「いない いない ばあ」等が有名な児童文学作家の松谷みよ子さんがお亡くなりになった。
我が家には3人の娘がいますが、当然のことながら全員がお世話になりました。
なんと言えばよいか、適当な言葉が見つかりませんが、松谷さんが書かれた本には「好み」とか「好き嫌い」といった言葉が全く当てはまりません。
自分の娘たちだけでなく、友人の赤ちゃんでも、電車等でたまたま隣に座っていた赤ちゃんでも、誰もが反応してくれる魔法のような言葉と絵でした。
この本が発刊されたのは、私が生まれて数年経ってからなのに、なぜか私も小さい頃に言ったり、反応した記憶があるかのように感じること。
ここ数年で、まど・みちおさんややなせたかしさんなど、素敵な作家の方々がお亡くなりになったのは、子どもやその親にとっては大きな損失だと思う。
それぞれに純粋なお気持ちでお書きになっていたことは、誰でも理解出来るのではないでしょうか。
私の勝手な解釈ですが、戦争体験が少なからず影響を及ぼしているのではと思います。
中東やロシアで騒がしいですが、戦争に正義は無いんだと思う。
できることなら、上記の方々には一度お目にかかってみたかったなぁ。
松谷さんのご冥福を心よりお祈りします。