タケちゃんは午前8時15分ごろ自転車に乗って家を出て、8時40分ごろ整骨院に着いて開店の準備をします。少し早めに出ることもあるので、8時30分に着くことも。片道25分の輪行です。
朝の散歩をする高齢の女性二人とは何十回もすれ違ううち、「おはようございます」とあいさつを交わすようになりました。そのうち、二人組が一人になりました。一人が歩くのがしんどくなったのかもしれません。そうしたら、最近は女性と行き交うことがなくなりました。散歩を止めたようです。
ロングスカート、ジーパン、コート姿とファッションセンスのよい60代の女性が歩いてくるのをよく見かけました。毎回のように服装が変わるので「おしゃれな女性だな」と思っていました。その女性ともここ3カ月間、会わなくなりました。勤務先が変わったのか、仕事をやめたのかもしれません。
背広姿の50代と思われる男性は十三大橋に向かう坂道で、私の自転車の前を歩いて横切った後、踵を返して自転車の前に来たため、急ブレーキをかけ転倒してぶつかるのを避けました。「こっちも気を付けるから、そっちも周囲を見て歩いて」と声が出ました。その後、作業服姿の男性を何回か見かけましたが、今は会うことがありません。
2台の自転車で通勤している中年の男女ともよくすれ違いました。1年ほど前から、女性の姿が消え、男性一人となりました。
歳歳年年人同じからず。25分の自転車通勤でも行き交う人たちの姿は変わります。