10月12日(月曜日)
今年も芋掘りの季節がやってきた。孫のためにと育てたサツマイモ(鳴門金時)だったが、若嫁から「今年は幼稚園から芋掘りに行くので結構です」と拒否られた。家には親類のあちこちから寺田イモを3箱も頂いたので、どうしょうかと悩む。愛妻に相談すると「プールの友達に声をかけたら」と言ってくれた。明後日から雨が降るとの週間天気予報だ。芋掘りをするならば今日か明日がよさそうだ。プールで泳いで上がる寸前に”頑張り屋さん”の体格の立派な方と細身のお二人さんに声をかけた。「プールの後、忙しいですか?」二人とも「何も予定はありませんよ」の返事が返ってきた。「サツマイモはいりませんか?よろしければ芋掘りをするのでいらっしゃいませんか」間髪をいれず「いいですか?」「いいとも!」。 話がまとまり我が家の畑にレッゴー!
私がイモのツルを刈り、スコップでグイッと掘り起こし、手で収穫できるようにしておいた。熟女二人は嬉々としながら、せっせと掘り起こしている。
いくらトシを重ねても、芋掘りは童心に帰るようだ。12株ほど掘り起こしただが、収穫したイモは小指ほどのやつからゲンコツ大まで、大きさは千差万別だ。
今年の出来は例年と同じようなものだった。好きなだけ持って帰ってと言うが、遠慮の塊のお二人さんは遠慮している。これも入れてあれも入れてと、強引にレジ袋に詰め込んであげた。愛妻は二人とも知っているので、玄関でお茶を飲んでしばし談笑して芋掘り大会を終了した。お二人とも喜んでくれたので、イモを育てた甲斐があった。
細身の頑張り屋さんは本日25メートル自由形で18秒5と自己最高記録が出た。つい4ヶ月前まで21秒が出たと喜んでいたのに進歩は早い。体格の立派な方は数日前に、これまた自己最高タイムの16秒05が出た。彼女も同じく17秒台から1秒5短縮している。帰り際に手を差し出し、爪の垢をもらった。これを煎じて飲んで、明日から心気一転頑張ろう。