「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

鹿児島に帰ってました・3

2015-08-25 23:53:05 | 旅行とお出かけのこと
3日目。この日は母の実家がある大隅半島へ向かいます。めちゃ朝早く祖母の家を出発。

今日もとっても開聞岳が綺麗です。

途中で通り過ぎたコンビニ(セブイレ)に「日本最南端のセブイレです!」って表示があった。通過するのと同時に気がついたので写真は撮れず。くやしい…。写真撮りたかった…。セブイレ限定の圭くんのウイダーinとか記念に買ったのに…!(あるかわからんけど)
そうそう、コンビニで思い出したけど…前行った時よりもコンビニがめちゃくちゃ増えてて本当に驚きました。祖母の家の近くにもいっぱいできてて驚愕です。あの辺は確実に、ひとっつもなかったのに…!
「○○(私らの家がある町名)、確実に負けてるねんけど…!」
コンビニがいくつもつぶれてもはや増えなくなりましたよ…!一番近いコンビニまでいまだに徒歩15分!地域のスーパーのが少し近くにあります!!(……)

山川(やまがわ、らしい)の港から出発するフェリー、なんとすでにいっぱいでした(出航時間よりだいぶ前に着いたのに…)。次のには乗れるけど、次は3時間後…。父は即、鴨池港を目指すことに。……まあ…綺麗な開聞岳も最南端のセブイレも見れたからいいけど…(あとうちらは乗ってるだけなので全然しんどいとかないけど…)。

鴨池港から錦江湾を渡るいつものフェリーには無事乗船できました。朝ごはんも食べずに出てきたので、とりあえず名物のうどんを食べようと食堂を目指すうちら4人。

かきあげうどんにしてみました!つけあげ(鹿児島弁で「さつまあげ」のこと)は標準のトッピングで全部についてます!
さあ食べようってとこでフェリーが動いてるのに気づいたうち、大慌て。
「イルカ…イルカ見ないと…!!今出たらどうしよう…!!」
私、猫舌で熱いのめちゃ苦手なんですが必死で食べ終わり、「ごちそうさま!ちょっと行ってくる!!」ってデッキへ向かいました。もう…何十年も、じゃないや、十何年も前ですが、私はこのフェリーに乗って、イルカを見たことがあるのです!2回!!前に帰った時は見れなかったけど(そして船長さんに操縦室に入れてもらったりもしたけど…詳しくはこちら→「鹿児島への帰省・1」「」)

船の中で一番前に行けるとこに行って、じっと海面を見つめます。カメラを誤って落としたりしないようにストラップを腕にぐるぐる巻いて。…まあイルカが飛び出た瞬間にシャッター押すとかどう考えても不可能なんですけど(視界が狭くなっちゃうので探してる間はレンズ覗いてないし…)、もしかしたらすごい楽しい気分のイルカがいて、2連続ジャンプとかしてくれるかもしれないし…!(えー…)

前はこのへん、このへんだったの…!イルカも何もないのに飛ばないよね。船が来たから飛んだんだと思うんだよね…!

…まあ、そう簡単には見つかりません。大体うちの体はひとつしかないから、反対側でイルカがぴょんって跳ねてても気づけないわけだしね…。

ああそういえば、今日もいい天気だ。うちの望んでた「青い空と、青い海」だ…。
向こうに見えてる島は「知林ヶ島」だそうです。テレビで紹介されてるの見たことあるけど、干潮の時に道が陸と繋がって歩いて渡れるようになる島らしい。おもしろそう!なんだっけ…フランスの…モン・サン・ミッシェルみたいやん!

あと桜島。もやってて、肉眼でもよう見えなかったです。

皆様もご存じでしょうか。桜島の「噴火警戒レベル」が4になり、結構ニュースにもなってましたが…
ちょうど、あの日でした。この写真撮ったの…。時間も結構近くて、私達は対岸の垂水港に着いた後、母の実家を目指して走っている時にラジオでそのニュースの第一報を聞くことになり、めっちゃ驚きましたよ…。

挨拶をして、お墓参りをして、…親戚が集まって皆で一緒にご飯を食べる時、テレビではL字でその噴火警戒レベルの引き上げの旨がずっと流れてました。…でも叔父や叔母たちは特に反応してない(というかお客さんがいっぱいでそれどころじゃない)。ビビッてるのは大阪から来た私達だけみたいで、さすがだなあと感心してしまいました。噴火も降灰も本当に日常な鹿児島の人たち…。生まれてから3年ほどしか暮らした期間がなく、その記憶もまったくないうちとは、当たり前ですが感覚が全く違います。
いや、もちろん警戒レベルのニュースを無視してるとかではないんですよ?慣れすぎて舐めてるとかでもない。実際、島の人たちは即避難完了したそうですし…。さすが、覚悟と危機感が違います。本当に桜島はいつ爆発してもおかしくないんだっていうのは、何か、テレビで錦江湾の観光ガイドさんも言ってた気がします。昭和火口とかあるけど、そこの近くじゃないからって安全とは限らないし、どこが爆発しても不思議じゃないんだって…。聞いた時は「なんだそりゃ、怖っ!」って思ったけど、それは本当にそうなんだろうねえ…。

私は次の日から仕事なので、この日の15時台の新幹線で帰る予定でした。弟も同じ新幹線で帰るということで、慌ただしくも母だけを残して再び薩摩半島側の鹿児島中央駅に戻るべく出発します(母は実家に1泊、市内の叔母の家に1泊で私達より2日長く鹿児島にいました)。
帰りのフェリーでもずっと海面を見てたんですが、イルカは発見できず…。くう…でもうちはあきらめない!写真…は、難しいとしても、もう一度この目でイルカを見るまであきらめない…!

帰りの車の中では、ラジオももうずっと桜島のことばっかり。南日本放送(だっけ?)とかならわかるけど、高校野球がやってるNHKラジオでも緊急ってことで桜島のことが…。海沿いを走ってる間、桜島がずっと見えていたので、ついじっと見てしまってました。「(今、目の前で噴火しちゃったらどうしよう)」とか考えながら…。あと、これの影響でお盆の帰省を早める人もいる、ということで道もちょっと混んでる気がした…。途中「間に合わなかったらどうしよう」ってちょっと思ったからね…。間に合ったからよかったけど。

弟が新幹線の切符を券売機で買ったら、あの青っぽいのんじゃなく、昔ながらの黄色っぽい切符の色のが出てきたので、二人して不安でじっと見てしまったけど、まあ大丈夫だったっぽいです。私は指定席を事前に予約していたので、…そして新大阪駅で人混みの中をお互い探すのも難しかろうと、ここでお別れってことに。…いやうちはそりゃさ、新大阪から自分の住むとこまでの電車の間でもしゃべったりしたかったけどさ、多分弟はあんまそう思ってないだろうから…しくしく。あとうちも、前日にお土産屋さんから我が家に送ってたお土産の時間指定に間に合うかギリギリだったのですごい急がなきゃだったんです…。職場に持って行かなきゃいけないしね…。
そうそう、駅のそばで働いている叔母の一人が、仕事中なのに(多分無理矢理時間を作って)久々に帰って来たうちら姉弟の顔を見に会いに来てくださいました…。車の中でメールはしてて、到着時間とか叔母の仕事開始時間的に会えない、残念です…って話はしてたんだけど、せっかく近くにいるのに会えないとか!!ってことで来てくれたみたい。本当に数分だったけれど、うちらに一つずつお弁当とお茶を買って下さって、「また帰って来てね!今度はゆっくりね!」って言ってくれました。ありがたいですね…。

しかもうちの好みをご存じなのだろうか!そぼろ弁当!!
おいしくいただきました。

そうそう、今回はちょこっとだけ時間に余裕があったので(そして指定席で慌てなくてよかったので…)新幹線の「顔」のとこ、撮りにいったんだよね。

長い!!(顔が)
本当は特急とか乗るたびにやりたいんだけど、いつもギリギリってか、乗るだけで必死になっちゃうんだよなー…。撮れてよかった!

帰りもうとうとしたり、阿川佐和子さんの「聞く力」読んだりしながら(アンタ新書好きだね…)、新大阪到着。うちは大阪に帰ったら、大阪の蒸し暑さにめちゃ文句言おうと準備してたのに(本っ当に最悪ですので…)、めちゃ涼しくて拍子抜けでした。お盆を過ぎれば涼しくなるとは言うけど、ここまでとは…。つい1週間前、このどケチの私が、家でもクーラー入れないと何もできないくらいの暑さだったのが信じられません…!夜でもそんなだったのに…!
新大阪からも急いで帰宅。荷物の指定時間は少し過ぎていたのですが、ヤマトさんもめちゃ忙しいのか私より後の到着で(※もちろん指定時間内です!)、お土産無事ゲットでした!よかった…。

さっそく開けた自分用のお土産がこちら!!

こんなん買うでしょ、普通に!!
お土産屋さんに並ぶ多種多様なお菓子たち。「安納芋」がほとんどを占めてる中、「紅はるか」使用のこちらはめちゃ目をひきました!!

お花の形になっててめちゃかわいい~~!!味もめちゃおいしかったです。

箱の横。平成19年誕生なのか…。知らなかった。あ、「唐芋」っていうのは薩摩芋のことです。鹿児島弁です。さっきの「つけ揚げ」と同じですね。「広島焼き」を広島の人はそう呼ばないらしいのと一緒(多分)。

忙しい帰省でしたが、楽しかったです。
桜島は依然心配ですが…。てかそんなん言ってる間にすごい台風も来て大変そうですが…。

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