NHKラジオの健康ライフで「養生ですこやかに」(4月22~26日放送)のテーマで話した伊藤和憲・明治国際医療大学教授が「自分の体を自分で知る」方法として3つのチェックポイントを挙げていました。
東洋医学を研究している伊藤教授によると、人の体は車の動力機関に例えると、内臓・筋肉はエンジン、自律神経(交感・副交感神経)がアクセル・ブレーキ、血液・リンパ液はガソリンにあたります。それぞれの働きが悪くなると病気を発症するといいます。
機能がきちんと働いているかを調べるのがチェックポイントです。
拝むように手の先から肘までを合わせてどこまで上がるかをチェックします。口まで上がらない場合は交感神経が優位のアクセルを踏みっ放しの状態といいます。タケちゃんはあご先までしか上がりませんでした。
舌の色が本来の薄紅色か、歯型がついていないか。舌は筋肉の状態を外から見える唯一の場所。栄養や酸素の不足があると薄紅色にならず、歯型がついているのは筋肉がゆるんでいることを示すそうです。私の舌は白く覆われており、歯型もついています。
両手の親指と人差し指で輪っかをつくり、自分のふくらはぎの一番太いところにあてます。輪っかにすき間ができていたら、筋肉や骨が衰えているあかしだそうです。エンジンの強化が必要です。私は輪っかよりふくらはぎの方が大きいのですき間はできません。
チェックポイントで問題があれば、対処する方法は次回に。