笑い転げた”小林万里子”ライブ

１１月５日（土曜日）
夕方、愛妻は九州へ２泊３日の船旅すると言って出て行った。何しようか。確か今夜は山科ライブスタジオ５８でライブがあるはず。
ブログを見るとブルース歌手の女性だ。

小林万里子　完全復活レコ発ライブ
　 ＜プロフィール＞
１９５４神戸生まれ。　78年に『朝起きたら・・・』で衝撃メジャーデビューを飾る。
ラジオ深夜放送などで取り上げられ、有線放送でヒット。
しかし翌年2作目の「れ・い・ぷ　フィーリング」が放送禁止となる。
また81年井上陽水プロデュースによる『ファーストアルバム』をリリースす るが、発売直後廃盤となり、幻のレコードとなる。
その後活動を休止。93年桂枝雀、早坂暁作・演出の芝居に出演し、音楽 も担当。それを機に活動を再開。そして今年9月に約30年ぶりとなるアルバム『朝起きたら・・・』を発売
し、伝説のブルース歌手　浪花のジャニスと称された小林万里子がいよいよ完全復活する。
19時ＯＰＥＮ
19時30分ＳＴＡＲＴ
料　￥２５００　（入場時ドリンク代として別途￥５００が必要です）

小林万里子さんて知らないなぁ。ライブチャージが２５００円なので、メジャーな歌手であるのは間違いない。
放送禁止になるような歌を歌う女性はどんなお方だろう。興味がある。
小雨降る中、今宵もノコノコ出かけた。ライブスタジオに着くと７時前だった。泡盛残波のボトルを抱えカウンター席に陣取る。カウンターの上に小林万里子さんのチラシが置いてあり眺める。

うひょ！サングラスをかけた恐持ての姉ちゃんだ。目の前にいる光浦靖子似 の地味な女性は、お客さんと思っていたが、チラシの下の小さな写真を見るとヒョットして・・・。眼鏡を外し見比べる。私の挙動を見ていた５８のママさんは、笑いをこらえてクックックックと苦しそうな顔をしている。
え～えっ！こんなそこらにいる地味～なオバサンが、放送禁止になるような用語を発するなんて信じられない。
「ゆみちゃ～ん」と田原兄貴とあり乾杯！さんがやってきた。やぁやぁと握手をする。話しを聞けば、昼間にあり乾杯！さんは小林万里子さんと出会い、挨拶を交わしたようだ。
やはり小林万里子さんは知っている人は知っている。７時半からライブは始まった。

Ｃのブルースを歌う。こりゃ青少年には聞かすわけにはいかない。過激なシモネタ言葉が満載だ。２曲を済んだところで肩をポンと叩かれた。おぅ！ブルースハープのアンソンさんじゃない。小林万里子さんは、ブルースハープを吹きながら歌うので、ライブに来たのは間違いない。
次から次に万里子さんは歌う。芸能人をネタにして、こき下ろす歌がお好きのようだ。ブラックマヨネーズ、横山たかし・ひろし、円　広志、島田紳助、のりぴーが血祭りにされる。わっはっは！

よくもまぁこれだけもシモネタ言葉をちりばめられるもんだ。１０人ほどのお客さんだが、どなたも腹を抱え笑い転げる。ムチのバンドを持てばＳＭ万里子女王様に変身する。”ぶって”とお客さんはステージ前に行き、尻を突き出す。この方は島田紳助の高校（大谷高校）の２年先輩だそうだ。

もっと～。
真面目な顔をして”なめしこジャパン”を歌い、これに解説をつける。

女子サッカーの”なでしこジャパン”の選手が聞けば顔を赤らめるだろう。
なめてしこしこ・・・。もうこらえてください。
ライブは２時間だったが、終始笑いの渦に包まれた。今西太一さんも過激な歌を歌うが、小林万里子さんに軍配を上げざるをえない。
ライブが終われば小林万里子さんと皆さん談笑し、記念撮影をした。

大阪箕面に電車で帰らねばならないので、終電車に間に合わなくなると、マネージャーはやきもきしている。もうちょっと待って。今夜聞いた曲は１７曲くらいだった。終始笑い転げるライブもいいもんだ。小林万里子さんの名前覚えたよ。

笑い転げた曲　

どんな歌か3番６番１４番視聴してたもれ。
１．Ｃのブルース（オープニングテーマ曲）
２．つぼイノリオに捧げる歌
３．ブツブツとハゲのブルース
４．さ～からいうたのブルース
５．ふるさと２０１１
６．れ・い・ぷフィーリング
７．君が代（沖縄バージョン）
８．円　広志のブルース
９．？
１０．クイズ紳助のテーマ
１１．健忘快感接して漏らさず
１２．島田紳助虐待の歌
１３．大阪にいらっしゃい
１４．朝起きたら
１５．六甲おろし
１６．のりぴー音頭
１７．なめしこジャパン

記念に一枚ＣＤを購入した（２８００円）。ＣＤに彼女にサインをしてもらったが、翌日しげしげと見れば○めこ！！○んぽ！と書いてある。

思わず「キャッ～」と叫んだ。ジャケットの画像は、赤いパンティーをズリ下ろして英字新聞を読んでいる。何じゃこりゃ・・・・。
収録曲
１．Ｃのブルース
２．朝起きたら
３．れ・い・ぷフィーリング
４．すんまへんのブルース
５．つぼイノリオに捧げる歌
６．いっぺん私も
７．便所のブルース
８．ＯＨ！ジャパーニーズ
１０．母子家庭のブルース
１１．虐待・・・サバイバルブギ
１２．ブツブツとハゲのブルース（ジャズバージョン）
１３．ブツブツとハゲのブルース（ブルースバージョン）
１４．滝ともみじのブルース
１５．朝起きたら

【小林万里子プロフィール】
１９５４年神戸生まれ。
７８年『朝起きたら・・・』で衝撃デビューを飾る。ラジオの深夜放送などでとりあげられ、有線放送でヒット。しかし翌年２作目の『れ・い・ぷフィーリング』が放送禁止となる。また８１年井上羊陽水プロデュースによる『ファーストアルバム』をリリースするが、発売直後廃盤となり、幻のレコードとなる。その後活動を休止。９３年桂枝雀主演、早坂暁作・演出の芝居に出演し、音楽も担当。それを機に活動を再開。そして今年９月、約３０年ぶりとなるアルバム『朝起きたら・・・』を発売し、”伝説のブルース歌手””浪花のジャニス”と称された小林万里子がいよいよ完全復活する。