「一休寺で沙羅の花を見てきたよ」と言うと、「うちにも沙羅の木があるのを知っている?」と愛妻が言う。 「知らないね」 「塀の所にあるよ」 「あああれか」 「10数年前からあるのにどうして咲かないのでしょう」 「咲きたくないんでしょ」 。家の沙羅の木に花が咲いたのは見たことが無いので、気にもならない。そんな会話をして3日後、「沙羅の花咲いてるけど知っている?」と聞く。「ほんまに?」。一緒にいたTさんが「ここだよ」と案内してくれた。二輪咲いてるではないか。
沙羅双樹の花は半日しか持たないと言われているが、この目で確かめることが出来ると思えば嬉しくなる。
翌日確かめるとボトッと花が落ちていた。
間違いなく一日花だった。
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