パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

ルー:熱痙攣

2017-09-12 05:49:03 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 救急車って、乗ってみると、
何というか・・・「救急車の中だ」という実感がなく、
その空間も、道中の現在地も含め、「ここは何処なんだろう?」・・・でした。

 泡を吹いていたルーは、
救急車に乗ると、我に返り、キョロキョロ・・・。
40度近い熱こそありましたが、ピクピクも止まり、
道すがら、何だかどんどん元気になって来る様で・・・。

バイタルだの病院への連絡だの忙しそうな仕事が途切れた瞬間、救急隊員の方に、
「すみません。こんなレベルで呼んではいませんでしたよね?」・・・と話しかけると、

「そんなことは、気にしなくて良いですよ。」・・・と優しく仰って下さいました。

取敢えずは、まだ気遣って貰えるレベルのSOSだった様です。

でも・・・、それでもやっぱり、
救急車は、私の中で「生死をさまよう人が乗るイメージ」なので、
正気に戻ったとは言え、子供が心配な気持ちと、
救急隊の方に申し訳ない気持ちと、で複雑でした。


 病院は、小児救急のあるところだったから・・・か、
看護師さんも殊の外親切で、気持ち的に救われました。

そこでも、やっぱり気になっていて、
「救急車を呼ぶには早かったでしょうか?」・・・と聞いてみましたが、
「気にしなくて良いですよ。」・・・と、優しくにっこり。

その後、痙攣止めのダイアップ坐薬を2回入れ、
5日間ほど、熱が上がったり下がったりの日々を過ごしましたが、
血液監査にも異常が無く、元気になっていった処をみると、
結果論としては、「早かった」のだろうと思います。

ただ、
痙攣した状態が「ボーダーラインの5分」を過ぎたり、
呼びかけても反応が無かったり、視線が合わない場合、
何度も痙攣を繰り返す場合、などは、
大変な病気だったり、脳に障害が残る事もまれにあるそうで、
やはり早急に病院へ行った方が良い。との事でした。


 話は戻りますが、
Drからは、「幼いので慎重にならざるを得ない」と、一週間の入院を勧められました。

「救急車を呼ぶ=入院」・・・何の不思議も無いはずですが、
そんな場面に遭遇したことの無かった私は、そこまで考えておらず、ビックリ仰天。

・完全付き添い型入院。
・旦那、出張中。
・長男、3才、面倒をみてくれる人いない。

   絶対無理。 無理・無理・無理 ~ ~ ~。

無理と言っている場合ではありませんが、
正気を取り戻したルーを前に、安心と過信で、入院は辞退。
「再び、痙攣を起こしたら、その時は入院。」・・・ということで、
痙攣止めの坐薬と、風邪の症状があったので、その薬を貰い、帰宅しました。

そうそう。
当然ですが、帰宅はタクシー。

そういえば、
亡き母が救急車で運ばれた時、あれは冬の深夜・・・。

タクシー会社に電話をしても、誰も出ず・・・。(営業時間外?)

帰りの「足」に困ったことを思い出しました。



 5日くらい掛かりましたが、
なにはともあれ、ルーが元気になってくれて、本当に良かったです。

日々、健康でいられる有難さと、
支えて下さっている、沢山の人や組織に、感謝 ・・・です。



 
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