14日に、初・ゆかたで祇園祭参戦が決定している私のひどいセリフ。
「白いゆかた欲しいな~。買おうかな~。
でも男の人と行くわけでもないのに買ってもしゃーないよな!
いいや、紺ので。」
誘ってくれた親友に対してコレ!!
撃て!こいつ、撃て!!
まあいつものことですね。
すみません。我慢できなくなったらホント、撃ってくださって結構です。
つーか撃たれないと気づかんやろうし(最低だ
それか、うちのああいう発言はかなり戯言やから見逃していただいてるのか…。どちらにしても、各方面にすみません。
しかも男と行くわけでもないのに、ゆかたを買いました。
しかもピンク。
まったく発言に誇りをもってませんね!
信念を勝手に決めて勝手にくつがえすな!あほか!
でもね、すごいかわいいの!!
ピンク?ピンクっちゃピンクなんだけど…白にも近い、紫も入ってる。
トンボと…花?の、上品なデザインなんです!
うちが持ってた唯一のゆかたは…確か高校?いや、中学…?
そのくらい昔に、でも自分で選んで買ったものだったんだよねー。
紺に、あやめの柄。帯と下駄がセットで確か4千円くらいの…。
それもまあ、嫌いじゃないんだけど、ちょっとさすがに飽きたというか
普通すぎておもしろくないというか(その考えを改めるための日記ではないのか、おとといのって…)
直接のきっかけが、去年?唐突に女友達と花火大会に行くことになって…
そのときの彼女の着物が…そう、たしかゆかたではなく、夏用の着物だって言ってた…
白地に、淡いピンクのお花が描かれてて…
本当にかわいかったんだーー!!
もともと美人で、いつもちゃんとオシャレをする子で(その昔、化粧をしたことがなかったうちをしかりとばした子です…)
何着てもかわいくて大好きなんだけど
特に!その着物を着てるときは
うちが守ってあげたい気分になったの!!可憐過ぎて!!
もうさ、うちがハンパにゆかた着てる場合じゃないんだよ!いっそのこと男物のゆかた着て、おっきめの下駄とかはいて、人ごみから彼女を守るようにだけ歩いて、ラムネが飲みたいって言ったらあけてあげて、その子が足が痛いって言ったら下駄かえてあげるの!!きゃーーー!!(自分捨てすぎだ)
うちが本当はそんなんしてほしいとかじゃなくてね。そんくらいかわいくて、だからうちもかわいいゆかたがほしいと…あれ?してほしんじゃねーか!!
まあ、それはともかく。
結論としては、うちはミーハーってことです(イヤなシメだ。)
でも、白いゆかたって…あんまりないんだねえ。
いや、あるんだが。…高いのよ。
そういえば雑誌とかで人気のモデルさんはよく白いのを着ている、気がする。白っぽいのが集まっているあたりにいったら「vivi」だったかな…とにかくギャルさん雑誌とのコラボ!みたいなコーナーだった。白くて、ピンクで淡いお花が描いてあって…まさに理想的なんだけど、高い。3万円くらいしてた。…それは無理だし。高くてもなあ、1万円くらいじゃないとなあ、もうすぐデジカメの支払いが…(つーか、あれ払えるのか!?マジで)
セットで4千円くらいのコーナーを見つけて、ひとつひとつ見ていく。うーん、白いのはやっぱり点数が少ない。あるにはあるんだけど、柄が気に食わない。大輪の花とかは、好みじゃないんだよねえ。あ、白に…黄色と、緑の花?のものを発見。…さわやかだなあ。これはこれでいいかもなあ、とか考えてたら店員さんがやってきた。
私は、私に近づいてくる勇気ある(どんなだ)店員さんをそうかんたんには逃がさない。
全くの他人の目が必要なのだ。服の買い物には。
私が欲しいものをすすめてくれるだけならいらない。
今、初めて、私の姿を見て、初対面の相手と話をする私を見て、似合うと思うもの、それを聞き出したいのだ。
というわけで、今回はこの人。
とりあえず紺を持っていて、白っぽいのが欲しいんだけど、ここらへんはちょっと、これはいいようなかんじ、とかを伝えて、あとは言われるままにしておく。自分から「どういうのが私に合うと思いますか?」とは聞かない。聞かずに、聞き出す。昔は近づいてくる店員さんが苦手だったけど、自分が接客を経験した後、なんとなく気づいた。店員さんだって、ただ店番をしているわけではない。ある程度勉強もしているし、ある程度自分の審美眼にも自信があるだろう。なら、すすめさせてあげよう。話させてあげよう。しかし、これは運もある。ただ高いだけのものをすすめられることもあるかもしれない。だけど押し切られるほどの私ではない。いらないものはいらないといえばいいんだから。こっちからつかまえ、話しかけるのではなく、仕事としてこっちに近づいてきたなら、仕事をさせてあげよう。そう思うと、服屋さんの店員さんも苦手ではなくなり、むしろ、その時間が楽しくなった。(そういえばうち、美容師さんにもこんな接し方してるな)
店員さんが近づいてくるのが苦手、という方にはこう考えるとどうだろう?と提案したくなる。まあ、いらないものを断る力だけは必要ですけどね。「ちょっと考えてみます~」とか言えばいいんだよ。
そんな私を知ってか知らずか、その人はわりと早めに、こんなのもあるんですよと、ひとつ、出してくれた。
それが今回買ったこれ。
向こうにしたら、適当にすすめたもん買わせたラッキー、しかも高い方!…かもしれないけど
(最後まで迷った。4千円くらいの白いさわやか系のやつか、1万円弱のこれか)
うちとしては狙い通り。欲しいものは、うちの目に映らないものだ。
(4千円の妥協より、1万円のお気に入りを買おう…男と一緒でないにしても←しつこいぞ)
完全な利害の一致。
実際、お気に入りになったし、大成功である。
色が白いから、こういう淡い色も似合いますね、とか
僕はこれが実は一番お気に入りで、おすすめです、とか
着物似合いはりますね、踊りとかやってはりましたか…?とか、
最後のはちょっと無理があるので「うるせー!やってるわけねーだろ!!」とか思いましたが…(台無し)(でもこんなぼんやりしてる女が踊りやってるとか言った方が台無しだよ…)
そういうさ、持ち上げトークも、お金と商品の上で成り立つビジネスの一環なんだと思うと、楽しいですよね!(え、楽しくない?それにたいして、優雅に微笑むうち、とかも楽しいんだけど…え、これおかしい?)
うち普段はめったに…じゃなくて全くひとからほめられないからなあ…
お互いいい気分の方がいいじゃないですか。…いい気分で高いものを買う。すすめてくれたこと、試着させてくれたこと、接客でお世話になったこと、その全てに対して、ありがとうございました、と笑顔でお金を払う。これぞお店で服を買うということ!
なんかすっかりゆかたの話じゃなくなってるなあ。
そういえば、最後に台無しなことを言いますが
もちろん、私は1万円の現金など持ってないので、クレジットで支払いました☆
大金持ち歩くのがイヤとかじゃなくて、本当にないんですよ?今月は。
あーー!!支払いが!!(苦しみ無限ループ)