3月12日(木曜日)
推定樹齢80年以上の、庭の乙女椿が開花し始めました。
ツバキは直射日光を浴びれば葉が変色するので、半日陰の方が全体的に美しく見えます。この美しい花も3日も経てば、茶色の斑点が現れます。
日に日に茶色の花が多くなれば、今度は目障りになり、変色した花のもぎ取りに追われます。 乙女椿は八重咲きに見えますが、これは、「千重咲き」と言います(千重咲きとは、花弁が重なって咲き、雄しべがない(もしくは、見えない)こと)。
椿のなかでは遅咲きの部類に入り、ツバキの園芸種の一つです。。 江戸時代から栽培されている代表的な花で、他藩や他家に出すのを止めたため、「お止めの椿」が「乙女」に変わったとも云われています。
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