じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

タイムスリップ

2014年01月14日 | 音楽

娘達がHDに録画されたテレビを寝る前に観ている時に、隣でブログ等を書くというのが我が家の休日午後9時頃の景色。
テレビの横にCDラックがあって、1000枚くらい置いてあるのですが、娘やかほままが、「邪魔だし、パパはほとんど聴いていないから、売りにいこう」なんてことを言うものだから、そう言えば久々にMacで聴きながら書くことに。
久々の一枚は結婚式用に作成したものを選択。
過去、自分が仕事で携わった曲+お気に入りの曲が入っている。
で、その一曲に山下達郎さんの"Love can go the distance"があって、それを聴いていたら、ふと先日お亡くなりになった大瀧詠一さんを思い出した。
元々、洋楽好きでしたが、1981年に大学に滑り込み晴れて1年目の夏。
暗い浪人時代(パチンコばかりしてましたがw)から急に明るいところへ出てきて、眩しくて左右もわからない私の耳に流れ込んできたのが、彼のアルバム「ナイアガラシリーズ」。
浪人時代はほとんど音楽を聴いていなくて、ブランクがあったので、彼のアルバムに漂う楽観的明朗さが、当時の私には超新鮮でした。
田舎の大学で、彼の明るくも鼻に掛かった声が、買ったばかりの中古の車のカーステレオから流れてきたら、そりゃあ人生怖いものなしですよ、いやぁ……楽しかった。
彼のアルバムは私の音楽史的にも超新鮮でした。
最初の"君は天然色"なんて、聴いただけでこれからの大学生活がバラ色だと錯覚しちゃいました。
他にも"カナリア諸島にて""恋するカレン"、"さらばシベリア鉄道"……決して明るい題材の曲ばかりではありませんでしたが、前向きにさせてくれた一枚です。
ジャケットデザインもこれがまた格好良かったなぁ。
何れにしても、1000枚の中でもTOP50には入っていますね。
65歳は、今のエイジング感覚からいったら老人でもなんでもないです。
定年65歳とか言われてる時代なのに。
もっと活躍していただきたかったなぁ。
ご冥福をお祈り申し上げます。

LOVE CAN GO THE DISTANCE LOVE CAN GO THE DISTANCE
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:1999-11-10
A LONG VACATION 30th Edition A LONG VACATION 30th Edition
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2011-03-20