ボケの蕾が膨らんできた

早春を彩る庭のボケの花の蕾がふくらんできた。１週間もすれば見頃を迎えることであろう。ボケは，バラ科ボケ属に属し，中国原産で，日本へは平安時代に渡来し，以後，庭木や盆栽などとして広く親しまれている落葉低木だ。ボケの花は，通常，３月～5月頃に開花する。しかし，11月ないし12月ころから咲き始める冬咲きのボケの品種もあり，そのようなタイプのボケのことを「寒ボケ」と呼ぶのだそうだ。私はてっきりこの花は季節外れに咲いたりするので、そこからボケの名前が付いたのかと思っていた。年中ボケている私のことを世間では、大ボケと呼んでいるらしい。本物のボケは可愛い花をつけていてもトゲがある。その点、私には加齢と共にトゲが退化しささるようなトゲは無い。いくら触っていただいても怪我をすることはないが、触る場所によっては退化したトゲが復活するかも知れない。後１０日もすれば畑のスモモ、桜と次々 咲くので楽しみだ。よく分からないのがボケを漢字で書くと木瓜と書く。ボケの何所が「瓜（うり）」に似ているのだろう。ひょっとして実から来たのだろうか。貴方はポケモンは知っていてもボケモンは知らないかも。家紋には「木瓜紋」が何種類かある。

［豆知識］
学名： Chaenomeles speciosa (=Tyaenomeles speciosa)
和名 ：ボケ　別名：ヨドボケ
英名 ： flowering quince
科名 ：バラ科
属名 ：ボケ属
性状： 落葉低木
原産地 ：中国

３月２６日（水曜日）
庭のボケの花が見頃を迎えた。