ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

ヤエヤマブキとシロヤマブキが咲いてきた

2009-04-20 21:26:29 | 

2009_04200002 2009_04200003 庭のシロヤマブキ(白山吹)とヤエヤマブキ(八重山吹)が咲いてきた。シロヤマブキは花が白色で全体がヤマブキに似ているため白山吹というが、葉が互生で花弁5枚の黄色の花のヤマブキとは別種である。シロヤマブキは4弁花で1弁少ない。 シロヤマブキ(白山吹)はシロヤマブキ属で、ヤエヤマブキ(八重山吹)はヤマブキ属である。シロヤマブキ(白山吹)の葉は対生につ2009_04190038 き、ヤエヤマブキは互生して付く。 シロヤマブキは4個の実を葉裏に付け、熟すと赤から黒に変化する。 白花の清楚さが葉の緑に映えて美しい。ヤエヤマブキは”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色の花である。

【豆知識】
シロヤマブキ(白山吹)
・学名:Rhodotypos scandens Makino
ギリシア語のrhodon (バラ) と typos  (形) から来ているようで、こちらは花の形が一重咲きのバラに似ていることだからだそうだ。
・科属名:バラ科シロヤマブキ属
・原産地:中国、日本
・樹高:100~200cm 花径:3~5cm 花色:白 開花期:4~5月
・元々朝鮮半島から中国大陸に成育していて、氷河時代の陸続きのときに日本にも分布したと考えられているようだ。
広島県、岡山県、福井県、島根県のごく限られた地域に自生する。庭木としてよく植えられる。

ヤエヤマブキ(八重山吹)
・薔薇(ばら)科。                        
・学名  Kerria japonica cv. Plena         
          Kerria   : ヤマブキ属          
          japonica : 日本の               
          plena    : たくさんの、八重の   
  Kerria(ケリア)は、19世紀のイギリスの植物学者「Kerr さん」の名前にちなむ。                        
・開花時期は、  4/15頃~  5/  5頃。夏7月頃に、また少しだけ咲くことがある。
・”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色。
・「山吹」より少し咲き始めが遅い。       
・山吹は実がなるが八重山吹は実がつかない。
・夏になると新しい枝先からまた少し花が咲くことがある。
            

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シャガの花が咲いてきた

2009-04-20 20:19:21 | 

2009_04200009 庭に淡紫色のシャガが咲いてきた。シャガの花は1日しかもたず、開花した翌日にはしぼんでしまう。従って、一日しかもたにような花は、花屋さんには売られていない。都会の皆さんには馴染みが薄いことだろう。昔はどこの家でも、庭の片隅に咲いていた記憶がある。遠くで見るよりも近くで見る方が綺麗だ。

2009_04210011 4月21日(火曜日)京田辺市天王の「無二荘 ぼたん園」には、シャガが群生していた。

アイリスも上から見ればシャガに負けず劣らず綺麗だ。

2009_04190031

【豆知識】
・文目(あやめ)科。                     
・学名  Iris japonica  (著莪・莎我)                   
          Iris : アヤメ(アイリス)属    
          japonica   : 日本の               
  Iris(アイリス)は、ギリシャ語で「虹」の意味。         
・開花時期は、  4/10頃~  5/10頃。
・日陰地、湿地にはえる。                  
・朝開いて夕方にしぼむ。                  
・ほのかに香る。寺院によく植えられる。   
・「しゃが」の名は、檜扇(ひおうぎ)の 漢名の”射干”を音読みしてつけられた。 
・「射干」「胡蝶花」とも書く。                                       
・6月22日の誕生花            
・花言葉は「友人が多い」 

1.シャガは本州から九州に分布するアヤメ科の多年草。常緑の草本で、アヤメ科の植物には常緑はめずらしい。
2.古い時代に日本に中国から三倍体が持ち込まれ、野生化したものと考えられている。
3.シャガは三倍体で種子を作らないし、球根を作るわけでもない。地下茎で繁殖し、群落を形成する。
4.葉は2列に互生して袴(はかま)状に並び、長さ30~60センチメートル、幅2~3センチメートルで光沢がある。花茎は高さ30~70センチメートル、上方で分枝し、径約5センチメートルの花をつける。花被片(かひへん)は6枚で白色から淡紫色、外花被片の内面中央部に橙黄(とうこう)色の斑紋(はんもん)があり、毛状の突起が並んでとさか状になる。

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