気持ちのいい季節

ここ最近は、本当に…暑くもなく、寒くもなく…
過ごしやすい、気持ちいい気候が続いてますね！

本当は、もっと寒いんだよね？今ぐらいって…。
最近、天気予報もまともに見てないので詳しくは知らないですが。
去年とか、こういう気持ちのいい時期ってめっちゃ短かった印象がある。
ちょっと涼しくなってきた→寒ッッ！！　みたいな。
…ま、うちが原チャ通勤をやめたせいでもあるんだろうな。


晴れた日には、本当に空が高く感じて、
それでいて気温もちょうど良くて、
とことんインドア派な私ですら、「ちょっとお散歩してみよっかな」という気分になるほどです。
そして空ばっかり見上げてる。
キレイだなー。いい季節だなーって。
ちょっと泣きたい気分でそう感じてる。

うちは、大抵のことを、後から「あの時はよかった」と気づくのですよね。
で、その時に、心からそれを…「よかった」という気持ちをかみしめなかったことを、めちゃ後悔する。それでますます「あの時はよかった」という気持ちに暗いものが付きまとうのです。学生時代とか、ずーっとそうだった。
さすがに年をとることで、自分自身の思考パターンも読めてきて、最近では「あ、今ってもしかしてすっごいいい時かも…」との予感がすると、その短い時間の間、全力で自分を煽りまくって、楽しい時間を満喫できるようには…なりましたが。もちろん「この楽しい時間はまもなく終わり、すぐに『あの時は楽しかった』と思う時間がやってくるのだ」という考えを踏まえた上で。…基本後ろ向きなのは変わりませんね！


異常気象なのかもしれない。地球の悲鳴なのかもしれない。
だけど、こうやって穏やかな気候が長いこと続いているせいで、私は何度も何度も「いい季節だな。やっぱり秋が一番好きだな。」と繰り返すことになる。毎日空を見上げる。寒くてつらい冬が来る気配がまだ全然ない。だから忘れそうになる。「もうじき終わる」という気持ちが薄れていく。ただ、「今がとてもいい季節だな」という気持ちを繰り返すだけになる。

昔は、「今がすごくいい」なんて思えること、ほとんどなかった。
「いい」って思えるのは、いつもそれが過ぎた後。
年をとって、…こういう考えができるようになった自分に、少し拍手。