団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

老人性の乾燥肌になったら

2018-05-18 09:34:22 | 健康・病気

80代半ばの女性は乾燥肌に苦しんでいます。かゆいのでかくと、ますますかゆくなり、夜も眠れないといいます。とくに、両脚がひどく、かきむしったためでしょう、無数のかき傷ができています。

老人性の乾燥肌は、加齢により発汗や皮脂の分泌能力が落ちることから発症します。これらの分泌能力は男性は40歳前後、女性は30代から衰え始めるといわれています。

皮膚の表面には角質細胞が並び、その下に細胞間脂質が詰まっています。皮脂腺から皮脂が分泌され、これが汗腺から出る汗と混じりあってクリーム状の膜となり、皮膚の保湿機能を保っています。角質層には、通常30%以上の水分があるとされます。

この保湿機能が衰えることから、老人性の乾燥肌になります。肌の表面がひび割れ、白い粉がふいてきます。女性の両脚はあちことがひび割れ、白い粉がふいていました。そこをかきむしるから、少なくなった皮膚の保湿機能が壊され、さらにかゆみを増大しているようです。

高齢者の9割が乾燥肌に悩まされ、うち半数がかゆみを訴えているとされます。女性には皮膚科医院の受診を勧め、風呂はぬるめにして、体は石けんでごしごし洗わないように伝えました。

そういう私にも冬になると両脚に乾燥肌の症状が現れるようになりました。このため、冬季は膝から下は石けんをつけて洗わないようにしています。

 

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