※この色はイザヤさんのセリフ。
「楽しみだなあ…楽しみだなあ楽しみだなあ!
この街は、情報屋の俺でも知らないことがまだまだまだあふれ、生まれ消えていく!
…これだから人間の集まる街は離れられない…!
人ラブ!!
俺は人間が好きだ!!愛してる!!
だからこそ…っ!
…人間の方も、俺を愛するべきだよねぇ……。」
思わず「無理です!!」と叫びそうになった。
次の瞬間、「あれ?私イザヤさん好きなハズなのに…。」と思った。
好きですよ?大好きですよ?…でも、でも……
椅子でくるくる回りながら、ヒトLOVEとか大絶叫する人…が満足できるほど愛することはきっとできてない。これからも自信、ない。
…つーかそろそろいいかな?
うぜえ!!!!
というよりもうマジで怖い!!怖いよーーー!!
いやあまさか、スシLOVEが伏線だったなんて……(違)。
ああもう、マジでぞっとしました。神谷さん…トラウマになるからもうそんな素晴らしい演技しないで…!!(うそですどんどんしてくださいトラウマ上等です)
ていうか、イザヤさん…その言い方、ご自分は人間じゃないんですか?
それとも、スゲー客観的に見てくれてるのか?人間を。
ありがた……くないな。
このラストが強烈すぎるんですけども、…今回は出番多かったですね。怖いお姉さんとの会話が色々と意外だった。ていうかあのイザヤさんと対等に会話できる波江さんすげえ。
「……会うのは初めて、だよね?不法入国者とかのリストは役に立った?矢霧波江さん。」
波江さんは連絡が取れなくなった弟を探してもらうためにここに来た。直接、イザヤのいる場所に。…自宅とかじゃないんやろね、事務所みたいなもん?なかなか広くてオシャレな感じ。後ろは大きなガラスになってて、夕焼けの光がめっちゃ差し込んでる。デスクには大きな画面のパソコンがあって、…小さいノートパソコン?みたいのもある。デスクランプがあって…あと机の上にあるのは、ペン立てと…オフィスにあるみたいな電話?みたいなものだけ。作業しやすそうな環境ですね!机の形が不思議だけど(階段?みたいな形)。壁の本棚が素敵だなーって思ってたら、どうやら階段上がったところにも本棚があるっぽい…。さすが情報屋?あと、観葉植物がある。意外。植物もラブってか?てか…でかくないかこれ。
緊急だって言ってんのに話を聞いてない感じのイザヤさんに対し、波江さんが何度も声を大きくして怒るのがちょっとおもろい。もっと言ったれ!(えー)
「ふーん、意外だな。アンタのような優秀な女性が弟愛とはね。」 弟愛って!
「…私の何を知ってるの?」
「俺の知ってる矢霧波江さんは、えらい女だよ。」←ここ、自分で頷きながら言ってるんだけど、何か言い方が昔語りをするおじいちゃんみたいで笑ってしまう…。
自分の努力の経歴をサラリと語られ、最後に美人と言われても、…薄く笑ってさすがねって…それなら弟探しもわけないわねって…波江さん、超クールです。でも波江さんに通用しなかったように、イザヤさんにもあんま「おだてて持ち上げ」は効かないらしい。
「弟ねえ…。」の時の顔がいい(最初に写真見せられたときの「は?」の顔もよかった)。やる気なさげな表情って、意外と今まで見せてないんだよね、イザヤさん。
次に、「あんまり干渉しすぎるのはよくないよ?」と言われて、クールな波江さん、急に崩壊(早)。
「自分だけは気づかないらしいよね、ストーカーってさ。…守ってやってるつもりなんだって。」チラリとやる目線が怖すぎ!
さすがにキレる波江さん。クールはどこ行った!いや最初から必死だったけども。
「こ~わ!冗談じゃない。」 ウザッ!!ああウザッ!!
でも次のセリフが「よし、協力しましょう。」!!
つい今まで強烈にウザくてムカつく言い方してたのに、突然の「~しましょう」にキュンとしてしまう私マーメイ!(……)
ああ翻弄されてる…翻弄されてるよぉ…折原臨也に……!
波江さんが回想をしている。どれくらい時間が経ったんだろう。まだ日は落ちていないけど、夕焼けの色は変わってる。部屋の中は今は赤く染まっている。
パソコンやケータイを駆使して「情報屋のやり方」で、弟さんの行方を調べていたイザヤさんが、唐突に波江さんに声をかける。
「……あー、はいはい。そう慌てることもないみたいよ?警察が保護して、もうじきアンタに電話がかかってくるんじゃないかなー。」
警察、という言葉に反応する波江さん。
「あぁいや警察ったって、平気平気。たいした事ないって。…たぶんー♪」
「ふざけないで!!」 全くだ。
でもその瞬間、イザヤさんが予言したとおりに…波江さんのケータイが鳴る。
電話の向こうの相手と話をする波江さんを見ながら…、口の端を上げて笑うイザヤさん。
部屋から出て行く波江さん。
一人残ったイザヤさんは、先ほど彼女が見て「どういうルールなのよ…。」と吐き捨てるように言った謎のゲームの駒を動かす。碁盤の上に、オセロと将棋とチェスの駒……。本当にどういうルールなんだ…。
夜。
セルティの首の女の子にメールを送っていたのはイザヤさんだった(アドレスが奈倉…)。
彼女のメールから今、彼女をかくまっている高校生の名前を確認して…楽しそうに笑うイザヤさん。パソコンで、あの、いつものチャットルームを開く。誰もいない。
「なるほど…。皆さんお忙しい。」
そしてそのまま、椅子でくるくる回りながら…冒頭のセリフを抑揚たっぷりに謳い上げる!
だからこそ!で立ち上がり、またあの謎のゲームの盤上の駒を動かす。白一つ、黒七つのオセロの駒で囲まれた中に、将棋の駒の「と」を上にして…パチンと音を立てて、置く…。
……ここ……立ち上がるとこらへんコマ送りで見てて気づいたけど…どうやってそこ(ゲーム盤の前)に行ったの…?直前まで、パソコンの向こうでくるくる回ってたよね?そこ、机あるよね?…か、貫通?飛び越えた?
それとも、演出としてそうしてるだけなのかな?もうそうであって下さい…。
あ、くるくるしながら移動してたんならいけるかも(うぜえええ)。
・今回の語り手はあの怖いお姉さん…矢霧波江さんです。
「(みんなみんな偽物。世の中に溢れてる。愛してるとか好きとか言って、束縛するだけ。こっちを向いて、そばにいて、…求めるだけ。甘えるだけ。私の愛は違う。もっと広くて、もっと完全なもの。)」 …だ、そうです。ていうか始まっていきなりこれ。超不穏。
・セルティの首の子(何て呼べばいいんだ!)が誠二のケータイを噴水に捨てちゃったことにまずびっくり!そしてそのために連絡が取れなくなったお姉さんが必死になってイザヤさんとこに行ったんですね。吉田さん…がんばれ…。
・セルティの首は、波江さんの叔父が元々所持していたものだった。外国から密輸入したそうです。…でも叔父さんが首を奪ったわけでは…ないんだよね?きっと。
・誠二はそこで出会ってしまった、と…。
「(それが全ての始まり。私のたった一つ、そして未だに続く後悔……。)」
自分で会わせてしまった、っていうのは…キツイね……。ちょっとかわいそうかも…。
・ヤキモチやいてんの?ってイザヤさんに聞かれたときの、努めて何でもない風を装った「どうして?」もなかなか…くるものがあります(その反応に対して特に何も言わずニヤリと笑うイザヤさん…相当性格悪い…!)。
・あの子に妬くはずない、っていうのは……「セルティの首」の時点で誠二は恋に落ちていたわけで……あの子は副産物みたいなもんだからってことなのね。
「(誠二が愛したのは人ではない。心もなく、体さえもなく……。)」
キツイ…。あんなに怖いお姉さんなのに、ここで涙が流れるのをこらえようとしてるのを見ると悲しくなる…。「体さえない」って、すごいよね…。人でないものを愛するってのは、まああることだと思うけど…首だけだったのに、って……。
・矢霧製薬を吸収しようとしている外資系の大企業「ネブラ」……。セルティの首を研究対象にした時期と、ネブラの接触が始まった時期がかぶるのは偶然なのだろうか。それともそもそも首を狙っているのか……。
・ワーオ、みかさん思いっきり殺されてんじゃん……。これは…ショック……。家族と委員長のとこに届いたメールは、偽装工作だったのね……。吉田さん……がんばれ……。
・そもそも印象最悪だった誠二くん、今回でますますイメージダウン。てか、返り血!返り血浴びてて、平気で物食うとか、もう、もう……おかしいよこの姉弟!!!!!
・そうか、ストーカーで、部屋に侵入されて、首を見られて…多分思いっきり騒がれたから殺したのね……。そしてその罪から弟を守るため&弟の望みを叶えるために、……首を、死体にくっつけた、と!!ヒイイイイイイイイイイイイイ……!!おかしいよこの姉弟!!!!!
・イザヤさんが今回、何をしたのか全然わからない。…あの子とのメールのやり取りだけで、あんなタイミングよく警察から電話かかってくるとかあるんだろうか。街に部下がいっぱいいて、逐一情報を集めてるとか??しずちゃん暴れてます、とか。
・つーかどうやってあの子のアドレス知ったんだよ奈倉さん……。あれって絶対みかさんのケータイじゃないよね?(みかさんのだったら鳴りまくるだろう)きっと逃避行開始後に持たされたんだよね??…一体どうやったんだ。2話のあの子と同じ……とかじゃないやろうし。うーん。
・あとセルティの首の子は普通にケータイ使ってるけど…それは「体(みかさん)」の記憶に基づいての行動なんやろか…。それとも誠二が文字入力教えたんやろか。…てか、常に一緒にいるんだから、本来はケータイを持たせる必要もない…よね?はぐれた時用とか??でも相当勝手に使ってるし(得体の知れない相手を思いっきり信用してやりとりしてるみたいやし)……あれぇ??やっぱケータイはみかさんのを勝手に使ってるのか??
・で、セルティ。首のない方。イザヤからの仕事の依頼で公園で待機していた……そこで、首とすれ違った。……イザヤさん、わざと会わせた?なんのために??確かに直前に奈倉がメールで居場所を聞き、それに首の方が返信しているらしい描写はあるけど…。ていうかイザヤさんが波江さんに依頼された仕事って「誠二の行方を捜す」だよね?なのにそのことは一切伝えずにいたんだね??……何をしようとしている、何をする気だ、イザヤァ!!
・ていうかしゃべれるんじゃん、首。びっくりした。
・印象ガタ落ちの誠二に対し、今回で好感度がぐーんとアップしたのは…しずちゃんです!
あの決め台詞には思わずうちら姉弟二人して「かっけえええええ!!」と叫んでしまったくらい(え?うちの姉弟もおかしい?)。
「ハハーン、一度言ってみたかったんだ!『ここは俺に任せて、先に行け』ってな!」
うおおおおおおお!オイシイわ、かっこいいわ…!ていうかセルティといる時のしずちゃんマジジェントル!いや違うか。イザヤがいないときのしずちゃんマジジェントル!!(……)
・あの決め台詞の途中で邪魔してたらその場で誠二は半殺しだったでしょうね!よかったね!…つーかボールペンブッ刺すとか…ほんとメチャクチャするなあ…。怖いよ。
・で、しずちゃんは痛くないって言ってますが…。どういうことなの…。
・そうか、帝人って、セルティがどんな人か知らないんだな。首なしライダーとしか。そりゃ逃げるか……。
・今頃ですが、今回のキーワードは「愛」ですね。…波江さんの、完全な愛。誠二の、言葉には置き換えられない愛。……そして誰かさんの、人類への愛。…なぜ最後が一番大きく感じるんだ…。
・しずちゃん「イザヤよりはずっと気に入った!」って言ってますが、イザヤさんってあなたにとっては最底辺ですよね…?ほめ言葉になってませんよね?
・瞬間接着剤とか……イテテイテテ。想像するだけでイテテ。
・夜。新羅とセルティが会話してる。沢城さん……ずっと声がうわずっているかのような演技がすばらしいなあ。声優アワード?とかで主演女優賞だったそうで…おめでとうございます!
・マグカップがセルティの前にも置いてあるのは、落ち着いてもらおうという新羅の配慮なのだと想像。もしくはツッコミ待ちとか(なごんでもらうために)。
・新羅……どこまで知ってて、セルティと話をしているのか……。でも、…これは最悪の想像だけど……もし、闇医者として、直接手術に関わっていたんだとしても……セルティの手に自分の手をかぶせるようにして言った最後のセリフは…嘘じゃないんだと信じたい。
「……無駄なんかじゃないさ。」
ここ、表情が見えないのが……泣ける。
・「(私の愛を踏み台にして誠二の愛があり、誠二はそれを知っていて、…知っていることを私も知っている。何もかも歪んでいて、……それでも。)」
……確かに広い愛だ。マネできない。でもつまり波江さん的には、求めず、与えるだけが愛ってことなのかな?…いやその解釈はあまりに短絡的か。
・結局あの会社の、人体実験のことについてはわからず。…まさかセルティのために人をさらってくっつける練習してたわけじゃないだろうし(みかさんの件は完全に予想外の出来事だっただろうし)。まあ、普通に薬の実験とかに使っている、のか…?でも前回出てきた男の子の彼女が記憶を失ってるって……。ううむ…。
・そういや、そもそものセルティの首の持ち主だった叔父さん……、甥や姪のためとは言え、よく大事な大事な首を、他の体にくっつけちゃうことを許可したよなあ……。え、ご存命です…よね?社長って言ってたよね?
・ていうか今更だけどさあ、なんで他人の首がくっついて、普通に機能してるの……?あれ?でも心臓移植とかも他の人の心臓をくっつけるわけだから、これって普通のことなの?
・うわあ……。次回予告では、一時的にどっか廃墟に身を隠しているのかと思ってたシーン、なんと帝人のアパートだった!!い、いまどきこんなアパートが…?サンシャイン近くに……?
・あれ?楽しみだなあ!のとこ、デスクの電話?がなくなってる。
・「(誠二…。)」「(誠二さん…。)」
「「(あなたを愛してる。)」」
……あの男のどこがいいのか、正直理解できません。でもストーカーがつくくらいだしな……ううむ……。
まあ私も、イザヤさんのどこがいいのかって聞かれると、ちょっと困るし(えー)。
【今回のサムネ】
アップ具合といい、表情といい、「こ~わ!」のシーンでもよかった、ん、ですが…やっぱ今回はあのヒトLOVEのシーンを選ばなきゃウソでしょ、と思い直しました。
でも、くるくるまわってるイザヤさんをコマ送りで見る(※どの瞬間か選択するため)というのは何かの苦行のようでした……。何周かさせて気分が悪くなった末、選んだのは正面向いてる瞬間。にぱっと開けた口がかわいい。しかし動くととたんにMP吸い上げられるんですよ。怖いですね!
「楽しみだなあ…楽しみだなあ楽しみだなあ!
この街は、情報屋の俺でも知らないことがまだまだまだあふれ、生まれ消えていく!
…これだから人間の集まる街は離れられない…!
人ラブ!!
俺は人間が好きだ!!愛してる!!
だからこそ…っ!
…人間の方も、俺を愛するべきだよねぇ……。」
思わず「無理です!!」と叫びそうになった。
次の瞬間、「あれ?私イザヤさん好きなハズなのに…。」と思った。
好きですよ?大好きですよ?…でも、でも……
椅子でくるくる回りながら、ヒトLOVEとか大絶叫する人…が満足できるほど愛することはきっとできてない。これからも自信、ない。
…つーかそろそろいいかな?
うぜえ!!!!
というよりもうマジで怖い!!怖いよーーー!!
いやあまさか、スシLOVEが伏線だったなんて……(違)。
ああもう、マジでぞっとしました。神谷さん…トラウマになるからもうそんな素晴らしい演技しないで…!!(うそですどんどんしてくださいトラウマ上等です)
ていうか、イザヤさん…その言い方、ご自分は人間じゃないんですか?
それとも、スゲー客観的に見てくれてるのか?人間を。
ありがた……くないな。
このラストが強烈すぎるんですけども、…今回は出番多かったですね。怖いお姉さんとの会話が色々と意外だった。ていうかあのイザヤさんと対等に会話できる波江さんすげえ。
「……会うのは初めて、だよね?不法入国者とかのリストは役に立った?矢霧波江さん。」
波江さんは連絡が取れなくなった弟を探してもらうためにここに来た。直接、イザヤのいる場所に。…自宅とかじゃないんやろね、事務所みたいなもん?なかなか広くてオシャレな感じ。後ろは大きなガラスになってて、夕焼けの光がめっちゃ差し込んでる。デスクには大きな画面のパソコンがあって、…小さいノートパソコン?みたいのもある。デスクランプがあって…あと机の上にあるのは、ペン立てと…オフィスにあるみたいな電話?みたいなものだけ。作業しやすそうな環境ですね!机の形が不思議だけど(階段?みたいな形)。壁の本棚が素敵だなーって思ってたら、どうやら階段上がったところにも本棚があるっぽい…。さすが情報屋?あと、観葉植物がある。意外。植物もラブってか?てか…でかくないかこれ。
緊急だって言ってんのに話を聞いてない感じのイザヤさんに対し、波江さんが何度も声を大きくして怒るのがちょっとおもろい。もっと言ったれ!(えー)
「ふーん、意外だな。アンタのような優秀な女性が弟愛とはね。」 弟愛って!
「…私の何を知ってるの?」
「俺の知ってる矢霧波江さんは、えらい女だよ。」←ここ、自分で頷きながら言ってるんだけど、何か言い方が昔語りをするおじいちゃんみたいで笑ってしまう…。
自分の努力の経歴をサラリと語られ、最後に美人と言われても、…薄く笑ってさすがねって…それなら弟探しもわけないわねって…波江さん、超クールです。でも波江さんに通用しなかったように、イザヤさんにもあんま「おだてて持ち上げ」は効かないらしい。
「弟ねえ…。」の時の顔がいい(最初に写真見せられたときの「は?」の顔もよかった)。やる気なさげな表情って、意外と今まで見せてないんだよね、イザヤさん。
次に、「あんまり干渉しすぎるのはよくないよ?」と言われて、クールな波江さん、急に崩壊(早)。
「自分だけは気づかないらしいよね、ストーカーってさ。…守ってやってるつもりなんだって。」チラリとやる目線が怖すぎ!
さすがにキレる波江さん。クールはどこ行った!いや最初から必死だったけども。
「こ~わ!冗談じゃない。」 ウザッ!!ああウザッ!!
でも次のセリフが「よし、協力しましょう。」!!
つい今まで強烈にウザくてムカつく言い方してたのに、突然の「~しましょう」にキュンとしてしまう私マーメイ!(……)
ああ翻弄されてる…翻弄されてるよぉ…折原臨也に……!
波江さんが回想をしている。どれくらい時間が経ったんだろう。まだ日は落ちていないけど、夕焼けの色は変わってる。部屋の中は今は赤く染まっている。
パソコンやケータイを駆使して「情報屋のやり方」で、弟さんの行方を調べていたイザヤさんが、唐突に波江さんに声をかける。
「……あー、はいはい。そう慌てることもないみたいよ?警察が保護して、もうじきアンタに電話がかかってくるんじゃないかなー。」
警察、という言葉に反応する波江さん。
「あぁいや警察ったって、平気平気。たいした事ないって。…たぶんー♪」
「ふざけないで!!」 全くだ。
でもその瞬間、イザヤさんが予言したとおりに…波江さんのケータイが鳴る。
電話の向こうの相手と話をする波江さんを見ながら…、口の端を上げて笑うイザヤさん。
部屋から出て行く波江さん。
一人残ったイザヤさんは、先ほど彼女が見て「どういうルールなのよ…。」と吐き捨てるように言った謎のゲームの駒を動かす。碁盤の上に、オセロと将棋とチェスの駒……。本当にどういうルールなんだ…。
夜。
セルティの首の女の子にメールを送っていたのはイザヤさんだった(アドレスが奈倉…)。
彼女のメールから今、彼女をかくまっている高校生の名前を確認して…楽しそうに笑うイザヤさん。パソコンで、あの、いつものチャットルームを開く。誰もいない。
「なるほど…。皆さんお忙しい。」
そしてそのまま、椅子でくるくる回りながら…冒頭のセリフを抑揚たっぷりに謳い上げる!
だからこそ!で立ち上がり、またあの謎のゲームの盤上の駒を動かす。白一つ、黒七つのオセロの駒で囲まれた中に、将棋の駒の「と」を上にして…パチンと音を立てて、置く…。
……ここ……立ち上がるとこらへんコマ送りで見てて気づいたけど…どうやってそこ(ゲーム盤の前)に行ったの…?直前まで、パソコンの向こうでくるくる回ってたよね?そこ、机あるよね?…か、貫通?飛び越えた?
それとも、演出としてそうしてるだけなのかな?もうそうであって下さい…。
あ、くるくるしながら移動してたんならいけるかも(うぜえええ)。
・今回の語り手はあの怖いお姉さん…矢霧波江さんです。
「(みんなみんな偽物。世の中に溢れてる。愛してるとか好きとか言って、束縛するだけ。こっちを向いて、そばにいて、…求めるだけ。甘えるだけ。私の愛は違う。もっと広くて、もっと完全なもの。)」 …だ、そうです。ていうか始まっていきなりこれ。超不穏。
・セルティの首の子(何て呼べばいいんだ!)が誠二のケータイを噴水に捨てちゃったことにまずびっくり!そしてそのために連絡が取れなくなったお姉さんが必死になってイザヤさんとこに行ったんですね。吉田さん…がんばれ…。
・セルティの首は、波江さんの叔父が元々所持していたものだった。外国から密輸入したそうです。…でも叔父さんが首を奪ったわけでは…ないんだよね?きっと。
・誠二はそこで出会ってしまった、と…。
「(それが全ての始まり。私のたった一つ、そして未だに続く後悔……。)」
自分で会わせてしまった、っていうのは…キツイね……。ちょっとかわいそうかも…。
・ヤキモチやいてんの?ってイザヤさんに聞かれたときの、努めて何でもない風を装った「どうして?」もなかなか…くるものがあります(その反応に対して特に何も言わずニヤリと笑うイザヤさん…相当性格悪い…!)。
・あの子に妬くはずない、っていうのは……「セルティの首」の時点で誠二は恋に落ちていたわけで……あの子は副産物みたいなもんだからってことなのね。
「(誠二が愛したのは人ではない。心もなく、体さえもなく……。)」
キツイ…。あんなに怖いお姉さんなのに、ここで涙が流れるのをこらえようとしてるのを見ると悲しくなる…。「体さえない」って、すごいよね…。人でないものを愛するってのは、まああることだと思うけど…首だけだったのに、って……。
・矢霧製薬を吸収しようとしている外資系の大企業「ネブラ」……。セルティの首を研究対象にした時期と、ネブラの接触が始まった時期がかぶるのは偶然なのだろうか。それともそもそも首を狙っているのか……。
・ワーオ、みかさん思いっきり殺されてんじゃん……。これは…ショック……。家族と委員長のとこに届いたメールは、偽装工作だったのね……。吉田さん……がんばれ……。
・そもそも印象最悪だった誠二くん、今回でますますイメージダウン。てか、返り血!返り血浴びてて、平気で物食うとか、もう、もう……おかしいよこの姉弟!!!!!
・そうか、ストーカーで、部屋に侵入されて、首を見られて…多分思いっきり騒がれたから殺したのね……。そしてその罪から弟を守るため&弟の望みを叶えるために、……首を、死体にくっつけた、と!!ヒイイイイイイイイイイイイイ……!!おかしいよこの姉弟!!!!!
・イザヤさんが今回、何をしたのか全然わからない。…あの子とのメールのやり取りだけで、あんなタイミングよく警察から電話かかってくるとかあるんだろうか。街に部下がいっぱいいて、逐一情報を集めてるとか??しずちゃん暴れてます、とか。
・つーかどうやってあの子のアドレス知ったんだよ奈倉さん……。あれって絶対みかさんのケータイじゃないよね?(みかさんのだったら鳴りまくるだろう)きっと逃避行開始後に持たされたんだよね??…一体どうやったんだ。2話のあの子と同じ……とかじゃないやろうし。うーん。
・あとセルティの首の子は普通にケータイ使ってるけど…それは「体(みかさん)」の記憶に基づいての行動なんやろか…。それとも誠二が文字入力教えたんやろか。…てか、常に一緒にいるんだから、本来はケータイを持たせる必要もない…よね?はぐれた時用とか??でも相当勝手に使ってるし(得体の知れない相手を思いっきり信用してやりとりしてるみたいやし)……あれぇ??やっぱケータイはみかさんのを勝手に使ってるのか??
・で、セルティ。首のない方。イザヤからの仕事の依頼で公園で待機していた……そこで、首とすれ違った。……イザヤさん、わざと会わせた?なんのために??確かに直前に奈倉がメールで居場所を聞き、それに首の方が返信しているらしい描写はあるけど…。ていうかイザヤさんが波江さんに依頼された仕事って「誠二の行方を捜す」だよね?なのにそのことは一切伝えずにいたんだね??……何をしようとしている、何をする気だ、イザヤァ!!
・ていうかしゃべれるんじゃん、首。びっくりした。
・印象ガタ落ちの誠二に対し、今回で好感度がぐーんとアップしたのは…しずちゃんです!
あの決め台詞には思わずうちら姉弟二人して「かっけえええええ!!」と叫んでしまったくらい(え?うちの姉弟もおかしい?)。
「ハハーン、一度言ってみたかったんだ!『ここは俺に任せて、先に行け』ってな!」
うおおおおおおお!オイシイわ、かっこいいわ…!ていうかセルティといる時のしずちゃんマジジェントル!いや違うか。イザヤがいないときのしずちゃんマジジェントル!!(……)
・あの決め台詞の途中で邪魔してたらその場で誠二は半殺しだったでしょうね!よかったね!…つーかボールペンブッ刺すとか…ほんとメチャクチャするなあ…。怖いよ。
・で、しずちゃんは痛くないって言ってますが…。どういうことなの…。
・そうか、帝人って、セルティがどんな人か知らないんだな。首なしライダーとしか。そりゃ逃げるか……。
・今頃ですが、今回のキーワードは「愛」ですね。…波江さんの、完全な愛。誠二の、言葉には置き換えられない愛。……そして誰かさんの、人類への愛。…なぜ最後が一番大きく感じるんだ…。
・しずちゃん「イザヤよりはずっと気に入った!」って言ってますが、イザヤさんってあなたにとっては最底辺ですよね…?ほめ言葉になってませんよね?
・瞬間接着剤とか……イテテイテテ。想像するだけでイテテ。
・夜。新羅とセルティが会話してる。沢城さん……ずっと声がうわずっているかのような演技がすばらしいなあ。声優アワード?とかで主演女優賞だったそうで…おめでとうございます!
・マグカップがセルティの前にも置いてあるのは、落ち着いてもらおうという新羅の配慮なのだと想像。もしくはツッコミ待ちとか(なごんでもらうために)。
・新羅……どこまで知ってて、セルティと話をしているのか……。でも、…これは最悪の想像だけど……もし、闇医者として、直接手術に関わっていたんだとしても……セルティの手に自分の手をかぶせるようにして言った最後のセリフは…嘘じゃないんだと信じたい。
「……無駄なんかじゃないさ。」
ここ、表情が見えないのが……泣ける。
・「(私の愛を踏み台にして誠二の愛があり、誠二はそれを知っていて、…知っていることを私も知っている。何もかも歪んでいて、……それでも。)」
……確かに広い愛だ。マネできない。でもつまり波江さん的には、求めず、与えるだけが愛ってことなのかな?…いやその解釈はあまりに短絡的か。
・結局あの会社の、人体実験のことについてはわからず。…まさかセルティのために人をさらってくっつける練習してたわけじゃないだろうし(みかさんの件は完全に予想外の出来事だっただろうし)。まあ、普通に薬の実験とかに使っている、のか…?でも前回出てきた男の子の彼女が記憶を失ってるって……。ううむ…。
・そういや、そもそものセルティの首の持ち主だった叔父さん……、甥や姪のためとは言え、よく大事な大事な首を、他の体にくっつけちゃうことを許可したよなあ……。え、ご存命です…よね?社長って言ってたよね?
・ていうか今更だけどさあ、なんで他人の首がくっついて、普通に機能してるの……?あれ?でも心臓移植とかも他の人の心臓をくっつけるわけだから、これって普通のことなの?
・うわあ……。次回予告では、一時的にどっか廃墟に身を隠しているのかと思ってたシーン、なんと帝人のアパートだった!!い、いまどきこんなアパートが…?サンシャイン近くに……?
・あれ?楽しみだなあ!のとこ、デスクの電話?がなくなってる。
・「(誠二…。)」「(誠二さん…。)」
「「(あなたを愛してる。)」」
……あの男のどこがいいのか、正直理解できません。でもストーカーがつくくらいだしな……ううむ……。
まあ私も、イザヤさんのどこがいいのかって聞かれると、ちょっと困るし(えー)。
【今回のサムネ】
アップ具合といい、表情といい、「こ~わ!」のシーンでもよかった、ん、ですが…やっぱ今回はあのヒトLOVEのシーンを選ばなきゃウソでしょ、と思い直しました。
でも、くるくるまわってるイザヤさんをコマ送りで見る(※どの瞬間か選択するため)というのは何かの苦行のようでした……。何周かさせて気分が悪くなった末、選んだのは正面向いてる瞬間。にぱっと開けた口がかわいい。しかし動くととたんにMP吸い上げられるんですよ。怖いですね!