じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

書店と本屋

2013年03月20日 | 本と雑誌

最近、書店の路面店が少なくなった。
ほとんど、デパートや商業ビル内に入っている大型店。
友人の話によると、元々本屋では自分で一冊一冊選んで書棚に並べていたらしいのですが、今は業務の簡易化が進み、マニュアル・パターン化され、全国のどの本屋にも同じ本が並ぶという状況になってしまったからだと。
確かに、私が中・高校時代の本屋さんには品揃えに特徴があったような気がする。
つまり、街の本屋にはバイヤーがいないんだそうだ。
その方から、書店と本屋の違いの話も聞いたのだが、「書店は本を売っている店」で「本屋は本を売る人のこと」ということらしい、なるほど。
インターネットの普及で、簡単に色々な情報が分け隔てなく入手できるようになったことで、"にわか専門家"みたいな人々(私もですがw)が増えてきている感じがするのですが、これからは、均質な情報だけでなく、歪な情報を集約した"知"みたいなものが重要になって、それらを自分の血肉にできた方が本物の"知"を活かすんでしょうか。
と、仕事ではマニュアル人間の私が言うと可笑しいな。
そういう意味で、こちらの本は結構楽しめます。

本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事 本の声を聴け ブックディレクター幅允孝の仕事
価格:¥ 1,943(税込)
発売日:2013-01-12