「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

今週のお題「住んでみたい街はどこですか?」

2006-07-11 23:16:40 | お題

京都!

しかも北白川あたり!

具体的に言うと恵文社の上に住みたい!(具体的すぎる)

 

 

あんなところに住めたら…ステキでしょうねえ。

恵文社には毎日帰りに寄って、

夕方には疎水沿いを散歩したりして(桜の季節が最高!)

お休みの日には、四条河原町あたりの雑貨屋さんだのブックカフェだの行きまくりで、

エキュバランスにもしょっちゅう行って

ベックルージュにも行って(どちらもケーキ屋さんです)

お寺めぐりもし放題、……ああ、ステキ!!

 

 

でも実際は、結構考えました(笑)。

今住んでる街がめっちゃ住みやすくて、大好きだから。

おいしいケーキ屋さんも(まだ言うか!本当に失礼!!)、おしゃれでなごめるカフェも、センスのいい雑貨屋さんも、変わった本屋さんも全くないけど、でも住むのはとってもいい街。

なんでだろう?と考えた。だってうちには、あんなに↑したいことがあるのに、それができないこの街の、どこが好きなんだろうって。

 

ひとつ思いついた。

この街は「ホームタウン」…帰ってくる街、なんだよね。

そもそもここが発展したのは、梅田や、京都で仕事をする人が住む場所だったから。

そういう中心のところよりかは土地が安いから、どんどん人が増えていった。だいぶ大きくなったけど、それでももともとのベッドタウンであることにはいまだ、変わりはない。

どんなに便利でも、どんなに華やかでも、

私は「よそから人がやってくる街」にはあんまり住みたくない。

皆がどこかに出かけても、夜にはただいまって帰ってくる街が好き。

だから今のこの街は、最高だ。

 

 

 

でも、ケーキ屋さんはあればいいのになー…。おいしいとこ。(くどい)


「日曜日」ワンピース

2006-07-10 22:55:12 | きょうのできごと

昨日の補足。

昨日はちょうど日曜日やったのに「日曜日ワンピ」とかややこしくてしょうがなかったですね。すみません。

「日曜日」っていう、ゲームのキャラクターがいるんです。「街」っていうゲームで。(実写なので女優さんが演じてはります)

どんな人かというと…謎の美女。

いつも白のスーツを着ていて、真っ赤な口紅が印象的な…見るからに聡明そうで、魅惑的で、それでいて、常に謎をまとっている人です。

優雅な微笑みの裏には、数々の思惑と策略…それでも彼女の命令には、素直に服従してしまいたくなる、そんな女性です。(ちなみに服従したくなるのはうちではなくて主人公ですよ。…うちも服従したいが)(えー)

 

昨日、真っ白なシャツワンピースを、襟を立てて着たら

髪を巻いてたせいもあり、そんな日曜日のことを一気に思い出しまして

テンション、がーーーってあがったんですが

 

母の一言で目が覚めた。

い…いかん、コスプレに走っては!

あぶないあぶない。井川遥井川遥…(←呪文)。

 

し、しかしお母様…!的確に私の隠された嗜好をついてくるとは!

さすがです…

 

 

ワンピースは本当は真っ白です。

病的なほど白い(by母)ので青で塗りました。

あと、うちは足を長く描きすぎですね。

母とうちは体型が似ているため、ほとんどの服を共有できるんですが、

ズボンはぜったい、うちはすそを踏んづけるという悲しみ。

どうして私は足が短く育ってしまったのか、謎です。神様ナゼデスカ……


神戸へドライブ

2006-07-09 23:50:31 | 旅行とお出かけのこと

家族で。

……っ!(←痛みに耐えている)

 

我が家には、現在車がありません。

前あった車は、あまりに古いので、こないだ廃車にしたんですよねー。

で、誰も買い換えようとは言い出さない、と。

まあ、我が家は「車ないとややキツイ」場所に位置しているわりには、車ない時期の方が長かったので、別にどうということはありません。うちは原チャあるし。皆バス使うのにもそれほど抵抗ないし。

で、車ない時期と…今、お世話になりますは、レンタカー!

いやあ、便利だね~。

車って維持費とかめっちゃかかるんですってね。そういう意味でもレンタカーは我が家にちょうど良い。しょっちゅう出かけるわけじゃないし。

うちが車持ってるカレシさんとかゲットできたら完全にモウマンタイなわけです!

 

……っっ!!(←痛みに耐えている)

 

 

まーそんな、いつものパターンの出だしはそろそろ終わりにして

今日の日記をちゃんと書きましょう!

えーと、めずらしく私が日曜が休みだったので、じゃあドライブでも行こうか?と。前日決まりまして。

場所は…京都は散々行ってるし…奈良?奈良もなあ……。あ、今うちが毎週楽しみにしてる「功名が辻」の舞台をめぐるってのはどうかなあ!長浜城とか!

「長浜は…遠いなあ」by父

ソウデスヨネ……ここ、一応大阪だし。しかも長浜行ったらうち絶対「海洋堂フィギュアミュージアム」行きたいもん!親といくとこじゃないよね!絶対我を忘れる自信あるし!(おーい)

ていうか、琵琶湖って島があるの!?竹生島…船で行くの!?すごい!

「そんなんいかへんよ」by母

はやっ!!なんでー!?

「神戸行こうよ。靴とバック買いたい」by母

せっかくドライブなのに~。

……待てよ、神戸、買い物、車……

ピキーン!

 

 

長いよ!!早く出発しろ!!

という(内なる)声が聞こえてきたので話を進めます。

お昼11時ちょっと前、我が家を出発。行き先は…「マリンピア神戸 ポルトバザール」!

神戸の巨大アウトレットモールです。

昔、友達が行ったって言ってたんだよね。うち、こういうのやたら覚えてて、しかも必要なときに引き出せる。すばらしいよなあ…(その記憶力を、もっと「他人」に向けられたら…)

 

でもうちはアウトレットってあんまり良いイメージなかったんだよねー。

だけど、今日、ひっくりかえった!すばらしすぎた!

自信持って言える。いい買い物が出来た!!

まあそれは買い物上手の母がいたせいでもあるけど…。

 

今日学んだこと。

アウトレットでは、「普段高くてちょっと…」と思っているところこそじっくり見るべきである!

普通にありそうなところでさあ、B級品だから千円!みたいなのもいっぱいあったが…やはり、それより、いいとこの、いい物が、安くなっているのを見つけるべきだね(いや、あたりまえかもしれんが…。うちそういえばまともにバーゲンって行ったことないんだけど、バーゲンでも同じだよね)。

難点は、物が多すぎて、そのいいものが見つけられるかどうかが結構運?みたいなとこ…?

 

今日の一番の収穫は「UNTITLE」の白いワンピース!

2万8千円くらいのものが、なんと9千円弱に!

すばらしい!っていうかUNTITLEだよ!?私が!全く入れない感じのお店なのに!(すいません普通の方にはそうでもないと思うけど、うちみたいなチョンチョコリン…悪い意味で年齢不詳女にはものすごく敷居が高いの!!)

でもそれも母のおかげでした。

うちは最初、ノースリシャツワンピみたいなのが気になって、触ったら、すごく手触りが「いい生地」ってかんじだったの!!で、その元の値段の高さにびっくりして、つまりこれはすごくいいワンピースなんだろうと!母が試着してみなさい、と言ったけど、それすらだいぶ躊躇…だってチョンチョコリンなのに!

で、試着室。着れない事はないけど、ちょっとゆとりがない。もう1サイズ大きいのにするかなあ、と思った。鏡を見ると、まるで「日曜日」(←「街」の)みたいでなんかちょっとカッコイイ!?

気になる点といえば、着ていた緑のキャミがうっすら透けているとこ。でもこれは、目立たない色を着れば問題ないだろう。

あと…着た瞬間、なんかちょっと、…違和感が。自分で言うのもなんですが、うちは色が相当白いです。特に全く日に当ててない腕と足は白い。

鮮やかともいえる、まっしろ!なワンピース…から、のびる私の白い手足は、すこしあってないような気が、した。

だけど日曜日効果(脳内BGM「氷の美女」)で「でもこれはこれでいいかも?」と外へ出てみる。

母に、もうひとつ大きいのを持ってきていただくよう頼むと…

すぐに、持ってきてくれた。もうひとつ、違う白いワンピースを、手に持って。

これもかわいいんじゃない?と。一目見て、私は「…えー」と思った。日曜日の聡明さ(……)はない、普通のワンピース。しかも色はアイボリー。

だけどすぐに、自分が洋服の買い物がめっちゃ下手くそなのを思い出して、そのワンピースを受け取った。

 

うちはすぐに、「一見したおもろさ」とか「ウケ」を重要視して買い物してしまう。

「日曜日」とか…、あきらかにそのパターンじゃん!

一回その普通のを着て、でもまだ「できるいい女コスプレ」も捨てがたくて、

大きいサイズの「日曜日ワンピース」も着てみた。

今度はサイズもいいかんじ。やはり、シルエットの美しさはすばらしい。

だけど…自分に合うものを着なきゃ。

 

最初は妥協っぽかったけど、しばらく見ているうちに、どんどんその普通のワンピースがかわいく見えてきて…もう、いまやいきなりお気に入り服にランクイン!名前つけようか迷ってます(迷うな)

 

でも、いつまでも母に頼ってちゃあかんよね…。

変な服を「なにこれー!」って嬉々として手に取るたびに「だめだめ。井川遥井川遥…」と我慢するようにしてます。普通にかわいく見える服を着よう!がテーマ。こないだの井川遥(ドラマのことです)のように清楚でかわいい…ぐは、険しい道だ!!

だって普通にかわいくしてれば、ちゃんとかわいい服屋さんにも入れるんだよ!(どんなカッコしてたんだ今まで)

かわいくはなくても、きちんとしよう…それがテーマ。井川遥井川遥(呪文)

 

お昼は五穀米のとりそぼろ丼を食べ、フランフランとかも見て喜び絶頂!みたいになり…

近くにちょっとした海岸があったので、サンダルで果敢に波打ち際まで行って、しゃがんで海を見てました…。

海はいいなあ。波とかずーっと見てても、飽きない。

少年達はもう海に入ってたりして、ちょっとうらやましかったです。

足くらいつけたかったけど、絶対砂浜でどろどろになるし…。レンタカー汚すとまずいし。

 

アウトレットモールではすっかり仲間はずれみたいになっていた父は、あたらしく出来た神戸空港を見学したくてたまらない様子だったので、そのあと向かいました。

感想…「ちっちゃ!」

いや!いやあの!バカにしてるとかじゃなくて!びっくりしたの単純に!

あの広さでも、空港ってやれるんだなあって…だって伊丹とか、関空とか…まったく見渡せるような規模じゃないし!(神戸空港は簡単に見渡せます)祖母の家があるから何度もいってた鹿児島空港だってかなりおっきかったし、空港ってそういうもんだと思ってた!

そんな空港で、すごい強風で髪をめちゃくちゃにされながら、2機ほど離陸するのを拝むことが出来ました!

すごいね。

美しい。

飛び立っていく後ろ姿、神々しかった。

うちは割と何度も飛行機乗ってるけど(祖母の家が鹿児島だから)、やっぱ離陸の瞬間って、ドラマチックなかんじするもんなあ。空港で働いている人や、パイロットの方々には毎日の作業だろうけど、乗ってる人にとっては…旅のスタートだったり、人生の旅立ちだったり、ドラマなんですよ!(いや帰省もいるけど!あと出張とかも!)

だからあんなにキレイなのかな。飛び立つ双翼が。

仕事してる人にとっては毎日の作業…っていうのは、なんでもいっしょだなあとぼんやり思ってた。ケーキ屋も。本屋も。忘れてはいけないよねえ。お客さんにとっては、壮大なドラマの1シーンなのかもしれないいうことを。

滑走路で作業していた人たちが、動き出す飛行機のお客様に向かってずっと手を振ってて、最後には一礼して、滑走路から去っていく姿を見てぼんやりそう思ってた。

 

 

その空港の展望台?も、アウトレットのところも、日曜日ということで、親子連れが本当に多かった!視界に映るカップルが気にならなくなるくらい(……っ!←またか)親子連れがいっぱい!

ちいさいこは本当にかわいいね~。「ひこうき、ばいば~い」って言ってる女の子とか!ピコピコいうサンダルで歩き回る男の子とか!かわいい~~!

でも見てかわいいって思うのはうちが他人だからで、親御さんにとっては大変なこともめいっぱいあるんだよねえ…。天使のはずが、悪魔にも感じられたりして。シャレになんないしんどさなんだろうなあ。想像するしかないけど。

他人の目とはそういうものだ…とか、大量のかわいい子供に「かわいい!」と言いながらそんなこともぼんやり思った本日。

つーかさ、そうやってすぐ物思いにふけるのやめろよ!

しかもそれを全部覚えておこうとかするなよ!

日記が異様に長くなるんだよ!

もう1時間以上書いてるし、これ。あー…さすがにつかれてきた。

 

晩ご飯は地元の、おいしいステーキ屋さんに行きました。

せっかく神戸に行ったのにケーキ屋さんひとつも行けなかったけど…まあ、しゃーない。今度行こう。

あ、あと初めてセルフのガソスタに行ったんだけど…

もうやめときます。明日は早いし。


敗北。

2006-07-08 23:19:07 | きょうのできごと

…………8月にまた東京に行こうと思ってて、

それはケーキを食べに、なんだけど

せっかくだから話題の執事喫茶にも行こう!と思ってた。

(メイド喫茶は前回行ったのでもういい)

で、調べてびっくり。かなり先まで予約がいっぱいらしい。

8月の土日の予約の受付は、7月8日朝8時から、ってなってて、

今日は遅番だからよし、いける!って思ってた

 

のに…

 

全然つながらないーーー!!

どんだけ人気なんだ、執事喫茶!

やっとつながった頃には(1時間以上後…)

もう予約はいっぱいで

 

わたし負けましたわ…(回文)

 

あー…ちくしょう!

うちも「お帰りなさいませ、お嬢様」って

カッコイイ執事さんに言われたかったよう!

あー…くやしいー!!

 

 

 

(かわいそうな奴だと思って読んでください。)


コック帽!

2006-07-07 22:53:46 | きょうのできごと

ちょっとちょっと!

辻、やるなあ!

 

(あ、辻っていうのは辻調です。私は実は卒業生です。辻調グループのひとつ、「辻製菓専門学校」の。)

 

いやはや聞いてくださいよ。

今日メルマガが来てて、それ見てあわてて確認しに行っちゃいましたよ。

通販でグッズとか少し売ってたコーナーが

「辻調100%オリジナルのプロ仕様白衣のほか、コック帽、トルションなど、新商品が追加されました。」

って!!

コック帽!ちょうど最近欲しいなーと思ってて、なんとかしてゲットできないかとか考えてたところだった!

ありがとう!神様ありがとう!

 

というわけで興奮冷めやらぬまま

注文してきました。

…早!!

私の、怖いところはここですよね。

欲しいと思ったら、値段なんぞ気にならない。

普段の昼食は、コンビニの100円パンだって高いと思うようになって、

食パンをホットサンドにして持って行ってるのに!

100円のペットボトルのお茶だって毎日だと高いから

朝紅茶沸かして持って行ってるのに!

 

というか、こういうときのために日々は節約してるんです!

…やせるし、いいよ。(それは栄養失調だろ!)

 

 

まあ、注文はしてきました。

コック帽と、トルション♪

あのよくわからない巾着袋にもウケて買いそうになりましたがこらえました…

特製ボールペンもほしくなったけどこらえました…

つうか、白衣の写真のマネキン怖すぎ!

興味のある方はどうぞ→http://www.tsujicho.com/oishii/shop/catalog_original_goods.html

 

 

しかし、白衣とか売り出すとは…

いや、うちみたいなのにはありがたいんですけどね。

「いろんなグッズが登場しました」って…ちょっとおもろいよ!

ハリーポッターの公式サイトみたいだ。(オペラは昔あっこでハリーの杖を買いました)←バカ

でもまだまだ、通販はちゃんとやってるわけじゃないから

クレジットとかでは払えないし、入力フォームもやりにくいことこの上ない!

いやでも、愛する母校だからそんなことすらいとしいです。

がんばれ~!

 

 

あ~~帽子、早く来ないかなあ♪♪

来たら写真載せます!(イラネー!)


「恋愛中毒」 山本文緒

2006-07-06 22:37:11 | 感想文

Loveholic 「恋愛中毒」……

何年か前に、ドラマにもなったこの小説は、こういう一文で始まる。

 

「恋は人を壊す。」

 

なるほど恋は人を壊すのだろう。自分にすらコントロールできない感情が、相手を巻き込み、傷つける。相手が動かなくなるまで傷つけ壊すか、傷つけないように我慢して自分を壊す。誰よりも傷つけたくない相手であるはずなのに、一番に壊しかねない相手でもあるのだ。

だが、人が壊れるのは別に恋だけではない。もっとたくさんの例があるだろう。日常的に。

この主人公は特に、恋をすると壊れていってしまう人だ。そういう自分を痛いほど理解しているはずなのに、気がつくとまた同じところに向かっている。まっすぐ立っていようと、心がけているのにもかかわらず、である。

 

「どうか、どうか、私。

これから先の人生、他人を愛しすぎないように。

愛しすぎて、相手も自分もがんじがらめにしないように。

私は好きな人の手を強く握りすぎる。相手が痛がっていることにすら気がつかない。だからもう二度と誰の手も握らないように。

諦めると決めたことを、ちゃんときれいに諦めるように。二度と会わないと決めた人とは、本当に二度と会わないでいるように。

私が私を裏切ることがないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。」

 

 

物語の序盤で出てくる、彼女の過去の決意がこの言葉である。

相当辛い目にあったのだろう、と思わせるこの独白。

しかし、ここで「二度と誰の手も握らないように」と誓った彼女は、

その後、また新たな恋に出会う。

しかしそれを責められるはずもない。当然だ。一人で生きていくにはこの世界は広すぎる。彼女が光の方へ手を伸ばすのを、誰が止められるというのだろう?

問題は、そのあとどうするか、だけであって。

 

 

「今」の彼女が、「昔の自分」を語る。

物語は昔の彼女の目線で…前へ進んでいく。

だからおそらく、彼女が思い出したくないことや、覚えていないことは…なかなか出てこないのだ。終盤まで。

数々の事実が終盤で明らかになり、最後にやっとつながる。

まるでパズルのピースがはまるように、ぴたりと。

思い出を語る彼女は、それでも…まだ、物語の中を、進んでいる。

彼女を壊しうる、恋の物語の中を。

 

 

 

**************************************

 

 

途中何度も「やばい、うちこれ絶対読んだらやばい…!」と

思いながら一気に読みきりました(……)。

山本文緒さんの小説は初めて読んだのですが。うん。おもしろかった。

最初はとまどったけど。だって何行かあいた次の段落が、いきなり違う舞台の話!っていうのが何回かあって。

あと、最後にはめまいしましたね。…そうきたかーー!って…。

ドラマは全く見てなかったんですが、おもしろかったのかな。

つうかこの、原作どおりだったのだろうか…エンディング……。どうなのそれも。

 

うちも気をつけよう!(えーーーーーーーーーー


「+LOVE T」届いた!

2006-07-05 18:55:24 | きょうのできごと

わーい!かわいい~!

あんまり見えないけど、濃いブルーのジーンズはいてるとまるでネスとかリュカの気分!

…いや、彼らはボーダーやけどさ…

マリオ!マリオの気分?

…いや、うちルイージのほうが好きやねんけどさ

 

そんなん聞いてません!

 

というわけで、+LOVE T (プラスラブティー)届きました!

うちは普通バージョンの…えーと、白地に銀色のロゴ入ったやつも注文してました。

かわいい。普通に。

もう今年はTシャツ買わんでいいわ~。

 

つーかMOTHER3バージョンは外では…着れないよね?

というわけで今着てます。

しかしこのかっこのまま来客応対しちゃったよ!

何も言われなかったけど…(そりゃ言わんだろう)

 

来客は、うちの今や唯一の「お客様」。

月に一度、20個焼き菓子を作るのを頼まれていて…もう2年くらいか?

お金ももらってます。

というわけで、今日は朝からてんてこまいでした。はー…。

だって5時引渡しって言っちゃったのに焼きあがったん4時半とか!

そっから冷まして袋に入れて…ありえねーよ!!

冷凍庫につっこみました。ごめん。冷凍食品(←とばっちりで一時的に常温に出された)。

まあ全ては休みだからって寝こけてたうちが悪い。

買い物行くのも遅かったうちが悪い。

あー…つかれたあ。

あわてすぎて写真撮れなかったよ…。しまった。

 

今日もまたたかこさんの本(3)より。すだちのケーキを作りました。

しかし作る段になってはじめて生地が二種類あることに気づいた。

…もっと早く気づけよ!

あれだね。最近じゃとりあえずなんでも作れるからさあ、何が書いてあったとしても別にかまわないんだろうね。いやいきなりアメ細工!とかはもちろんできないんだけど。もう大体わかるやん?シュガーバッターか、スポンジみたいな共立てか、ビスキュイみたいな別立てか。チョコのケーキだろうがヘーゼルナッツのケーキだろうがすだちのケーキだろうが、その大元はどっかにあてはまるわけで、あてはまるのなら別に怖がることはないんですよね。

まあ、その油断がちょっとパニックの原因となったわけで。反省反省。

いやだって、まさか、あんな素朴なケーキにヒトワザきかせてあるなんて思わなかったんですよ!さすがだなあたかこさん。あなどれないぜ!

 

…出来は……20個ちょうどしか作らなかったのでわかりません(おーーい)

まあ、おいしいのでは…ないだろうか。失敗という失敗は…してな い…

あ!冷めてないのにすだち風味のアイシング塗っちゃった…それぐらい。(それぐらいじゃねーよ!大きな失敗だよ!しみこんどるよ!!)

すみません。


コシ・ファン・トゥッテ(それが女ってものだろう)

2006-07-04 23:36:25 | きょうのできごと

少女コミックではイチオシだった「のだめカンタービレ」も早いものでこの間15巻が出ました。

…いやー、あのさ、あんまり巻を重ねられるとさ、それだけで人に勧めにくくなるから困ったもんだよね!

いや、でもおもろいから必死で宣伝するけどね!

 

ストーリーの詳しい話は今回はおいておくとして…

うちはまあ、千秋様が好きです。まあこれは、フツーね。

のだめちゃんもすきです。

めっちゃ大勢の個性的な脇キャラで好きなのは…

オーボエの黒木くん、東洋の真っ赤なルビーのキヨラさん、多賀谷彩子さん

なのです。…意外にフツーな人が多い!?

つーかうちまじめな人大好きやしね!黒木くんなんかくそまじめってかんじ!いいわあ~♪

キヨラさんもまじめで好き。かっこいいし。

 

そして、多賀谷彩子。

うち、自分でもなんでこの人が好きなのかよくわからなかったんだけど…

なんか、かわいいな、と。プライドめちゃ高くて、頑張り屋だけどそれを人に見せなくて。

千秋様の元カノってことで…かわいそうやねんけどさ。

 

コシ・ファン・トゥッテ!(それが女ってものだろう!)は、

オビの紹介にも使われてるけど、かなり多賀谷彩子らしいすばらしいシーンです。

5巻後半やね。泣けます。

 

「今はただ…

憧れて 尊敬して やまない

彼の あの言葉を 信じたい

 

私には、歌がある――」

 

くうう(←泣いてる)。

歌をやめれば、千秋ともうまくいくんじゃないかしら…と考えたこともある彩子。

だけど…歌を、自分の声を、ほめてくれたのは他でもない、千秋。

他の男の人に心を揺らされながらも、

千秋のことも忘れられなくて、

悪いか、こんちくしょーーー!

と。

それが女ってものだろう!

と。

 

 

大好きよ。彩子さん。

 

 

 

うちも

私には、お菓子がある…と、いいたいね。いいたいね。

悪いか、こんちくしょー!の後にね。


Save your tears

2006-07-03 23:25:22 | きょうのできごと

Save your tears
for the day
when our pain is far behind
on your feet
come with me
we are soldiers stand or die

 

Save your fears
take your place
save them for the judgement day
fast and free
follow me
time to make the sacrifice
we rise or fall

 

これは攻殻機動隊の「rise」の歌詞なんですが

訳詞がこれ↓(歌詞カードに載ってる)


痛みが遠く過ぎるまで
涙は見せるな
その足で立ち
共にあれ
我々は戦士
立たぬものには死のみが待つ

 

成すべきを成せ
恐れは審判の日まで取っておけ
私に続け
その身を捧げる時は今

 

 

かっこいいよな~

内容もだけど、訳詞の仕方が。

特に2段落目は、一行減ってるけど意味は通ってるし

確かに最後の一行を無理に訳すとなんか変になりそうだ。

 

今、MOTHERの歌の訳詞をしてるんだけど…(もちろん自分のために)

むずい~~~。

あんなかっこいくできないよ!

 

響きもいいよね。

成すべきを成せ、っていいよなあ。

 

 

成すべきを成さないと。

 

 

立てた誓いは、ひとつくらい貫いて見せろ、私。

心が引き裂かれても立っていられるように、守り通せ。

「立たぬものには死のみが待つ」


「功名の旗」(功名が辻感想)

2006-07-02 23:11:32 | 感想文

き、吉兵衛……!!!!


 


めっちゃ泣いたよ…。つーかいやな予感してたんだ!


オタクぽく言うと、前回と前々回の吉兵衛クローズアップはもう


「死亡フラグ」以外のなにものでもなかったんだーーーー!!


あーん。


 


「功名が辻」っていう言葉が、吉兵衛から出るとは思わなかった。


すごいかっこよかった。みんなに、続けーー!って声をあげるところも、


一番乗りで、敵に囲まれながらも、堂々名前名乗るところも。


 


あかん…悲しすぎる。


一豊が必死にわしの城の天守に立て!とかいうのを聞いて笑うのとか


回想で、一豊のことを自分の息子のように思ってた、っていうときに


にこにこ笑って一豊の後を歩いてたこととか…


ああ、あとたきね。たきにも、ちゃんと言えたのに。


 


手紙、書いてたんだね。


遺書を持ち歩くって、たまに冗談とかであるけどさあ


うちは本気でそれ、やりたいんだよねー。


うちらはもう、戦国時代の人達みたいに、


「明日、上司のために命を投げ出す」とかの覚悟はすることはないけど


いつ死ぬか分からないんだから、不慮の事故でそうなったときのために


って。


 


でも不慮の事故の場合、遺書が残るとは限らない。


(火事とかじゃ燃えるし、水難とかだと濡れるし、強盗に襲われたときは証拠隠滅のために盗まれるかもしれない)


だからこそ、感謝は日頃から伝えておくべきなんだよね。


 


不謹慎かもだけど、そんなことを考えた。


吉兵衛が愚かだって言ってるんじゃなく。


だって吉兵衛はちゃんと伝えてた。


たきに。一豊に。


 


 


自分の一番大事なもののために戦って死ぬ、


鮮やかで、あこがれる。


そして最後は笑って死ぬ、


…吉兵衛、おつかれさま。


 


 


 


 


あー…来週は、お市様がーーー!!


秀吉…今週はやなとこだけしか出番なかったな…。でもがんばれ。これからはもっと辛い!(うちが)