「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

今週のイザヤさん(デュラララ!!10話感想・前半)

2010-03-13 23:56:31 | デュラララ!!
※今回、記事が久々に一万字を越えました。…うっわあ…どれだけ書いてんだうち……。
遊戯王文庫版感想文以来ですね。前半・後半に分けました。読みづらくて申し訳ないことです。
※ついでにカテゴリ追加しました(遅いよ!)。感想文以外も入ってます。
※この色はイザヤさんのセリフ。


帝人が下校しようと校門のところまで行くと、いかにもヤンキーな男女が待ち構えていた。
女の方がわめく。お前の知り合いのせいで新しいケータイを買うはめになった、と。
わけもわからず混乱する帝人は……思い出す。
あの、3話の、気が狂ってるとしか思えない……いやそれは言い過ぎか、相手どころかこちらまで恐怖のどん底に突き落とすようなことをサラリとやってのけた男の事を。

友達というほどの間柄ではない、と至極真っ当な主張をしてみるものの、男の方が思いっきりからんできた!
そこに「首なしライダー」が現れ、見事な回し蹴りを炸裂!
吹っ飛ばされ、地面に倒れる男。
しかし、次の瞬間の光景は、もっと信じられないものだった……。

「よっ!」という声と共に、両足そろえて男の背中に飛び乗って、そのまま軽やかにジャンプジャンプ……。踏むたびに小さくうめき声が上がるのが楽しいのか、笑いながら跳んでる。肘を真横に広げて楽しそうに跳ね続けるその姿、まるでホッピングで遊んでる子供のようです!(例えが古ッ…!ホッピングって今でもあるんだろうか……)
ケータイを踏み潰したときといい、今回といい……
人前に出るとより奇行に走りたくなるのか!?どうなの!?情報屋の折原臨也さん!?

何が怖いって、すっと素に戻るのが一番怖いよねこの人……。女もびびる(てか帝人と杏里ちゃんもきっとびびってる)。ゆっくり近づきながら、こう言う……。
「……俺が女の子を殴る趣味がないからって、なんて殊勝なんだろう。」
ここ、実は上手く聞き取れなくて……「殊勝」で合ってるのか不安……。
【殊勝(しゅしょう):心がけや行動などが感心なさま。けなげであるさま。】
らしい…ので、ニュアンス的には間違ってない……とは思うんですが。でも意味はよくわからない…まあイザヤさんの言うことだしね(ひでえ)。まあ、ここはそんなことより次のセリフがすごいんですよ!!!!
「彼女にしたいけど……ゴメン。君、タイプじゃないから……。」
ああああああああああああああ!!(落ち着け)
殊勝とかのあたりは、いつもながらのアクションつきで、ウゼエ感じなんですよ!でも、ここ!ここは超イケメンボイスなんです!!彼女にしたいけど、のとこは手も下ろして肩も下ろして目もつぶったままで本当残念そうに言うんです!で、ゴメンで顔だけ上げて…キャー!
まあ、タイプじゃないとかひどいんですが。
次の瞬間びしっと指差して「帰れー!」とか超ひどいんですが。
ああ、でも、いいなあ……!直後にタイプじゃないから帰れと言われるとしても、あの声で彼女にしたいけどゴメンとか言われてみたいなあ……!(ええええ~ええ~)
でもそのヤンキーな女の子がひどいよーとか言って泣きながら走り去っていくの見て、「まったねー♪」って手を振るイザヤさん。ウゼエ!!ていうか帰れって言ったのにまたねって…ひでえなあ…。

「さて、竜ヶ峰帝人くん?」
帝人の方に向き直るイザヤさん。……つか、向き直る前に、セリフを発する前に、横目でチラリと帝人の様子を見てるイザヤさんが恐ろしいです……(そこまで見てるお前もな!)。
「俺は君に会いたくて校門の所に隠れて待っていたんだー…。ちょっと用があってね。」
隠れて!なんてマヌケな……!
このセリフを聞いて、ちょっと前の校門あたりが映るシーンを探してみたんですが、発見できませんでした。見つけたら笑ってやろうと思ってたのに!(えー)ちなみにモブの学生さんが校門あたりで何かにビビッて方向を変える様子は映ってたんですが、あれはヤンキーに反応したんだろうし。
「ところでさあ……なんで黒バイクがいるの?」
ゆっくり振り向いてこう言う。なっ……見事な連携プレーだと思ってたのに、示し合わせて来たんじゃないとか……!もしセルティがいなかったら、どうするつもりだったんだろうイザヤさん。まあでも、強いみたいだし回し蹴りもできるかもですが……。
つか、振り向いたイザヤさんがまた無言で口の端上げて笑ってますよ!怖い!つーか近い!!

「ぶんぶんー!ぶるるんーぶんぶんぶるるんー……」
「(シュールすぎる…。)」
辛辣すぎるよ帝人くん!(笑)
ていうかもう、何やってるんでしょうね……。次回予告の時点でも謎だったけど、見ても謎だよ!
とりあえず、無言(+エンジン音@ウザヤ)で帝人の後をついていってる二人。帝人が堂々とごまかして逃げようとしたから堂々とついていってるんですね、わかります。
諦める気配のない二人に、トンネルのあたりで意を決して振り向く帝人。「用件があるならここで伺いますが…」という声が震えてる。その必死な様子と裏腹に、何とも言えない微妙な表情をしているイザヤさんに笑ける…。セルティの表情は伺えないけど、気持ちは絶対真剣な様子だろうな(隣のエンジン音の人に呆れているかもしれないけど)。
しばし沈黙。そこに着メロが流れ出す。イザヤさんのケータイらしい。チラリとセルティを見て、「俺の用は黒バイクのが済んでからでいいや。」と言ってその場から離れる。鳴っているケータイを取り、「もしもーっし!ハハハ、いつもお世話になっております!」ウザッ!!!!画面からフェードアウトしてるっつーのに強烈にウザッ!!
つーか着メロ、なんですかそれ……?演歌??不思議なメロディのような……。

そこからしばらくは、セルティと帝人のやりとりを黙って聞いてる。えらく長くしゃべってたようで(トンネルから出ると夕焼けで空が真っ赤)、待ちくたびれて帰ったかと思ったけどまだいた!意外と我慢強い……。ずーっと会話には入れてもらえなかったのにね!
セルティの事情を聞き、どうにかあの首の子と話をしたいという気持ちを理解した帝人は二人を自分のアパートに連れてきた。自分が先に話してみると言って二人を待たせ、部屋に入っていった帝人を見て、一言。
「……結構慎重な坊やじゃないか。」
うわお!ほめてるほめてる!イザヤさんがほめてる!すごいよねこれ!
でも坊やって…そんなに年違わないでしょうに……。あ、でも6つか7つ差?それにしても坊やはないわ…。

言われたとおり大人しく待つ二人。
階段に座り、小石を弄んでるイザヤさん。一つをセルティのバイクの方に投げ、それでこちらを向いたセルティに話しかける。
「俺、アンタの名前、初めて聞いたよ。外国人だとは思わなかったな~。」
「(嘘つけ…)」と呆れたように言うセルティ。そこは文字にしてないんだけど、次はちゃんと入力して警告する。「(こんど私の馬に石をなげたらただではおかないぞ。)」
「へぇえ~、馬なんだぁ、それ~。」
嘘くさっ!!ウザッ!!嫌らしっ!!(ボロクソだなあオイ)
……でもこれ、よく考えると不思議。名前を知らなかったのは嘘だとしても、「名前を聞く機会」がこれまで一度もなかったなんて。新羅は外でも結構平気でセルティの名前を呼ぶし、しずちゃんが最初に会った時なんて街中なのに堂々と「首を探してたの?」とかも言ってる。イザヤと新羅とは中学からの知り合いで、家にも普通に行ったりするはずなのに。あのセルティの「嘘つけ」の言い方は「知ってるくせに」という意味だと思うけど、新羅がいて、セルティがいて、イザヤがいる、…そういう時に新羅が「セルティ」と呼ぶのを聞いてたら、こんな言い方はしないだろうし、そもそもイザヤがあえて「初めて聞いた」と言う訳がない。つまり、新羅はイザヤの前では絶対に彼女の事を「セルティ」とは呼ばなかったわけで……。どうしてなんだろうか。
……ううむ、でも、いくら情報屋だからって、セルティに関しては本人の証言しか情報源がないだろうし……デュラハンって存在のことは調べれても、セルティ個人の事情は調べようもないと思うんだけどなあ。つまり……新羅か新羅のお父様がしゃべった、って事なのかなあ…(うっ…)。他にもセルティに関わってる人いるのかなあ。……あ、叔父?

「それにしてもさあ、ちょっと、遅すぎないかなあ……彼。」
階段からぴょんと飛び降りて、大きく伸びをしながらそう言って、部屋の方を見るイザヤさん。
セルティが、アパートの前に停まったままの怪しげなバンに気づく。「(…まさか!)」

部屋の中で潜んでいた怪しい男達に押さえつけられ、いなくなった首の子のことを白状するように脅されていた帝人。そこに足音。
「よっ!」という声と共に、片足でドアを蹴り開けて、中に入るイザヤさん。その時にはもう、男達は窓から逃げるところだった。バンを発進させようとする男に気づいたセルティは急いで追おうとするが…その背中に声をかけるイザヤさん。
「追いかけなくていい。出所はわかってる。バンに見覚えがある。あれは多分矢霧製薬の連中だな。」
部屋の中で、ポケットに手ェつっこんだまま、突っ立ったまま(しかも最初は倒れてる帝人をまじまじ見てた!)……淡々とそう述べる。……おお!?なんかかっこいいじゃないか!?ちょっとダークヒーローって感じじゃん!?冷たくて、普段は非協力的だけど、結局ツンデレなだけの味方キャラみたいな!?(おい)

「矢霧、製薬…?」 体を起こしながら、やっと聞き返す帝人。
「そ、最近落ち目で、外資系に吸収される寸前のデク会社。」 ひ、ひでえ!波江さんと話したの、昨日だろアンタ!


矢霧製薬、が最後のキーワードだった。
……ここで、帝人の中で何かがつながった。
おもむろにパソコンの電源を入れ、ケータイを取り出し、
…ダラーズのサイトのパスワードを迷わず入力して……、

突然様子が変わったような帝人の行動に、戸惑いを見せるセルティ。
イザヤさんは驚かず、見ている。
「正直、疑い半分だったんだが……。」

帝人が、ゆっくり立ち上がりながら言う。
「……お願いです。少しの間、私に協力して下さい。」
声色が全然違う。振り向いた、その表情も今までのものとは全然違う。
「駒は、私の手の内にあります。」

……え、ええ!?えええええええええええ!?
(多分)呆然とするセルティ…と対照的に、楽しそうに、本当に楽しそうに笑うイザヤ。セルティの肩に手をやって、「大当たりだ。」って……。
アンタ、こんなびっくりな真実を前に、笑えるとかホンマすごいわ!!
つーかもう、ええ!?どっから驚いたらいいのやら!!



…さて、とりあえずイザヤさんに注目!のパートは終わったところで。
やっぱり来てますね。歩くMAD素材のタグに吹いたwwwww
10話のうざやが大変なことになりました。【デュラララ!!】

ニコニコの人気者への道を確実に進んでますね、ウザヤさん!
社長目指して頑張ってください!


(後半へ続く)