3月22日(火曜日)
梅の花が散り始めると、今度は庭の乙女椿が、一斉に咲いてきた。
椿は余り日が当たりすぎれば葉が変色して見栄えが良くない。
「千重咲き」の薄い桃色の花は、貴女に負けないくらい色気がある。
惜しいかなこの花は日持ちしないで、時期の間に花が茶色に変色してしまう。
当分の間は、この変色した花をもぎ取ることに追われそうだ。
【乙女椿(オトメツバキ)の豆知識】
・ツバキ科。
・学名 Camellia japonica var. decumbens
cv. Otometsubaki
Camellia : ツバキ(カメリア)属
japonica : 日本の
decumbens : 横臥した、伏した
Otometsubaki : おとめ椿(日本名)
Camellia は、17世紀のチェコスロバキアの 宣教師「Kamell カメル」さんの名にちなむ。
・開花時期は、 12月 ~ 4月
・ピンク色の千重咲き椿。椿のなかでは遅咲きのほう。ツバキの園芸種のひとつ。大柄で花びらがいっぱいあるのが特徴。
江戸時代から栽培されている代表的なものの一つで、他藩や他家に出すのを止めたため、「お止めの椿」が「乙女」に変わったとも云われている。
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