(写真は、今回の台北旅行で訪れた台湾一を誇る超高層ビル“101” B1フロアーにある スーパーマーケット入口にて撮影した映像。 本文とは一切無関係です。)
今回の台北旅行は準備不足とは言え、台北にても日本に負けず劣らずの猛暑が予想される事態程度は事前に調査済みだった。
しかも、娘の短期夏季休暇を利用しての今回の夏旅の場合、半年前に訪れたイタリア旅行程の日程的な余裕がない事も承知済みだ。
更には、台湾より帰国後すぐに娘が職場へ勤務せねばならない状況をサリバン母の立場で考慮した場合、娘が疲労しない旅程を組むべきと目指すのは親心として許して欲しい。
そこで集団嫌いな私があえて選択した一つのスケジュールとは、台北当地をとりあえず8時間のみバスツアーで一覧するスケジュールだ。
娘にも同意を得て、出発前に8時間限定の当該バスツアーを予約しておいた。
さて、台北到着後2日目にそのバスツアーを利用する事態と相成る。
(参考だが、前夜に私はバスタブに後頭部の首の付け根を強打した状態だ。)
予約時には他外国人も多いとの触れ込みだったが、バスに乗車してみると日本からの観光客ばかりでウンザリ‥…。 と言うことは、これら日本人観光客と丸一日バスで過ごすという事か…… とゲンナリさせられる始末だ。
ただ、観光バスを予約しそれに乗ったのだからしょうがない。 ここはバスガイド氏や周囲の日本人観光客と行動を共にするべきだろう。
で、どうしたの? と言いたいのは、日本人観光客達は顧客である日本人をバス内で盛り立ててくれるバスガイド氏には迎合しはしゃぐものの、観光現地にて自由行動になった時点で、現地の人達に一切の挨拶もせず勝手気ままな行動をとるのだ。(単に語学力の問題か? と思いつつ、台北ではこと観光に関しては日本語が十分に通じ、現地の人達とある程度の交流が可能だ。)
自由行動時にこそ個々が礼節を弁えて欲しいと思う私など、何故このような行動を日本人観光客達が取るのかとのテーマを突き付けられる思いだ。
例えば、某博物院を訪れる。 日本人達が真っ先に訪れるのはバスガイド氏が指南したお勧めスポットだ。
我々母娘はそのスポットがゲロ混みになる事を想定し、敢えて別フロアーを観賞する。 案の上そのフロアーは空いていて博物院の係員氏が個別対応してくれ、我々母娘に展示物の十分な説明をして下さる。 その御礼を申し上げつつ、実に得をした気分だ。
バスツアーとて、自由時間は自分自身で判断し満喫すれば結構楽しめるものだ。
が、バスに戻ればまた日本の民放番組のごとく、日本人観光客どもが場を盛り立てるバスガイド氏に迎合しケラケラ笑い転げる。
それを耐えるべきだろうが、テレビを見る趣味がない我々母娘にとっては白けるばかりで辟易とさせられる。
何でこんなバスツアーに参加してしまったのだろう、との無念の思いを募らせつつも、一応台北の観光名所を一覧出来た事に感謝するべきだろう。
まさにバスツアーも便利に使いこなせば、短期間旅行に於いては役に立つものだ。
今回は猛暑時期や娘の短期休暇に配慮した故に不本意にもバスツアーなどを利用したが、以後決して日本人が好むバスツアーなどに依存・同乗するものか! なる、強靭な思いを新たにした台北にての一時のバスツアーだったとも言えよう。
次回のエッセイより、いよいよ “失敗ではない” 我が本意の台北旅行記を綴り公開します。
今回の台北旅行は準備不足とは言え、台北にても日本に負けず劣らずの猛暑が予想される事態程度は事前に調査済みだった。
しかも、娘の短期夏季休暇を利用しての今回の夏旅の場合、半年前に訪れたイタリア旅行程の日程的な余裕がない事も承知済みだ。
更には、台湾より帰国後すぐに娘が職場へ勤務せねばならない状況をサリバン母の立場で考慮した場合、娘が疲労しない旅程を組むべきと目指すのは親心として許して欲しい。
そこで集団嫌いな私があえて選択した一つのスケジュールとは、台北当地をとりあえず8時間のみバスツアーで一覧するスケジュールだ。
娘にも同意を得て、出発前に8時間限定の当該バスツアーを予約しておいた。
さて、台北到着後2日目にそのバスツアーを利用する事態と相成る。
(参考だが、前夜に私はバスタブに後頭部の首の付け根を強打した状態だ。)
予約時には他外国人も多いとの触れ込みだったが、バスに乗車してみると日本からの観光客ばかりでウンザリ‥…。 と言うことは、これら日本人観光客と丸一日バスで過ごすという事か…… とゲンナリさせられる始末だ。
ただ、観光バスを予約しそれに乗ったのだからしょうがない。 ここはバスガイド氏や周囲の日本人観光客と行動を共にするべきだろう。
で、どうしたの? と言いたいのは、日本人観光客達は顧客である日本人をバス内で盛り立ててくれるバスガイド氏には迎合しはしゃぐものの、観光現地にて自由行動になった時点で、現地の人達に一切の挨拶もせず勝手気ままな行動をとるのだ。(単に語学力の問題か? と思いつつ、台北ではこと観光に関しては日本語が十分に通じ、現地の人達とある程度の交流が可能だ。)
自由行動時にこそ個々が礼節を弁えて欲しいと思う私など、何故このような行動を日本人観光客達が取るのかとのテーマを突き付けられる思いだ。
例えば、某博物院を訪れる。 日本人達が真っ先に訪れるのはバスガイド氏が指南したお勧めスポットだ。
我々母娘はそのスポットがゲロ混みになる事を想定し、敢えて別フロアーを観賞する。 案の上そのフロアーは空いていて博物院の係員氏が個別対応してくれ、我々母娘に展示物の十分な説明をして下さる。 その御礼を申し上げつつ、実に得をした気分だ。
バスツアーとて、自由時間は自分自身で判断し満喫すれば結構楽しめるものだ。
が、バスに戻ればまた日本の民放番組のごとく、日本人観光客どもが場を盛り立てるバスガイド氏に迎合しケラケラ笑い転げる。
それを耐えるべきだろうが、テレビを見る趣味がない我々母娘にとっては白けるばかりで辟易とさせられる。
何でこんなバスツアーに参加してしまったのだろう、との無念の思いを募らせつつも、一応台北の観光名所を一覧出来た事に感謝するべきだろう。
まさにバスツアーも便利に使いこなせば、短期間旅行に於いては役に立つものだ。
今回は猛暑時期や娘の短期休暇に配慮した故に不本意にもバスツアーなどを利用したが、以後決して日本人が好むバスツアーなどに依存・同乗するものか! なる、強靭な思いを新たにした台北にての一時のバスツアーだったとも言えよう。
次回のエッセイより、いよいよ “失敗ではない” 我が本意の台北旅行記を綴り公開します。