ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

今年初物のホタルイカを食べた

2009-01-20 17:44:17 | 通販・買い物

プールの帰りに、ほとんど毎日のようにスーパーへ立ち寄り、買い物をしている。買って帰れば、女房は「一家に主婦は二人もいらない」とブツブツ言っている。自分が買ったものはどこにしまったか何を買ったか覚えているが、他人が買ってきたものは、見せない限り知る由もない。悪いなぁと思いながら、ついつい足が向いてしまう。買い物中毒にかかっているかも知れない。お買い物の楽しみは二つあり、一つは、好物で半額品(大抵は賞味期限が今日か明日)のシールがベタッと貼ってある商品を捜すこと。もう一つは好きな物で、まだ食べていない今年2009_01200001 2009_01200002初物を買うことである。今日は大好物の一つ「ホタルイカ」を見つけた。ホタルイカの旬は4月から5月中旬である。値段は兵庫県産で298円だった。昨年スーパーで見かけたのは1月29日だったので1週間早い。値段は昨年よりも100円も高くなっていた。富山県産もいづれ店頭に並ぶことだろうが、兵庫県産に比べ2倍近くするはず。昨年、富山産を見かけたのは2月4日だった。ホタルイカに酢味噌をぶっかけレンジで温め、ビールをグイッと飲めば最高に幸せだ。9ヶ月ぶりの幸せをかみ締めた。次は富山産を食べる日が楽しみになってきた。店頭に並んだからと言って、即買うようなことはしない。必ずや半額の日がくるので、そこまで首を長くして待とう。

[豆知識]
1.体長4~6センチのこの小さなイカは、体中に1000個もの発光器を持ち、青白い光を一斉に放つ。シーズンの夜に産卵のために、200メートル以上の深海から富山湾の海面を 群遊し、漁師の網に触れて発光する様は、春の風物詩としてよくテレビで放映される。また富山湾はホタルイカ群遊海面として 天然記念物に指定されている。寿命は短く、春に生まれて1年でその一生を終える。
2.産 地: 富山湾の特産という事になっています。特に4月から5月の中旬までのシーズンに滑川と 魚津付近の沖合い一体の海面に群遊します。でも実は福井県や兵庫県沖の底引き網漁 でもたくさん採れます。相模湾でも時々獲れるそうです。
3.品 種: 最も小型のイカ。蛍烏賊モドキ科。何で本物なのにモドキなんでしょうか?
4.学名・英名・地方名 
学名: Watasenia sintillans(BERRY)
英名: FIREFLY SQUID
地方名: 富山県・・・マツイカ・コイカ
明治38年に生物学者の渡瀬庄三郎(東京帝大教授)がホタルがどのような地域に棲んでいるかを調査しているときに、富山県に光を放つイカがいると聞き研究をはじめ、ホタルのように美しい発光をするイカであることから「ホタルイカ」と名付けた。それ以前 は小イカ、マツイカなどと呼ばれていた。   
5.発光 : ホタルイカの発光は、発光物質(ルシフェリン)に発光酵素(ルシフェラーゼ)が作用することによって起こります。この光は熱をもたないため「冷光」と呼ばれています。これは昆虫のホタルの発光と同じしくみですが、発光物質や発光酵素の構造はいくぶん異なっています。
6.成 分 :グリシン、タウリン、リジン、ベタインなどの甘味を感じさせるアミノ酸、アデノシン1リン酸 などの核酸関連物質が混ざり合ってホタルイカの上品な旨みと甘味を作り上げています。アデノシン1リン酸は、アデノシン3リン酸が分解されたもので、さらに分解されるとイノシン酸 (有名な旨み成分ですね。)になります。魚類の場合は、イノシン酸が主な旨み成分ですが、 イカ類の場合は、そこまで分解しないアデノシン1リン酸が主な旨み成分になっています。  
7.食べ方: 茹でてカラシ酢味噌で食べたり佃煮にしたりします。 足だけ集めてイカそうめんにもします。天ぷら、豆腐との煮物、吸い物、みりん干しなどもあります。 生食はなるべく
避けましょう。  
8.ホタルイカが光る3つの理由
(1)≪光で身を守る≫   
ほたるいかの腕発光器は刺激を与えたり驚かせると簡単に発光します。
ほたるいかは暗い海中で外敵に襲われたときなど光を発することで相手を驚かせたり、目くらまし効果を狙った行動のひとつといわれています。
2)≪光で身を隠す≫  
ほたるいかは海中ではからだを水平にしているので、昼間は上から降ってくる太陽光に反応して腹側にある発光器から光を出します。
光が強すぎるとかえって目立ってしまうし、光が弱いとシルエットになり反対に敵に見つかりやすい。つまり、光を上手に調節して敵からわが身を守っていると考えられています。
(3)≪光で会話する≫
同じ発光器をもつイカの仲間でも、それぞれの発光器の数や配列、種類の組み合わせなどは微妙に違います。
ほたるいかの眼は青、水色、緑の3種の色を識別でき、同じ仲間同士やオスとメスとの間で合図を送ったり、集団で行動したりすることができると考えられています。
9.ほたるいかが富山湾に集まる理由 : ほたるいかの大群の発光が見られるのは日本中で滑川近くの富山湾に限られています。日中は沖合の200m~400mという深海に棲み、夜間に海面近く、しかも陸近くまで上がってくるのは産卵や餌生物を追うためといわれています。富山湾で毎年3月~5月頃を中心にこのほたるいかの集群が見られるのは、富山湾のすり鉢のような地形と海流の関係(すり鉢状の底から上に向かって流れる湧昇流)で岸近くまで押されるためといわれています。ほたるいかの寿命はほぼ1年。孵化するまでに必要な時間は富山湾の場合だいたい2週間程度、その後成長をつづけ、翌年2月頃には交接シーズンを迎え、再び4~5月頃に産卵し、その一生を終えると考えられています。
10.富山には、ほたるいかミュージアムがある。ホタルイカは平成8年、富山県のさかなに指定された。
11.毎年4月中旬から5月上旬までの間、滑川漁港からほたるいか観光船2隻が1日1回(約1時間)午前3時すぎに出船します。(予約が必要です)
当日の午前2時30分までに集合してください。(波の状態により欠航することもありますのでご了承ください。)
※早朝海上遊覧方式・・・定置網によるホタルイカ漁の様子を観光船に乗って見学します。
●お問い合わせ
滑川市観光協会
TEL 076-475-0100
滑川市役所商工水産課
TEL 076-475-2111(内線341)

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