ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

正月二日は”小豆雑煮”で祝います

2018-01-03 01:17:19 | 

1月2日(火曜日)
正月二日は白味噌雑煮では無く、鳥取県民の秘密のご馳走「小豆雑煮」で祝います。
この習慣は結婚以来なので、46年続いております。
母が生きていた時は、12月になれば必ず鳥取から「小豆」を送ってくれていました。
今年の小豆雑煮の出来はいかがでしょうか。お椀の中には大きな丸餅が1個。
甘さ控えめの雑煮は我が家の伝統。

いただきます!

ん?小豆が柔らかくないぞ。女房の感想も同様です。今年の小豆は北海道産とのこと。小豆の炊き方なのか、小豆のせいかどっちでしょう。昨年は丸餅の粘りが物足らなく餅に不満。今年は餅は美味しかったが小豆に不満。お代わりはしないので、本年の「小豆雑煮」はお一人様1個でお終いです。中学、高校生の頃は食欲旺盛。兄弟で競って食べていました。一度に5~6個食べるのが当たり前。これも今では、懐かしい思い出になっています。
あと何回「小豆雑煮」で、正月二日を祝うことが出来るでしょうか。夫婦のどちらかが欠けても伝統は途切れます。
80歳まではと思っていましたが、無理ぽい感じがしてきた今日この頃。
1年1年が勝負です。来年も”小豆雑煮”を食うぞ!

【参  考】
小豆雑煮の文化の無い県で育った方は、「小豆(あずき)雑煮」を見てそれこそ「何じゃこりゃぜんざいじゃない」と発するかも知れません。
だがしかし、これはぜんざいではありません。小豆(あずき)雑煮に入れるモチは「丸もち」に限定されているんです。
鳥取県民はどなたも正月は「小豆(あずき)雑煮」を食べているかと言えば、実はそうでも有りません。海岸沿いの地域では小豆雑煮が多く見られ、山間部では味噌やら醤油が多いようです。鳥取県全体で大まかに言えば、小豆雑煮を食す家が約5割、醤油3割、味噌2割の調査結果が出ています。全国的に見れば、小豆雑煮で鳥取県の右に出る県は有りません。新潟県、石川県、京都府、兵庫県、島根県の一部に小豆雑煮の文化があり、主に海岸沿いに見られるているくらいなものです。

コメント (3)
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