロビーに戻れば、ご覧のように出演者の一部の方々が満面の笑みで我々観客を見送って下さる。 
 写真撮影も可能で、カメラを構えるとそのレンズに向かい手を振って応えてくれる。


 その場を過ぎると、ミュージアムショップ(と言うより小規模売店と表現するのが適切か)が退場者を待ち構えていた。

 このショップが、な、なんと、超安価なのだ!!
 既に昼間、団体バスツアーにて強制的に免税品店やツアー客用の土産品店に引き連れて行かれていた私だが、タイペイアイのショップにて販売されている商品は、まさにそれらとは異質だ。 あくまでも私にとっては、付加価値を見い出せるお土産品のラインナップなのだ。
 (いや、真実の価値の程は知らないよ。 今時世界中の何処の免税品店で売られている商品とてブランド物も含め “made in China" 商品で溢れているのが現実でしょ。 そうなると、何も別に自分が気にいるお土産に出逢えたらそれで必要十分じゃないの~。)と思うよね。


 と言う訳で、私はタイペイアイ(台北戯棚)のお土産売店にて、人形、扇子、コースター、ストラップ、ブレスレット等々、数点の(少女趣味??)グッズを買い求めた。

 帰国後これら超安お土産を眺めては、ニンマリご満悦の私だ…。