酔った

驚いた。
自分でもびっくりするくらい、酔った。
こんなん…いつぶりだろ？？


私がお酒を飲んでも変わらない（顔色もテンションも）のは、
もちろん「体質のため」が理由なのですけども、
それだけじゃなく、…意思の力も大きいんだと思ってます。
「お酒くらいで、自分を見失ってたまるか。」という。
かなり強固な意志。
飲み会の雰囲気を良くしようとか、お酒飲んでなんでもしゃべるの楽しいー！とかより全然最優先される、「酔ってたまるか」「自分でなくなってたまるか」という意思。お酒を飲み始めた当初からこういう考えなので、もう無意識レベルですが。

私は、無意識に、「酔わない飲み方」をしているらしい…。


でも、酔った。久々の…前の会社の人たちとの、飲み会で。
視点がふらつくのに驚いた。足元がふらつくのに驚いた。
私は普段は「酔わない飲み方」をしているだけで…それに従わなければこんな、酔うんだ…というのが何よりも驚きだった。
…酔うことに慣れていない。
お酒を飲むと、比較的熟考せずに言葉が口から出るようになるのは自覚していたけど、…もっとひどかった。脊髄反射で言葉を返すような状態。失言とか暴言とかはしてないだろうけど、きっと「意味のないこと」もたくさん言ってた気がする。
「意味のないこと」なんて口にしたくないのに…！

ひたすら眠くなっただけで、気分が悪くなったわけではない。
でも、自分の思うとおりに動かない体に、もどかしさは感じた。
酔うって、こんななのか…と今更思う。その思考すら、どこか遠い。
自分が自分でなければ、意味がないのに…！



酔ってもいいやと思う飲み会もある。でも今回はそこまでは思わなかった、のに。
酔うも酔わないも、自分の意思次第…と信じていたから、ちょっと…いや、かなりショック。

でもその体験を踏まえて、今私が考えているのは、
「酔うも酔わないも、自分の意思次第にできるようにしたい」ってこと…。
目指せ、完璧マインドコントロール！
そうでなければ意味はない…！