「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

今週のイザヤさん(デュラララ!!12話感想)

2010-03-27 13:41:34 | デュラララ!!
※この色はイザヤさんのセリフ。
※私はイザヤさんが好きです。ボロクソ言ってる時もありますが(……)。


セルティじゃ、なかった。
首の子は、体も首も「張間美香」だった。
死んでなかった。
あの首に見せかけようとした者の意思と、
自分でなくても愛されたいと願った者の意思が合わさって、偽者の「セルティ」が生まれた。

その事実を前に、呆然とするもの二人。
一人は首なしライダー。すぐに整形に関わったと思われる医者の元へバイクを走らせる。
もう一人は矢霧誠二。長年望んでいた「俺の愛」の正体が、全くの他人であるストーカーだとわかって立ち尽くす。
「…嘘だ。そんな…。じゃあ俺は…。」
「ま、君は本物と偽者の区別すらつけられなかったわけだよ。アンタの愛はその程度って事だねえ。」
誠二のすぐ後ろに突然現れ、一番当人が聞きたくないだろう言葉を囁く悪魔。
「…ごくろーさん。」
言うだけ言ってすーっと画面からフェイドアウトする悪魔。…ホンマに悪魔やわぁ…。すっごい馬鹿にしたみたいな言い方だし。しかもこの去り方も異様にウザい。後ろに重心を移して倒れるように画面外へ行くんですよ!…そのまま後頭部地面にぶつければいいのにね(※私はイザヤさんが好きです)(……)。
さらに次の瞬間上から視点のカメラに変わるんですが、その時はもう誠二の近くにいないし!早いよ!


…人々は解散したらしい。いつもの街の様相を取り戻している。
「しかしすごいよねぇ…。」
つぶやくイザヤさん。チラリと目線をやった方向には、未だ茫然自失状態の誠二を支えるようにして歩く張間美香の姿。向こうもイザヤさんの方を見る。
そこにドタチンが来るんだけど…すっごいおだやかに会話してる…。意外と相性いいのかこの二人(いや、ドタチンはあのいつものメンバーを考えると、誰とでもうまくやっていけるのかも…)。ダラーズの名前の由来、そんな自信たっぷりに言うってことは、創始者に聞いたんでしょうか。
黒バイクもいまやダラーズの一員と聞いて、超盛り上がるゆまっちと狩沢さん(「すっごーい!すっごーい!すっごーい!」がかわいい。あの子の口癖なんだろうか)。冷静に「本当か?」と聞くドタチンに、軽く笑って、でも何も言わず手を振って、去る。
うっ…ウザい…?いや、かっこいいかも?なんかちょっと色気を感じて…むかつく…かも?(えええええ)

でも次のシーンで色気もふっとぶ。
後ろから声をかけられて振り向いた帝人が見たもの。道路にある…ブロック?みたいなのにわざわざ乗って偉そうにペラペラしゃべってる23歳の姿。
ウゼエ!!!
なんでそこに乗るの!?
…あー言わなくていいかも。高いところが好きなんですねわかります。
「アハ、人間とは本当に想像以上だねえ。」こっ…ここの笑いマジうざいいいいいい!!発音的には「あーハん」って感じです。うぜえええええええええ!!
「ただ、帝人くんは日常からの脱却を夢見ているようだけど、」ここの言い方もすっごい…うざい。「たーだ」って伸ばしてるんですよ!アハハ!もうあまりにうざくて笑けてきてしまう!しかも前のセリフと繋がってるからホントつっこみが追いつかない!しかもセリフはまだ続く。ここまで目を閉じてるんだけどここで開けて、
「東京の生活なんて、半年も過ぎれば日常に変わるよ?」ここの言い方ちょっとかわいい。
「さらに、非日常に生きたければ、よその土地に行くか、あるいはもっとアンダーグラウンドなものに手を出すしかないねえ。」帝人、黙って聞いてます。いやこれ口挟むとか無理か。やたら高速で間を置かずにしゃべってます。そしてまだ続きます。
「でもそっち側も踏み込めば、たぶん3日で日常になってしまうんだろうねえ。」
隣のブロックにぴょんと飛び移り、バランスを取ろうと大げさにゆらゆらしてから帝人の方をまっすぐ向いてポーズ(右手は最初に背中でもたれてたポールに、左手は腰に)。ウザッ!!!!
そのウザいアクションにではなく(多分)その言葉に初めて帝人が反応を示す。ずっと無表情で聞いてたのに。さっき拾った…誠二が持っていた小さいナイフを手の中でぐっと強く握りなおす…。
その反応もきっちり見てるのかもしれない。次のセリフは全体的に語気が強くなってる。…カメラさんカメラさんアオリはやめてくださいなおさら表情がうざいです…。
「本当に日常から脱却したければ、常に進化し続けるしかないんだよ。目指すものが上だろうが、下だろうがね。」
ひらりと飛び降り、帝人の方に近づきながら、…両手を大きく広げるように動かしながら、どこか謳うように言う次のセリフ。
「日常を楽しみたまえ。」
脱却しようとあがくのは無駄だってこと…なのかな?常に進化し続けるのは不可能ってことなのかな?…確かにイザヤさんは、全力で日常を楽しんでるように見える。少なくとも非日常を求めてはいない。…そこはすでに通過した地点だから、帝人に向かってそう言うんだろうか?

おお、今回の作戦におけるイザヤさんの役割って、「波江さんのケータイの番号の提供」だったんだ。…それだけ!?いやあでも、これ知らなかったらこんなにうまくいったかわかんないよね!?今回は帝人に敬意を表してタダにするって言ってるけど、通常だといくらくらい取るんだろうねえ…。
ていうか、近い!近いよ、顔!!

「君の組織だ。利用したい時は勝手にするといい。」
突き放すような冷たい感じで最後にそういって、顔を離す。
…と、唐突にぴょこぴょこと楽しそうに移動して、今度は帝人の後ろに行くイザヤさん。その不可解な行動に驚く帝人。……次の瞬間、目の前にポストが飛んでくる!!あぶねーよ!!帝人に当たったらどうすんねん!!つーかこの移動シーン、コマ送りでもしようもんなら死ねます。アクションがウザいのは今回、全編にわたってまんべんなくあるような気がするけど…最高潮はここだ!やたらカワイイ動きなんです。それでいてずっと無表情なのでかなり怖い。つかうぜえええええええ!!

「イ~~ザ~~ヤ~~……!」 もちろん投げたのはしずちゃんです。手に標識も持ってる!
「…そろそろ引き上げ時らしいね。」 くそっ…色っぽい…。ウザい…!(えー)

少し離れたところから、帝人にぶんぶんと手を振るイザヤさん。
「じゃ、がんばれよー!田中太郎くん!」
くるりと身を翻し、背中向けて逃げ出す(←しずちゃんから)いつものイザヤさんなんだけど…ここ!くるってまわるとこ、手でピースみたいにしてて本っっ気でウザい!!いやちょっとかわいいけど…かわいいけどさあ……なんなのアンタ!!(今更…)


翌日。すっかり日常が戻ってきた。街にも。事件に関わったどの人にも。
その内の一人であるセルティ。ナレーションがちょっとおもろい。
「(会いたくない人間に偶然出くわすのもまた、…いつもと変わらない。)」
うん、それ偶然じゃないよきっとね。
……つーかさあ……、またいきなり前言撤回?ここのアクションも相当ウザい!
恐らくセルティが通るのを見越して、わざとらしく偶然を装って、横断歩道を渡ってるんだけど…、すっごいウキウキ渡ってんの!
初見ではつい、「気持ち悪っ!!」って叫んでしまいました(※私はイザヤさんが好きです)。
もうウザいってレベルじゃないよね!マジで!!ウザい通り越して気持ち悪いわ!!(※私はイザヤさんが好きです)
ペッラペラペッラペラしゃべる様子もウザいわあ…。「もうアンタを怖がる奴はいないさ。」はいいセリフだけど、後は何もかも嘘くさいし。「電話して♪」がウザくてウザくて殴りたいほど。
でも最後、セルティが行ってしまってから小さく「……またね。」ってつぶやくのは…怖い…。もうやだこの人!


で、ラストもまたイザヤさん。今回ホント出番多くて書くのが大変…。
あの部屋で、波江さんと話をしてるのだけど…、情報が多すぎて、それがサラリと語られすぎてて、…正直、何がなんだかわからない。
とにかくわかるのは、
・セルティの首はこれからイザヤさんが預かるらしい。
・今回の件は、思った以上にイザヤさんが裏で動いていたらしい。
ということ。

首を持ち出したのは波江さん。…なんでここに持ってきた!?
波江さんは行方不明ということになっているらしい。会社ももう乗っ取られるし…これからここで暮らすのか!?
1話でぶつかった美香さんは、今とは違う服を着ていたことがずっと気になってた。あれは手術の時の服で、それにカーディガンはおった格好で逃げ出してきた(整形後、より完璧なセルティとなるために記憶を消すと波江さんに言われて、誠二の事を忘れたくないから逃げた)んだなということが今回わかったわけだけど…、今の服を渡したのが…イザヤさんだった……。は、はぁ……!?ならその時にケータイ渡すなりアドレス知るなりできるだろうから、メルアドの謎は解決だけど……な、なんで?あ、あの格好でウロウロするのはいくらなんでも無理があるから?(速攻で警察に保護されそうだしなあ)……波江さんに頼まれて行く先を探して、捕まえる代わりに、誠二が見つけやすそうな目立つ服を着せて街を歩かせることにしたとか…?あの服、元の美香さんのじゃないやろし。いや?あのカバンに入ってた可能性はあるか。ていうか服渡してる場所、ここ、何!?最初は自販機に目がいって、路地裏みたいなとこなのかと思ってたんだけど、左側に絵画が飾ってある…。
美香さんを煽ってケータイ捨てさせて、波江さん達の監視下から一瞬外したのもイザヤさん。それでいて自分では場所をずっと把握してて、それを波江さんには言わないで…何が目的だったんだろう……。
さらにあの、自分で帝人のところに行った時、部屋から美香さんを追い出してたのもイザヤさんだった。…あの時鳴ったあの電話、あれは部下?からの連絡だったのね。「清掃車?」のセリフ、イザヤさんのものだと思うんですが……声色違いすぎ!怖えええええええええ!!
波江さんの元に美香さんを連れ戻されないようにしてた。…何のため??セルティと会わせるため??
最終的に……この首が、欲しかった、とか?そのために全てを動かしてたの…!?

あの世とか、天国とか、デュラハンとか、ヴァルキリーとか……ほんとわかんない。波江さんももっとツッコんでくれよと思うけど、彼女もこのぶっ飛んだ男の言うことがよくわかってなかったから、黙って聞いてたのかもな…。
「それが地獄だとしても、苦しみしかないとしても、そこに俺が存在するならかまわない。…だがまあ、できることなら天国の方がいいよなあ。ねえ波江さん。みんなで天国に行こうよ?」
……こ、怖い……。何言ってるのかわかんなくて怖い…。よくわかんないけど、…波江さん?…逃げたほうがいいかもよ?
しかもセルティの首を肩のあたりに乗せて、愛しげに顔を寄せて…。次回予告で絶句してたこのシーン、…本編でも絶句やわ。し、しかし美しい…。

首を両手で高く掲げるイザヤさん。シルエットだけど、きっと笑ってる。口の端を上げて。
「…地上に落ちた天使を、俺達の手で羽ばたかせてやろうじゃないか。……ねえ?」




・このOPもこれで見納めか…。
・セルティ速え!!さっきまで道の真ん中で叫んでたはずなのに!つーか痛い!
「君には感謝しなくちゃな。君がいなければ、姉さんはまた、彼女を狭い研究室に閉じ込めてしまっていただろう。」……え?これ、セルティに言ってるんだよね??な、なんで?どういう意味??
・誠二…最初から最後まで気に食わない奴であった…(えー)。つーかすごく遠いけどそのアクション!姉弟やねえ…。
・美香さん……すっごい驚かせていただきました。すっかりだまされてました。なるほどね。だからケータイも使えるし、ちゃんと人間として機能してたのね。しかし、じゃあ3話で委員長と街で会った時も、演技してたんだ…。すごいわぁ…。
・すっごい明るく話しながら、カギを開けてるシーンの怖いことといったらない!でもストーカーってあんな感じなのかもね。イザヤさんも言ってたね。守ってやってるつもりなんだって、って。
・ああ、受験の時に一目ぼれしてストーカーになったのか。…ようやく10話の帝人の反応の理由がわかった。そうね、誠二と美香さん(=杏里ちゃん)が同じ中学じゃないってんなら、入試の時しか接点ないのもわかるわな。なるほどね。
・ところですっごく緊張した様子の帝人が帝人らしくてなごみます。……そういや、同じ学校受験してるのに、この時に紀田くんと会ってない(1話が数年ぶりの再会だったみたいやし)というのは不思議ですね。紀田くんはエスカレーター式に持ち上がりだったとか?
・美香さんのイメージが上がったり下がったり忙しい回である…。カギ開けのシーンは相当怖いけど、杏里ちゃんの口から聞いた印象よりかは普通のかわいい子にも見えるし、「どんな趣味でも、私なら合わせてみせますから!」はけなげなセリフにも聴こえる。いやあでも、侵入しといてそれはないわな。…ストーカー、ダメ絶対。
・あぁあ怖ぇえ~。血が飛び散るシーンがなくてよかったけど、…それでも怖ぇ。すっごい音してますよ…。よく生きてたな……。
・新羅ぁ……。
・悪魔だ。悪魔がいるぞ!(えー)
・めっちゃ控えめな大岡裁きみたいな帝人のセリフに笑っちゃう。何そのまとめ!てかここ、「君」って呼びかけてる相手が誠二から美香さんにいつのまにかシフトしてて、すごい混乱した。差をつけようぜ!それか間を置くとかさ!

・あのねえ、セルティと新羅の会話はねえ……別にもうイザヤさんの件で書き疲れたからではなく、…書きようがない。何とも言えない。
・デュラララ!!は「歪んだ恋の物語」だと、公式サイトにもある。テーマの一つなんだろう。ここまで一番目立っていたのは誠二(首に恋)と、波江さん(弟に恋)だったけど、それを遥かに凌駕する歪んだ想いの持ち主が…新羅だった。
首なしのデュラハンであるセルティに恋をして、その首のありかを知っていながらずっと黙っていた。首を見つけたら、セルティがいなくなってしまうかもしれないから。
「…君の幸せのためなら諦める、とは言わないよ。これは君と僕との愛を賭けた戦いだ。僕は決して君を離しはしない。そのためなら、他人の愛も、死も、僕自身も、…矛盾してるようだが、君の想いすらも利用してみせる。」
…自分の想いだけを相手にぶつけるキャラは今までもいっぱいいた。だけど、こんなにはっきりと、堂々と、その想いの歪んだ形を口にする者がいただろうか?…新羅はそもそもこういうしゃべり方だし、これは開き直ってるだけって取れるかもしれないけど、今までの新羅を見てると、ただの開き直り宣言ではないことはわかる。…これは本人の「覚悟」なんだろう。
・初見で一番「…えぇ~」と思ったのは、セルティがあっさり許しすぎってとこだったんだけど……20年間の付き合いの中、こちらからは見えない新羅の想いをずっと感じてたんだろうし、セルティ自身の想いもあるだろうし…それを全て受け入れてくれる現在の新羅を許さないわけがないのかもね。…しかしはた迷惑なバカップルである。なんか二人の中では思いっきり完結してるみたいだから、色々想像する気にあんまなれない。…てか、まだ終わりそうにないから、あんまヘタなこと書けないし、考えられないのかも。
・とりあえず新羅の中の人の演技がすばらしかった。セルティの怒ってる時の口真似と、自分の思いを静かに述べるその差がすごかった。あと、新羅のマグカップは発売すればいいと思うな!

・そういやあんだけ登場キャラが集結してたというのに、紀田くんだけ蚊帳の外(泣)。しかしかわいいな…!「なんつーかぶわー!って感じで、すごかったらしいぞ!」
・愛の逃避行組。それでいいんかい!って感じやけど…まあ誠二は本人が口にした通りで、美香さんの方もそもそもストーカーだったんだし、自分が愛してるってことが大事!みたいなもんだろうから、見事利害一致なのね。お幸せに。
・甘楽はともかく、セットンと田中太郎さんはお互いに気づいてないんでしょうね。いつか気づく時が来るのでしょうか。つーかチャットの声誰だ。
・セルティ、そのウザい通行人轢けばいいのに…(ひでえ)。
・うん、セルティが幸せなら…いいよ。よかったねセルティ!!
「(私はここにいる。あなたはそこにいる。私があなたの救いなら、あなたも私の救いだ。)」

・あれを、悪かったなの一言で済ますか…。誠二、やっぱり最後まで印象最悪でした。
・美香さんまで印象最悪で終了か。…ああそうだ、この子が帰ってきたことによって杏里ちゃんが…うう、どうなるのかしら…。
・セルティのナレーションってやっぱすごく落ち着く。2話ラストを思い出す。
「(だが本当にそうか?結局人は、人の心などわからないのだろうか?……『常に進化し続けるしかない』。あの男の言葉が頭に響く。)」
・今回を1クールの最終回とするなら、エピローグは「昼休みの屋上での攻防」。それならとても幸せな感じやね。帝人のピュアさに微笑ましくなった後、まさかの紀田くんのアタック現場遭遇に笑ってしまう。発見から10秒で蹴り飛ばされる紀田くんかわいそう(笑)。しかも昼食くらい入れてあげろよ!ああもうかわいいい…三人ともかわいい…!
・なのに真のエピローグが次の「二人と首との天国談義」だから最高に不吉な感じに…。もうこれは2クールの予告みたいなもんだと思いたい。しかしこんな終わらせ方するとか、ホントかっこいいなあ…。


1クール最終回として見ると、…ちょっと詰め込みすぎたかなあという印象。前回が良すぎるってせいもあるけど、あの盛り上がりを受け止める最終回としては……うん、自分が贅沢になってるってわかってます。でもまあ、これ最終回じゃないし。次が2期なわけじゃないし。まだ色々終わってないんだから、まだ判断を下すには早いね、きっと。
2クール目も、超期待して見ます!!
4月からはアニマックスで1話から放送しますので、見逃した方は是非是非。
デュラララ!!最高!


【今回のサムネ】
「みんなで天国に行こうよ?」のとこ。次回予告から印象的過ぎました。
直前(「できることなら~」あたり)の、伏目がちになってるとこと迷ったんですけども、やっぱりイザヤさんらしい方の顔で。
2クールも、どんなサムネ候補が来るのか楽しみでたまりません!