70代後半の男性は6年前、左の腰が突然痛くなり、太ももの外側、すねにも痛みが出てきました。さらに左脚が突っ張って歩けなくなりました。
病院を受診したところ、医師からMRI画像で腰椎の変形を見せられ、脊柱管狭窄症と診断されました。血行を良くする薬を処方され、仰向けになり膝を抱える運動をして脊柱管を少しでも広げるよう指導されました。
血行を良くする薬を飲み続けても、いっこうに左脚はよくなりません。左脚が突っ張って痛いときは、幸い車は運転できたので、マイカーで買い物などに行ったといいます。
1カ月ほどたって病院に行ったら、別の医師が診察し「脊柱管狭窄症は軽いので膝抱え運動を続けてください」といわれました。
薬に服用をやめて、朝夕の2回、膝抱え運動を続けたところ、半年ぐらいしたら、痛みがなくなり、歩けるようになりました。再発したら困るので、膝抱え運動は今も続けているといいます。
心強い話です。医師が処方する薬の服用を続けるとともに、脊柱管狭窄症を改善するとされる、膝抱え運動、猫のように背中を丸める四つんばい運動などに取り組んでいます。