夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

菅・新総裁、携帯料金の大幅な値下げが最優先課題、と高齢者の私は妄想して・・。

2020-09-15 15:15:29 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 産経デジタル 】を見たりしていた。


こうした中で、『 携帯業界、菅総裁に戦々恐々 電波利用料見直しも 
と見出しを見たりした。

我が家は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、ガラケーと称される家内専用の携帯電話は、
私は半年前の頃より、受信、発信の電話機能だけ使えるようになったが、
スマホと省略されているスマートフォンも使えない拙(つたな)い身である。

こうした中、せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用し、
時代遅れの国民のひとりとなっている・・。


何かしら知人の一人の御方と立ち話をした時、
スマホの利用料金は、何かしら海外の主要国より高いですょ・・
と私は教えてくれたりした。

しかし私は無念ながら検討がつかず、やむえなく微苦笑をしてきた。



こうした心情を秘めてきた私は、
今回の《 携帯業界、菅総裁に戦々恐々 電波利用料見直しも 》、
精読してしまった。

この記事は、産経新聞に掲載された記事で、
関連の【  産経デジタル  】に9月14日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。




《・・自民党の新総裁に14日、菅義偉(すが・よしひで)官房長官が選出されたことで、
世界的にも高水準とされる日本の携帯電話料金の値下げをめぐる
議論の活発化が予想される。

値下げは、総務相経験もある菅氏の肝いりの課題で、
首相として、さらに踏み込んだ政策を打ち出す可能性もある。

消費者にとっては朗報だが、
電波利用料の見直しまで言及された携帯大手は、戦々恐々としている。


 

菅氏は値下げに段階的に取り組んできたが、料金は高止まりしている。
総務省によると、今年3月時点の世界6都市の標準的な料金プランは、
東京がニューヨークに次ぎ、2番目に高額だった。

昨年10月に通信料金と端末代金の分離義務付けなどの競争促進策を実施したが、
世界では、なお高水準にあることが示された。


菅氏は平成30年夏に
「日本の携帯料金は、4割程度下げる余地がある」
と発言し、値下げ競争の促進策を主導した。

それだけに制度を整えても、国内シェア9割の大手3社が、
値下げに消極的な姿勢であることへ、じくじたる思いが強い。

13日に出演したTV番組では、値下げが実現しない場合、
「電波利用料の見直しをやらざるを得ない」と発言した。

国に支払う電波の利用料金が増えれば、
その分携帯大手の収益は圧迫される。

菅氏の真意は不明だが、総務省幹部は、菅氏が業界や行政の仕組みに詳しいことから、
改革への大なたに「怖さもある」と身構える。

これまでの競争促進から、直接的な圧力をかける姿勢への転換もあり得る。


菅氏が圧力を強める背景には、
携帯大手の営業利益率が20%と高い実態もある。

携帯大手幹部は「国内市場は頭打ちで、携帯料金収入では稼げない」
 「第5世代(5G)移動通信システムの基地局などで、
年間数千億円の投資がかかる」と反論するが、
菅氏が意欲を示す一段の携帯値下げは不可避の情勢といえる。
(万福博之、高木克聡)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



私は記事を読み終わった後、

菅・新総裁は国民の多くに自身の総裁としての認識して欲しく、
具体的に国民に実感して欲しく、最優先課題として、
携帯料金の大幅な値下げを取り組みするだろう、と妄想を重ねたりした。

やがて携帯料金の大幅な値下げとなり、
国民の多くは、初めて菅・新総裁の存在感を認めるだろう、
と私は微苦笑をしたりしている。
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ガムをよく噛んでいる人は、新型コロナにかかりにくい?、高齢者の私は学び、やがて微笑み返し・・。

2020-09-14 13:48:43 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』を見ていたら、
『 
ガムをよく噛んでいる人は 新型コロナにかかりにくい? 』
題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住んでいる年金生活のまもなく76歳の身であるが、
昨年の新年まで、タバコを長らく愛煙してきたので、

口臭がタバコ臭いと思い、ときおりガムを噛んでいた。

この後、一大決心で禁煙したが、やはり大学一年の夏の合宿以来タバコを喫ってきたので、
タバコの代わりにガムを更に噛むことが多くなっている。

このような深情を秘めている私は、
今回の《・・ガムをよく噛んでいる人は、新型コロナにかかりにくい? ・・》、
って本当ですか、と思いながら記事を精読してしまった。

                                                 

 この記事は、東京歯科大学口腔がんセンター長の柴原孝彦(しばはら・たかひこ)さんの寄稿文であり、
【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』に2020年9月8日に配信され、
無断ながら転載させて頂く。

《・・   コロナウイルスは、唾液にも含まれます。

そのため、歯磨きやうがいなどの口腔ケアを勧めていますが、
一方で、唾液の中には、ウイルスや細菌を侵入させない粘膜免疫
「免疫グロブリンIgA抗体」が含まれています。

そのため、口腔ケアと同時に新しい唾液を促すことも
また新型コロナウイルスの感染予防にも有効ではないかといわれています。

唾液には、傷の治りを良くしたり、ウイルスに対して戦うような働きがあります。

歯周病菌などを持っていると、

ウイルスを体内に侵入させやすくしてしまいますが、
口腔内が清潔で新しい唾液をたくさん分泌していれば、
とても有効なんですね。

唾液を分泌させるには、キシリトールガムを噛むことが

手っ取り早いといえます。

噛むことが習慣になっている人は、

常に十分な量の新しい唾液が出てきます。



ほかに顎の開閉運動も、唾液の分泌を促します。

たとえば食事をするとき、1口30回噛むのも有効です。

そして、もっともお勧めしたいのが、唾液を出すマッサージです。
それが、耳の前にある「耳下腺」という逆三角形のおむすび形をした唾液腺と、

顎の下にはクルミ大くらいの左右対称にある「顎下腺」です。

これらの腺を刺激すると唾液がたくさん分泌されますので、

この機会に覚えましょう。

耳下腺のマッサージは、手のひらを耳の前から前方(顎方向)に

向かって押し出します。

顎下腺においては、手のひらを顎の左右の角から手前(顎先)に動かすのです。

いずれも、何度か繰り返してください。
唾液がたくさん出てきますよ。‥ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




私は記事を読み終わった後、口臭防止とボケ防止の為に、

『眠気スッキリ!』と称されているロッテより発売されているブラックガムを噛むことが多くなっているので、
新型コロナにかかりにくい要素もあると知り、微笑んでしまった・・。

そして《・・食事をするとき、1口30回噛み・・
顎の開閉運動も、唾液の分泌を促す・・》、
と学び、これだったら私でもできますょ、と微笑んだりした。



しかしながら何かと不器用な私は、
《・・唾液を出すマッサージで・・
耳の前にある「耳下腺」という逆三角形のおむすび形をした唾液腺と、
顎の下にはクルミ大くらいの左右対称にある「顎下腺」です。・・


この《・・耳下腺のマッサージは、
手のひらを耳の前から前方(顎方向)に向かって押し出します‥》
私は読みながら、こっそりと練習を始めたりしている。

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ショートケーキの正しい食べ方マナー、遅ればせながら私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2020-09-13 15:01:52 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見たりしていた。


こうした中で、『 ショートケーキの正しい食べ方マナー ・・
と見出しを見たりした。

我が家は家内とたったふたりだけの家庭であり、
家内は中学生の頃から茶事を習ってきた為か、
私は少しだけ和菓子を賞味してきたが、洋菓子には殆ど疎(うと)い身である。


したがって、昨今のスイーツブームにも、殆ど無知である。



私たち夫婦は高齢者なので、ここ30数年変貌は少ないが、
やはり私たち夫婦が、結婚前の交際していた遥か遠い日の45年前の頃が思いだされたりした。

この当時は、銀座とか私が勤務していた所在地の六本木の喫茶店で待ち合わせをして、
私は少し背伸びをして、高級な食事処を誘って、
ワインなどを呑みながら、イタリア料理かフランス料理、或いはインド料理などを頂いていた。

こうした時は、美味しそうなショートケーキがあり、
私は妻となる女性にオーダーすれば・・と言ったりして、
やがて美味しそうに食べる目の前の女性に、好感を深めたりした・・。

或いはクリスマス・イブの時は、銀座の4丁目に近い喫茶店で待ち合わせをしていた。

私は退社後、少し待ち合わせ時間に遅れそうになり、
日比谷線の『六本木』から『銀座』までの地下鉄の電車の中で、
この日には走行が特に遅く感じ、もどかしい心情となり、
下車後の地上までの階段を駆け上り、喫茶店に行ったりした・・。

この当時の1975年(昭和50年)の頃は、もとより携帯電話もない時代で、
待たされる方は、待ちわびる状態となり、駆け付ける方も何かと連絡する方法はない時代であったので、
お互いに信頼だけで結ばれていた時代でもあった・・。

         
        
その後、結婚してからは、私は退社後に付近の専門店で、一週間前の頃から思案していたプレゼント品を購入し、
封筒状のクリスマス・カードにささやかな一文を認〈したた〉めたりした。

そして幾たびか待ち合わせをしていた洋菓子店の六本木『クローバー』の二階の喫茶店があるが、
この一階に魅了されていた『クローバー』でショートケーキを買い求めて、新居の賃貸マンションに帰宅したりした。

この習性が毎週の金曜日となり、私は少し高揚しながらやがてショートケーキを買い求めて帰宅した。

やがて2年後、私たち夫婦は一軒家を建てて、ローン返済で苦節していた時代が3年ばかり続き、
これ以降は、私はきまぐれにショートケーキを購入して、今日に至っている。



しかしながら私は殆どショートケーキを食べなく、家内が美味しそうに食べているのに、
満足してきたので、もとより私は《・・ショートケーキの正しい食べ方マナー ・・》は無知である。

今回、遅ればせながら学ぼうと思い、こっそりと記事を読んだりした・・。




この記事は『女性セブン』の2020年9月24日・10月1日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NEWSポストセブン 】に9月12日に配信されていた。
https://www.news-postseven.com/archives/20200912_1594557.html?DETAIL
【 NEWSポストセブン 】==> ショートケーキの正しい食べ方マナー 


私は記事を読みながら、
☆『いちごのショートケーキ』のスマートな食べ方は?、


☆『タルト』の食べ方マナー


☆『シュークリーム』の食べ方マナー

☆『ミルフィーユ』の食べ方マナー

このような多彩なスイーツの正しい食べ方マナー、
東京の田舎者の私は、初めて学び、知らなかったょ・・、
と微苦笑したりした。



そしていつの日にか、フランスかイタリア料理を食べる機会があれば、
ワインばかり呑んでいた私としては、ときにはスイーツを食べても良いかしら、
と微笑んだりしている。
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秋の訪れ知らせる『白露(はくろ)』の神秘、私は学びながら、朝夕の風の匂いに心も身もゆだねて・・。

2020-09-12 13:40:49 | ささやかな古稀からの思い
私は年金生活をしているまもなく76歳の身であるが、
ときおり愛読している公式サイトの【 マネーポストWEB 】の『暮らしのマネー 』を見たりしている中、
『 秋の訪れ知らせる「白露」の神秘 』題された見出しを見て、
私は瞬時に魅了されて記事を読んでしまった・・。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接したの調布市のはずれに住み、
生家も近く、結婚前後の5年を除き、この地域に早や70年が過ぎている。

日中のひとときは買い物、散策をしたりして季節のうつろいを享受しているが、
過ぎし7日の『白露(はくろ)』を迎えた後でも、
私の住む地域は昼前後は30数度の暑い日が続いている。

もとより『白露』は、 秋が本格的に到来し、
草花に朝露がつくようになる時節と称されているので、
何かと暑さに苦手な私は、何とか今年も暑さをのりきったと実感するのが、
私の平年の習わしのように過ごしてきた。

まして今年は新型コロナウイルスの烈風に伴い、
感染予防のひとつとして、生まれて初めてマスクをしてきたので、
口、鼻まわりが汗ばみ困苦したりし、人影のない処では、こっそりとマスクを外して、

開放感に満たされてきた。

しかしながら確かに今年も朝夕の秋めいて、風も初秋の匂いとなっているが、
日中のひとときは30数度の残暑厳しい日々が続き、
どうしてなのょ、と空を見上げたりし、天上の気候の神々の采配に問い続けたりしている。

今朝は、珍しく雨の降る朝を迎えて、
ぼんやりと地元の天気情報を見たりし、朝の6時は24度、昼下りは26度前後、
そして夜の6時は25度前後が予測され、雨ときどき曇り、報じられて、
こんなに涼しい日は4月頃以来だよなぁ・・と微笑んだりした。

こうした心情を秘めて、私は記事を読んだりした。

この記事は、2020年9月12日に配信され、無断であるが記事の大半を転載させて頂く。



《・・秋の訪れ知らせる「白露」の神秘

日々忙しく過ごしていると、季節の移り変わりには気付きにくいもの。
だが、少し足を止めて季節や自然に目をやると、
今まで知らなかった小さな変化に気付くことができ、
心に余裕も生まれるのではないだろうか。

秋の訪れを知らせる「白露」について、気象予報士の田家康さんが解説する。



季節を表す言葉に「白露」がある。

そのまま読めば「はくろ」だが、「しらつゆ」と読む人もおり、
普段聞きなれない言葉なだけに混乱する人も多い。
「はくろ」が正解だ。

これは、1年間を24分割し、季節の移り変わりを細かく現した「二十四節気」の一つ。
一般に知られているものに「立春」や「夏至」、「秋分」などがあり、
今年の白露は、9月7日から始まり21日まで続くとされている。

暑さが和らぎ始める季節になると、
夜に気温が下がることで、大気が冷えて霧が発生しやすくなる。

草花や木に朝露が降り、その露が白く光って見えるようになる。
それが白露だ。
だんだんと秋の気配が深まっていく様子を表している。


      

霧が発生する仕組みは、いくつかある。
たとえば、冷たい水面の上を暖かい空気が移流した時、
空気の中に含まれる水蒸気が凝結して、小さな水滴が生まれる「移流霧」。

反対に、温かい水面の上を冷たい空気が流れた時には、
水面から蒸発した水蒸気が冷やされてできる「蒸気霧」が生じる。

他にも、山の麓から標高の高い所へと空気が斜面を上っていく時、
 気温が低下する中で山の中腹辺りに発生する「滑昇霧」を
見たことのある人もいるかもしれない。

昼夜の気温差が大きくなる秋の霧は、「放射霧」と呼ばれるものだ。
 夜から明け方にかけて、特に雲がない晴天の時に、
地表から上空へと熱が逃げていく。

「放射冷却」と呼ばれるもので、この効果により夜明け前に一番気温が下がり、
地表の気温が下がることで空気が冷やされ、水蒸気が凝結して霧となるのだ。


今年の白露は9月7日からだが、実際には肌で感じる季節感とはズレがある。

これは、二十四節気全てに言えることで、
中国内陸部の古い郷土暦が二十四節気の発祥とされることが理由だ。

とりわけ、空気の水平移動が少ない盆地の地形で放射霧の発生件数は増えるが、
長野地方気象台によれば、松本市や長野市で秋の放射霧が増えるのは、10月以降で、発生件数のピークは11月。

霧が出る時間も夜明け前から数時間で、太陽が昇る10時頃までには消えていく。(略)



西日本にも、兵庫県から中国地方にかけての山間部では、
秋の放射霧の名所と言われる場所がある。

広島県北部の三次盆地は標高300m以上の山々に囲まれており、
10月後半ともなると盆地を覆うほどの霧が発生する。

さらに近年話題になっているものに、
兵庫県朝来市にある竹田城跡の放射霧がある。

秋から冬にかけての早朝、低地で大規模な霧が発生し、
城郭が空の上に浮かんでいるかのような絶景となる。


      ☆朝霧に包まれた竹田城跡・・掲載されていた写真をお借りした☆

その在り様は、さながら宮崎駿監督の映画『天空の城ラピュタ』に出て来そうと
言われるほどの人気を博している。

今年はコロナの影響で、遠出する機会が減った人も多いだろうが、
気象現象がもたらす幻想的な自然や歴史に思いを馳せ、
コロナ収束後の旅行を心に描いてはいかがだろうか。・・》

注)記事の原文より、あえて改行を多くした。

明日より30数度の残暑厳しい日が予測され、
古来の人たちから、暑さ寒さ彼岸まで、と伝えられている名言を心の片隅から思いだし、
心の中で呟(つぶや)いたりしている。

私は定年後の年金生活から自主的に日常の買い物を担当となっているので、
最寄のスーパーに買物に行ったり、或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパーに行ったりしてきたが、
根がケチなせいか路線バスに乗るのことなく、ひたすら歩いたりしてきた。
その後は、自宅から数キロ以内を歩き廻ったりしていることが多かった・・。

過ぎし初夏の頃から、半袖のスポーツ・シャツと長ズボンのストレッチ・パンズ、
夏の帽子を深めに被り、サングラスをして、ときには扇子を取りだして煽(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちるのである・・。
やむなくハンドタオルで顔などを拭(ぬぐ)いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも気合いを入れて、足早に歩いてきたのが本心であった。
そして暑さに負けそうと思った時は、冬の寒さの情景を思い浮かべて、歩いたりしてきた。



帰宅後の午後の大半は、クーラーの冷気の居間の片隅で、
簡易ベットに横たわりながら、読みたかった本を読んだりしてきたが、
ときには体力の衰えた為か、昼寝をしたり甘受する時もあったして、
この世の最も贅沢なひととき、と思ったしてきた。



夕食後、玄関の軒下に降り立つと、
小庭から鈴虫(スズムシ)の鳴き声が盛大に聴こえ、蟋蟀(コオロギ)も鳴き、やがて合唱となる。

こうした中で、鈴虫(スズムシ)は声高に鳴き、
蟋蟀(コオロギ)は少し遠慮して鳴いているように聴こえ、
定年退職後に何かと気弱になった主(あるじ)の私は、
なぜかしら蟋蟀(コオロギ)に私は愛(いと)おしさを感じたりしている。

そして、この時節を迎えると、やがて毎年何かと月を眺めたりしてきた。
『十三夜(じゅうさんや)』を誉めたり、
中秋の名月と称されている満月の『十五夜(じゅうごや)』を 見惚(みと)れたり、
待ちわびた『十六夜(いざよい)』の美に圧倒的に魅了されたりしている。



このように私は、「白露」の時節を迎えると、
朝夕の涼しい風の匂いに心も身もゆだねて、過ごしている・・。

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新型コロナとインフル 同時流行に備えてやっておくべきこと、高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2020-09-11 14:30:54 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』を見ていたら、
『 新型コロナとインフル 同時流行に備えてやっておくべきこと』、
題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住んでいる年金生活のまもなく76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、 
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。  

こうした中、私は単細胞の為か、年に数回、季節の変わり目に風邪気味になる時がある。

   
                      

過ぎし年の2004年(平成16年)の秋に定年退職後、 多々の理由で年金生活をしていると、
風邪気味かしら、と私は感じたら、 いつでも寝れる年金生活の特権であり、
市販薬も飲まず、早めに寝てしまい、9時間ぐらい睡眠をすれば、 
翌日は絶好調・・と心の中で呟(つぶや)いたりした。

そして私が65歳の高齢者となった後、近くの内科専門医院の医師より、 
インフルエンザ予防接種を薦(すす)められた時、
『寒さを感じた時は、緊張感があれば、風邪などはひきませんょ・・』 
と私は明るく応(こた)えたりし、可愛げのない高齢者であった。

          


この後、まもなく私は近所の年配の男性より、
風邪になって油断すると肺炎になると、 最悪の場合は生死にかかわることがあるから、注意しなさい、
と私は教えられたりした。

そして私は、何とか後期高齢者の入門の75歳まで、何とか健康寿命で迎えたく、
これ以来、風邪気味になった時、市販薬の総合感冒薬を服用して、
早めに寝てしまい、9時間ぐらい睡眠をすれば、 翌日は風邪気味も消え去り、微笑んだりしてきた。

やがて2012年(平成24年)の12月中旬、年末年始で何かと人と逢う機会が多いので、
 遅ればせながら、やはり風邪は移しても、移されても困るので、 初めてインフルエンザ予防接種を受けた。
これ以来、私はインフルエンザ予防接種を受けてきた。               
          
このように風邪に関しての対策をしてきたが、
しかしながら昨年の晩秋、ご近所の私よりひとつ若い男性が、風邪を悪化させて肺炎が原因で死去され、
私は動顛しながら、風邪でも油断大敵、と思いながら過ごしている。


更に今年の2月の頃より新型コロナウィルスの烈風より、
世の中は一変してきたので、
今回の《 新型コロナとインフル 同時流行に備えてやっておくべきこと 》学びたく、記事を精読してしまった。

この記事は、公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』に於いて、
2020年9月11日に配信され、無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・新型コロナとインフル 同時流行に備えてやっておくべきこと 



    
新型コロナウイルスとインフルエンザのダブル感染が
懸念される季節が近づいてきた。

私たちはそれに備えて何をしなければならないのか?

「弘邦医院」(東京・葛西)の林 雅之院長に聞いた。
「新型コロナとインフルエンザウイルスが互いに干渉して、

インフルエンザが流行しないと予想する人もいます。

確かに2019~20年シーズンのインフルエンザは、
例年に比べて少なかった。

世界的に見ても、インフルエンザの患者数は減少しています。

しかし、インフルエンザとの複合感染が起きると、
死亡リスクは高まるのですから、高齢者、糖尿病など感染・重症化リスクの高い人は、
とくに早めにインフルエンザワクチンを打つ必要があります」

今シーズンに供給されるインフルエンザワクチンの見込み量は

約3178万本。

昨年度(約2964万本)に比べて7%増加している。
4価ワクチンに変更された2015年以降、最大の供給量になる見通しだ。

しかし、これは一度に各医療機関に供給されるわけではない。
月単位で分散して供給される。

例年10月のインフルエンザワクチン接種スタートからしばらくは、入荷不足が続くのはこのためだ。

「今年は例年以上にインフルエンザワクチン接種希望者が増えるのは確実で

政府も安定供給を例年以上に注視するでしょうから改善はされるでしょう。



とはいえ、あらかじめ、通っている医療機関に
インフルエンザワクチン接種が可能かどうかを含め
接種時期を問い合わせておくべきでしょう」

気になるのは、製造されたインフルエンザワクチンが

対象とするウイルス株の予想が的中するかどうかだ。

「日本のインフルエンザワクチンはA型2株、B型2株で構成された4価ワクチン。

どの株を選んで作るかは、原則として世界保健機関(WHO)が推奨する株の中から、
期待される有効性並びにワクチンの供給可能量を踏まえたうえで決定します。
今シーズンは4株のうち3株が交代し、うち2株は新規株です」

もうひとつ確認しておきたいのが「かかりつけ医」だ。


新型コロナ感染が疑われた際の相談先は、
これまで保健所などが担ってきたが、
早ければ10月以降はかかりつけ医など身近な医療機関が主体となる。
保健所の負担を減らすためだ。

「感染が疑われる人はまず、『かかりつけ医』など身近な医療機関に電話相談して、
どの医療機関を受診すればいいのかなどの指示を受けることとなります」



自治体は、新型コロナとインフルエンザ両方の診療や、
PCR検査よりも短時間で診断できる抗原簡易検査などが可能な医療機関を「診療・検査医療機関」に指定。

新型コロナやインフルエンザの感染が疑われる人は、
かかりつけ医などの身近な医療機関に電話相談し、
そこが指定医療機関の受診の予約をする。

そうでない場合は、紹介してもらうことになる。

「新型コロナとインフルエンザの同時流行となると

医療機関によっては、診療しないところも出てくるでしょう。

そうなると患者さんは、今までと同じように自由に
医療機関を受診できなくなる可能性があります。

そのとき適切なアドバイスを得るためにも
今後は身近な医療機関との連携が大事になります。
今のうちに自分のかかりつけ医を確認しておくことが大切です」

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




私は記事を読み終わった後、患者側の私として、
かかりつけ医』が必要だ、と思いながら、
やがて私にとっては『主治医』のような御方を思い浮かべて、
微笑んだりした・・。

                    


過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。 

 私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、 
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。 

そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、 
 体力の衰えた66歳の私は、青色吐息のような表情で、内科の医師のアドバイスを聴いたりした・・。

 私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。 
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
 私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。 

やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。 

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、 
これ以来、朝夕頂いたりした。 

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。

          


こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、 
 糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、

日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。


しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、と言われる時もある。
   
このように私は、この内科専門医院の医院長の診察を10年ばかり受けた来たので、
秘かに私にとって大切な主治医のような存在、と思ったりしてきた。




そしてこの医院で、年に一度だけ、市より健康診断を受診してきた。

の間、『胃がん』の検査で、二度ばかり再検査・要で、精密検査として胃カメラ、
或いは『大腸がん』の検査で、一度だけ再検査・要で、精密検査として内視鏡の検査を体験してきた。


こうした時、この医院長に気弱な私が受診するには、

どの専門病院が良いか推薦して下さい、と懇願して、
私は指定して下さった専門医院で、予測した以上に検査が気楽だったので、
安堵したりしてきた。

このような幾たびの体験を重ねてきたので、
私にとっては心身共に信頼している『かかりつけ医』となっている。

そしてかかりつけ医』の御方は、私の身体の弱点は殆ど認識して下さり、
私が小心者であることまで知っている、と思われる御方である。

このように私は、私のかかりつけ医』に2012年(平成24年)の12月中旬、
これ以来、私はインフルエンザ予防接種を受けてきた・・。

今回、新型コロナの診療や、PCR検査よりも短時間で診断できる抗原簡易検査などを含めて、
私はかかりつけ医』に指示を仰いで、検査を受けよう、と思ったりしている
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ある御高齢の御夫婦『できる限り、自分たちは自分らしく生きていたい』、私は学び、感銘させられ涙を浮かべて・・。

2020-09-10 13:01:54 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住むまもなく76歳になる年金生活の身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭である。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。


私たち夫婦にとって難題は、やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。


或いは、いつの日にか、どちらかがあの世に旅立ち、
残された方が『おひとりさま』になり、生活の状況、生活費、生きがいなどを含めて、
ときおり私は思案したり、幾たびも家内と話し合ったりしてきた。



たまたま一昨日の夜、『婦人公論』の公式サイトの【 婦人公論.jp 】を見たりしていた中で、
「長生きなんてしたくなかった・・」貧困、ひきこもりの子ども・・長寿者が直面する現実は 
と見出しを見たりした。


そして副題として『「人さまに迷惑をかけたくない」という呪縛 』、
と明記されていた。

私はそれぞれ御歳を重ねた御方の晩年期を学びたく、
記事を読んだりし、多々教示されたりした。


そしてこの中で、最終章のある御高齢の御夫婦の人生信条に、
圧倒的に感銘を受けて、やがて涙を浮かべたりした・・。




この記事の原文は、フリーランスライターの樋田敦子さんの寄稿文であり、
 『婦人公論』2016年12月13日号 に掲載された記事のひとつで、
公式サイトに2020年9年4日に配信され、
この記事の最終章に記載された部分を無断ながら転載させて頂く。

《・・自分らしく生きていたい


日本のような高齢社会では、高齢者が高齢者をみる「老老介護」が
否応なしに迫ってくる。
中には不幸にも深刻な事件になることもある。

2016年5月、東京・町田市の都営団地で事件は起こった。

92歳の夫の首を絞めて殺した後、
87歳の妻がベランダで首を吊って自殺したのである。

遺書には「じいじ、ごめんなさい」と書かれていた。

数年前から夫には、認知症の症状が表れ、
今年に入って目も不自由になったうえ、車いすなしでは生活できない状態に。

介護に疲れ果てた妻は、夫を介護施設に入れようとしたが、
当初はひどく嫌がった。

それでも説得して、入所を決めた直後の無理心中だった。

夫婦が暮らしていた団地で聞くと、
隣人は一様に「なぜ?」と首をかしげる。

長男長女は、二人をちょくちょく見舞い、気にかけていたという。
妻の献身的な介護ぶりは、近所でも評判だった。

彼らのように仲の良い老夫婦の不安や悩みを、
周囲はどう察知して、解決していくべきなのだろうか。



千葉県在住の東實さん(94歳)と月恵さん(90歳)夫婦は、
互いを補完し合うように、毎日を送っている。

實さんは、加齢による黄斑変性症で、左目がほとんど見えない。
かたや月恵さんは、耳が遠い。
右耳は、補聴器を使用しても聞き取れず、左耳で聞くが、
自分の声も聞こえないという。

「病院へは、いつも一緒に行きます。
『補聴器を連れてきましたよ』と言うと、先生方が笑うんです。

私は、体がふらついて何度も転んだことがありますが、
夫はいまだに自転車に乗って遠出します。

心配になって、携帯電話でどこにいるかを確認するくらい元気です」(月恵さん)



二人は、実によく動く。
實さんは、庭で野菜や花を栽培し、月恵さんは、炊事に洗濯。

この日の朝食は、ご飯に納豆、具だくさんの味噌汁ほか、
つくだ煮やらっきょうなど手作りの常備菜も含め食卓に8品が並んだ。

朝はしっかり食べ、昼夜は軽めが東家流。
夜、實さんは定量の焼酎1合半を飲むが、
月恵さんから「あら、飲みすぎじゃない?」と指摘されることも。

時には、ガスをつけっ放しにして鍋を焦がしたり、
水道を閉め忘れたりすることもあるが、互いに注意しながら暮らす。

「年寄りになると、散歩といっても、そう長くは歩けないので、
家にいて動くことを心がけています。

食器洗いは、私がやるから、お母さんは洗濯ね、という具合。
できることは、自分たちでします」(實さん)


 
結婚68年。
67歳になる息子は、二人を心配して、月に1回は実家に戻ってくる。
息子は「いつでも頼っていいんだよ」と言ってくれるが、
二人は息子に迷惑をかけることのないよう、
今後も公的な介護サービスで乗り切るつもりだ。

戦中、中国に出征していた経験がある實さんは、
凜として、「今後に何も不安はない」と話す。

夫婦互いに「怒らない、責めない、怠けない」をモットーに淡々と暮らしている。

一方の月恵さんには不安も──。
「今はいいですが、この先一人でトイレに行けなくなったらどうしよう、
オムツになったらどうしようと心配です。

それを話すと、ヘルパーさんが
『大丈夫、娘だと思って。私がケアをします』
と言ってくださいます。
それでも申し訳なくて──」

ケアマネジャーを含めて、
どちらかが施設に入所しなければならなくなったときにどうするか、と話し合うこともある。

それでも「できる限り、自分たちは自分らしく生きていたい」
と夫婦は言う。

生きていれば、つらいことも多い。
「歳を取ればいろいろあります。でもそれが人生です」

先達の言葉は重い。‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。


今回の最終章に記載されているある御高齢の御夫婦、
『できる限り、自分たちは自分らしく生きていたい』、
こうした思いで、お互いに思いやり、感謝のしぐさ・・と私は感銘させられたりした。

特に微笑ましく感じ深めたのは、
耳が不自由な奥さんのかたや月恵さん(90歳)が通院する時、
ご主人の實さん(94歳)が付き添いで病院に共に行った直後、
月恵さんは、『補聴器を連れてきましたよ』と言うと、先生方が笑うんです。

こうしたユーモアのセンス・・私は感動を超えて、感銘を受けたりした。

この御夫婦の日常生活のしぐさ、会話を私は学び、
こうした人生信条に感銘を受け、やがて涙を浮かべていた・・。

そして私たち夫婦の、いつの日にかの御手本に・・と思い深めたりしている。
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「生き続ける苦痛」老衰で死ねない時代へ・・、私は厳粛に学び、やがて多々教示させられて・・。

2020-09-09 14:40:26 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】を見たりしていた。


こうした中で、『 「生き続ける苦痛」老衰で死ねない時代へ・・、医師と家族の選択肢  
と見出しを見たりした。
   

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


こうした中、過ぎし35年近くのサラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
17年近く過ごしてきた年金生活は、予測した以上に安楽な生活を享受している。

しかしながら、誰しも70代の頃になれば、

いつの日か自身が亡くなる時を思い馳せる時があると思われ、
何かと単細胞の私でも、漠然としながらも思案する時がある。

          


 

私は年金生活を始めて、3年過ぎた頃から、
いつの日にか認知症、脳梗塞など、そして寝たきりになる前に、
ポックリとこの世と別れを告げたい、と思ったりしていた・・。                   


たとえば晩秋ある日、私の自宅の近くの川沿いの遊歩道を歩いていた時、 
この遊歩道は片側が帯状に小公園となり700メートル前後あり、
樹木、草花が四季それぞれに彩(いろど)っている場所で、私の散策の好きなひとつのコースでもある。

そして、いつものように木のベンチに私は座り、ペットポドルの煎茶を飲みながら、少し休息をした・・。 


この時に、どうした思いか解らないが、いつの日にか命が果てる時は、
晩秋の午前のやわらかな陽射しの中、ポックリと死を迎えられたら本望である、と脳裏をかすめたりした。 


この遊歩道で、独りで歩き、好きな本を抱(かか)えて、突然に命が果てる、 といった状況を願ったりした・・。

          
            
                                                            
しかしながら、この5年を過ぎた頃、私は「ピンピンコロリ」は難しい、とネットの記事で学んだりした・・。
がん医療の権威で終末期医療に詳しい大野竜三医師(愛知県がんセンター名誉総長)は、
『・・ピン・ピン・コロリ。それは中高年なら、誰もが願う生き方でしょう。
でも、そう簡単なことでは、ありません。

現実的に60歳以上の日本人がコロリと逝くとしたら、
心筋梗塞か、脳出血か、脳血栓かと思いますが、 救急搬送されれば、救命措置が施されるでしょう・・』
と私は学び、苦笑したりした。

         

そして『急性心筋梗塞』の場合は、
《“バットで思い切り、胸を叩かれた感じ”、 “熱した鉄棒を、左胸のあたりに、突き刺されたみたいだった”
と口にしていた。 ・・
手足をバタつかせて、もがきながら、救急車内で搬送中に、心肺停止するケースもありました」・・》

このような『急性心筋梗塞』のことを学び、
何かと小心者の私は怯(おび)えながら、 勘弁してほしい、と思ったりしてきた。 

このような終末期を私は思いめぐらしてきた・・。 

                                    

この後、親戚の叔父さん3名も、終末期に3年から5年も入院され、
こうした中、ふたりの叔父さんは御自身の意思はなく、多大な手厚い延命治療を受けて、
やがて病院で亡くなってきた。

こうした話を私は聞いたりしてきたが、 自分で食物を口に運び、食べられなかったら、
もとより延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる平穏死を選ぶょ、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた。

家内も胃ろうや人工呼吸器などの延命治療は、お断りですから・・ と私に言ったりしている。


このような話を私たち夫婦は、幾たびも話し合ってきた・・。

このような深情を秘めている私は、今回の《・・「生き続ける苦痛」老衰で死ねない時代へ・・》って、

どのような状況なのですか、と思いながら記事を真摯に読んだりした・・。 

         

この記事の原文は、医療法人清水会の理事長である佐藤貴久さんが、

『医療・介護連携で実現する 高齢者のための地域医療』(幻冬舎MC)、上梓されて、
編集部が一部を抜粋した記事である。

そして関連の公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】に2020年9月9日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。


    
《・・スイスへ赴き、安楽死を選んだ女性がNHKで報道されて以降、
「人の尊厳」に関わる議論が活発に交わされていますが、
重要なテーマの1つに「胃ろう」が挙げられます。

口から食事をすることが困難な患者の胃に、直接栄養を送るそのシステム。

☆ピンピンコロリを希望する患者への「胃ろう」の是非

徹底した予防医療があっても、高齢者が病気になることや、
体力が衰えることは、ある意味、生物として当然のことであり、
避けられないことではあります。

認知症患者でも、ほかの病気を迎えた患者でも、
最終的には嚥下機能が衰え、食べられなくなり弱っていくのは、
もっとも多い最期の迎え方でしょう。
 
食べられなくなったら「老衰」と判断して、
そのまま枯れるように亡くなることをよしとするのか、
胃ろうなどの経管栄養で生命を維持するのか。

そこは本人と家族の判断に任せるしかありません。


 
数10年前までは、どれだけ高齢であっても、
救命することが正しいと考えられ、
どの病院でも家族の希望を聞くこともなく、経管栄養に切り替えていました。

国民皆健康保険に守られている日本の風土が、そうさせてきたのかもしれませんが、
胃ろうが急増した理由のひとつに「家族の望む処置」でもあった
という面は隠すべきではないでしょう。
 
老衰に近い状態になってくると、
病院でできる治療は、栄養の補給だけになることがあります。

その時に、「家に帰りますか?」と家族に尋ねると
「病院で看取って欲しい」と希望する。

病院側は、何も治療しないのに入院させておくことはできず
「では胃ろうをつくります」という結論になる。

こういった流れで胃ろうがつくられ続けてきた一面があるのです。

 
また、介護施設のなかには、点滴や経鼻経管栄養の患者は受け入れないが、
胃ろうの人は、それほど手がかからないので入所を許可するケースが多く、
家族の側から「胃ろうにして欲しい」と希望するケースも実際にはあるのです。
 
しかし、こうしてつくられた胃ろうのために、
患者本人は望まない延命を続けられることになります。
 
胃ろうは、生きるためのカロリーを強制的に入れる方法ですが、
多くの患者は、寝たきりの状態です。

消費カロリーとのバランスが取れずに太ってしまい、
ボウリングの玉に割り箸がついているような体型に近づく患者もいます。

その姿のまま、ただベッドに横たわり、心臓が止まるのを待つだけという姿は、
誰の目から見ても切ないものです。
 
「ピンピンコロリ」を希望していた患者に、
胃ろうをつくることが本当に必要なのでしょうか。

 
家族が望む場合、医師はその気持ちをぞんざいに扱うことはできませんが、
再び元気になれる可能性のある方が、病気治療のためにつくる場合以外、
胃ろうについては推奨できないケースが多々あります。

その上、嚥下機能が回復しなかった場合、
一度つけた胃ろうを外すことは、難しいものになるということを、
家族も医療従事者も知っておかねばなりません。
 
厚生労働省の「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」にあるとおり、
もっとも尊重すべきは本人の意思です。

そのためにも、胃ろうに限らず、延命治療を行うかどうかについて、
 事前に患者本人と家族に対してメリットとデメリットを丁寧に説明し、
本人の意思を確認しておくこと。

また本人の意思が確認できない場合でも、本人の希望を推測することが
高齢者医療の大切なステップとなるのです。



☆「手を尽くす」ことは本当に患者のためといえるのか?

胃ろうをつくらない場合、栄養摂取ができず、身体はどんどん衰えていきます。

しかし、これは本来「人が死ぬ」自然な流れであり、
患者本人にとっては楽に、穏やかに旅立つための正当な道のりです。
 
高齢者医療を理解している医師であれば、
入院中でも在宅療養中でも、ここから看取りの態勢に入る指示を
看護師や介護スタッフに行うことができます。

しかし、「手を尽くす」ことを使命と感じている医師は、
最期の最期まで点滴によって、栄養と水分を入れます。


 
 ☆手を尽くすことを使命と感じている医師は、最期の最期まで・・?

点滴を続けると、しだいに低タンパク血症となり、
点滴で入った栄養や水分が血管外に漏れ出して、
浮腫や胸水、腹水を起こすことになります。

なかには胸水や腹水を抜き、再び点滴を継続する医師もいますが、
胸水や腹水にも栄養が含まれているため、
これをみすみす抜いてしまうことで栄養状態が悪くなります。

また胸水や腹水を抜くと水分が失われるため、
尿量が低下することにより、腎機能が低下することもあります。

そうなればますます尿が出なくなり、
顔も身体もパンパンにむくんで、腫れ上がってしまいます。
 
こうした状態で最期を迎えると、患者は苦しみ、
旅立ち後の表情はつらく厳しいものになります。

 
しかし看取りを理解している医師であれば、
水分補給は少量にとどめ、だんだんと枯れていくように導きます。

浮腫や胸水、腹水のある人は、最期は自身のその水分を使って生命を維持しますから、
補給する水分は少なくてすむのです。

末梢の点滴だけを使い、食事をまったくとらなければ、
平均して2~3ヵ月くらいで看取りとなりますし、
点滴すらやめてしまえば、普通は約1週間、
胸水や腹水がたまっている場合でも2週間以内で旅立ちの時がやってきます。
 
点滴も何もしなければ、人の身体は最小限の「省エネモード」になり、
細々と生命を維持し、静かに穏やかに亡くなっていきます。

最後は眠るようにひっそりと、死に顔も美しいものになります。
 
「何もしない終末期」の選択ができる医師こそが、
高齢者医療の要になると私は思っています。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今年の春、新型コロナウィルスで不用不急の外出自粛の中、
私たち夫婦は『終活』をしている中、葬儀、墓地などに関しながら、
やがて終末期の『尊厳死』の手続きをしたりした。

こうした中、尊厳死についての活動を行う団体に「尊厳死協会」があり、
尊厳死の定義やリビング・ウィルなどの普及啓発を目的として設立された団体と知っりした。

          

《・・日本尊厳死協会では、延命治療を続けないことを希望する患者の「リビング・ウィル」を登録管理し、
不治で末期の状態となったときを想定して、事前に患者の尊厳死の意思を明確に残しておくための書類で、
あらかじめ、終末期医療に対する希望を書き残した医師らへの指示書を用意しておく、と学んだりした。


そして日本尊厳死協会では、リビング・ウィルとして尊厳死宣告書を発行し、
尊厳死宣告書は、自分が不治の病で末期の状態となってしまったときに、
終末期の医療について患者自身の意思表示をするための書類です。

尊厳死宣告書には、「リビング・ウィル-終末期医療における事前指示書」と、
その補完として「私の希望表明書」が提供されています。

本人の希望表明とは、たとえば、回復不能な植物状態が継続するような状態となったときには
延命処置を止めてほしいといった内容です。

また、苦痛を和らげるような措置については、
できる限り受けたいといったような希望を表明することもあります。

本人が記載した原本と併せて、原本証明付きのコピーも2枚送付されるため、
いざというときに備えて家族などに預けておくことも可能です。


決断のときに、どのような医療を受けたいか、医療を受けることを望まないかを自分で決めることは、
憲法に保障された基本的人権のもとである自己決定権です。

また、最期のときまで自分らしく生きるための過ごし方を選択することは、
患者自身の存在を尊重することにもつながります。・・》


          

こうした「尊厳死協会」に入会申し込みを、それぞれ私たち夫婦はして、
まもなく
『正会員』として、ぞれぞれ年会費2000円を振り込んだりした。

やがて私たち夫婦は、終末期の治療に関して、それぞれささやかな希望が叶(かな)い、
あの世に旅立てるかしら、と私は思い深めたりしている。




今回の記事より私は、《・・看取りを理解している医師であれば、
水分補給は少量にとどめ、だんだんと枯れていくように導きます。

浮腫や胸水、腹水のある人は、最期は自身のその水分を使って生命を維持しますから、
補給する水分は少なくてすむのです。

末梢の点滴だけを使い、食事をまったくとらなければ、
平均して2~3ヵ月くらいで看取りとなりますし、
点滴すらやめてしまえば、普通は約1週間、
胸水や腹水がたまっている場合でも2週間以内で旅立ちの時がやってきます。

 
点滴も何もしなければ、人の身体は最小限の「省エネモード」になり、
細々と生命を維持し、静かに穏やかに亡くなっていきます・・》

こうしたことを私は学び、晩年期に《・・看取りを理解している医師・・》、
めぐり逢えますように、祈願したりした。
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高齢者が誤嚥を避ける為、具体的な日常生活の注意事項、私は多々教示されて・・。

2020-09-08 14:22:37 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見たりしていた。


こうした中で、『 加山雄三も苦しんだ誤嚥 ペットボトルのラッパ飲みに注意  
と見出しを見たりした。




私は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、私は朝食、夕食の時、家内と共に頂いているが、
私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりが好きで、

何かと家内と談笑したりしている。

そして私は、食べながら家内に話したりしていると、一か月に一度ぐらい、
食物が食道へ入るべきものが気管に入ってしまうらしく、

一分ぐらい、むせたり咳き込んだりすることがある。

こうした時、家内は『高齢者になると誤嚥(ごえん)になる人が多いから、気を付けてねぇ・・』
と私は言われたりしている。


私は4年前の頃までは、こうした体験がなく、戸惑いながら不安を秘めたりしている。


そして家内も、数か月に一度ぐらいあるから、私も気を付けるわ、
と私に微苦笑しながら言ったりしてきた。

こうした私たち夫婦は、誤嚥(ごえん)について、
少しばかり体験をしてきたので、やはり注意一秒で食べる時、お茶を飲む時は、
ゆっくりと頂くことが肝要だなぁ・・と思い深めてきた・・。

このような誤嚥(ごえん)に関しても、一歩間違えると死のリスクがある中、
私たち夫婦は共に高齢者の身であるので、今回の記事を読み、少しでも学ぼうと精読してしまった。





この記事は『週刊ポスト』の2020年9月18・25日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NEWSポストセブン 】に9月7日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。



《・・“若大将”が、あわやの事態に見舞われた。
8月29日夜、加山雄三さん(83歳)は、
自宅で水分補給のために水を飲んだ直後、激しくむせかえって嘔吐を繰り返し、
妻が119番。

都内の病院に救急搬送され、そのまま入院した。

加山雄三さん襲ったのは、食べ物や飲み物が気管に入り込む「誤嚥」だった。

事務所は9月2日、咳き込んだ際に軽度の小脳出血を起こしていたことを報告。

現在、症状は安定し、会話もできる状況だとしており、
〈 トレーニングしたあとの水がうまくてさ、がぶ飲みしちゃったんだよな。
年相応の飲み方をしなきゃね・・・〉という加山のコメントも合わせて発表された。



☆深酒するとむせる

誤嚥に詳しい西山耳鼻咽喉科医院理事長の西山耕一郎医師が語る。

「誤嚥は、年齢とともに喉の嚥下(物を飲み込む)機能が衰えることで起こります。

この時、食べ物や飲み物と一緒に口腔内の雑菌が肺に入り、
誤嚥性肺炎を引き起こすこともある。

加山雄三さんは、むせるだけでなく、嘔吐を繰り返したそうですが、
誤嚥した時に気管から異物を吐き出そうとして嘔吐することは珍しくなく、
この際、吐瀉物が肺に入ることで、窒息のリスクも高まります。

加山雄三さんのように脳出血に至るケースは稀ですが、
脳に強い圧力を受けるほど、むせかえったということでしょう」



東京消防庁の統計によれば、2018年の1年間で8436人が誤嚥や誤飲など
「のどの詰まり」で救急搬送されている。

「現在、高齢者(65歳以上)の死因の第4位は肺炎で、
うち7割が誤嚥性肺炎と言われています」

西山医師によれば、誤嚥は食べ物よりも「飲み物」で起こりやすいという。

「喉は普段、呼吸をするために気道へと通じていますが、
飲食物を飲み込む瞬間だけ、気道のフタを閉じ、食道が開く。

飲み物は、喉を素早く通過するため、
一瞬でも気道のフタを閉じるタイミングが遅れると、誤嚥してしまう。

とくに液体は、固形物に比べてスルスルと喉を通るうえ、
嚥下中に小さな雫となるので、気管に入りやすいのです」

さらに飲み物のなかにも、誤嚥しやすいものがある。
「一番誤嚥しやすいのが、普通の冷たい水。
一気に飲めてしまうからです。

逆に白湯やお茶など温かいものは、一口ずつ飲むことが多く、
水に比べて誤嚥しにくい。

炭酸飲料も刺激が強く、一気飲みしないという点で、
水より誤嚥のリスクは低くなる。

一方でお酒は、筋肉を弛緩させ、神経伝達を遅らせるので、
誤嚥を招きやすい。

実際、お酒好きの高齢者の中で、
深酒すると、むせるかたは散見されます。

個人的にすすめるのは、スムージーやヨーグルト系の、
とろみのある飲料です。
こうした飲料は誤嚥しにくいことが分かっています」(西山医師)



☆「ラッパ飲み」は厳禁

残暑厳しいこの季節、「水分補給は白湯かスムージーで」というのは、
さすがに現実的ではないかもしれない。

安全に水を飲むためには、どんな点に注意すればいいのか。
「一番やってはいけないのが、ペットボトルのラッパ飲みです。
上を向いて水を一気に飲もうとすると、
嚥下処理能力を超えてしまい、気管に入りやすくなる。

コップで飲むほうが、上を向くことがないため安全です。
少量を口の中に入れて、軽くお辞儀をするように下を向いて、
一口ずつ飲み込むように意識しましょう。
背筋を伸ばすのもポイントです」(同前)

毎食後に、高血圧など持病の薬(錠剤)を服用する際も、
水は「少量でゆっくり」を心がけたい。

ゼリーなどを混ぜて、水にとろみをつけるのも有効だという。
「口腔から喉にかけて、水分が小さな雫になりにくくなります」(同前)

高齢者が一日に必要な水分摂取量は、1.5リットルとされる。
「誤嚥を恐れて、水を飲まなくなるのは避けましょう。
脱水症にならないよう、正しい飲み方を知り、
適切な水分補給を怠らないようにしてください」(同前)

万一、誤嚥した際に、周囲の人がやってはいけない行動もある。
「よくやってしまうのが、背中をトントンと叩くことです。
これにより気管に入った水が、肺に入ってしまう。

むせかえっている人に、水やお茶を飲ませるのもNG。
誤嚥を加速させるだけです。

正しい対処法は、まず座った状態で上半身を前方へ倒し、
気管を水平にして咳をさせること。

この状態なら、背中を叩いても大丈夫。
気管に入った水を吐き出しやすくなります」(同前)‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。          




私は記事を読みながら多々教示させられたりした。

私は最近は7時過ぎに起床後、洗面した後は着替えたりした後にキッチンに行く。           

そして冷蔵庫で冷やして置いた煎茶を、
お寿司屋さんより頂いた大きめの湯飲み茶わんで一杯飲んだりして、
正気になり微苦笑することが多くなっている。


まもなく、大きめのコップにアイスコーヒー、大きめの湯飲み茶わんに冷茶、
このふたつをトレイに載せて、居間にあるテーブルに置いたりしている。

こうした中、私は家にいる時は、脱水症、そして熱中症が怖くて、

幾たびもゆっくりと飲んでいる・・。





日中のひととき、我が家の平素の買物専任者の私は、

家内から依頼された品を求めて、新コロナウィルス烈風になると3日に一度ぐらいに激減したが、
原則として徒歩で、スーパー、専門店に行ったりしている。
        
こうした時の私の夏模様として、容姿は制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。





やがて帰宅後、私は健康でなければ、日常のささやかな願いも制約されるので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症とか心筋梗塞などは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。




やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。


こうした時、私は景観を眺めながら、ゆっくりと煎茶を飲んだりしている・・。 

         

こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、 

放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた
     




このように昨年までは、熱中症対策をして熱い夏を乗り越えてきたが、
今年の夏は、コロナ対策のひとつとして、買物、散策、病院の通院など外出の時は、苦手なマスクを付けてきた。

こうした中で、口の周りが熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。

このように今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
私は紳士用の日傘を買い求めて、せめて散策をする時は日傘を差して、
少し涼しいかしら、ときおり独り微笑んできた。



今回、高齢者が誤嚥を避ける為、具体的な日常生活の注意事項、
私は多々教示されたりした・・。

確かに日常は、ゆっくりと時間を過ごせるので、
食べ物、飲み物もゆったり頂き、美味しかったよねぇ・・と甘受できれば、
これ以上の倖せのひとときはない、と思いながら微笑んだりしている。
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大股、速足、腕振りが、ただの「歩き」を「運動」に変える、改めて私は学びながら、微苦笑をして・・。

2020-09-07 14:25:00 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』を見ている中で、
大股、速足、腕振りが ただの「歩き」を「運動」に変えるか、
と題された見出しを見たりした。

 私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活丸16年を過ごしてきた。


もとより寝たきりなどは、日常のささやかな願いも制約されるので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症とか心筋梗塞などは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


                                                                  
このような深情を秘めている私は、今回の
大股、速足、腕振りが ただの「歩き」を「運動」に変える、
改めて学びたく、こっそりと読んでしまった。

この記事は、【 日刊ゲンダイ 】の『ヘルスケア』に2020年8月30日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・ 記者は50代の女性である。

デパートやモールに出かけては、何を買うワケでなくても、
ぶらぶらする、いわゆるウインドウショッピングが趣味の一つだ。

出かけた日に携帯の歩数計を見ると、たいていは1万歩を超えている。
それを見ては「よく歩いたな」と満足するのだが、ふと疑問が沸いた。

友人と話しながらのんびり歩くこの歩き方でも、運動になっているのだろうか。



「運動として捉えるのであれば、
『私は今、しっかりと歩いています』
という意識を持ちながら、歩きに集中することをおすすめします。

"買い物ついでに、ウオーキング"よりは、
"ウオーキングのついでに、ちょっと買い物"ぐらいのほうがいいでしょう」

こう話すのは、パーソナルトレーナーとして活動する、

アスレチックトレーナーの三田貴史さんだ。

ウインドウショッピングを「運動」に近いレベルまで上げるには、

何を履くかも大事。

しっかりと歩くための足元は、やはりスニーカーがベストだ。
スニーカーを履き、足の指で地面を蹴って、
押し出しているという意識を持ちながら、歩幅にも気を配る。

「なるべく大きめの歩幅で歩きましょう。

歩幅が狭いと、使う筋肉量が減ってしまいます。

使う筋肉量が多ければ多いほど、消費する酸素量が多くなる。
そうすると取り込む酸素量も増えるため、心肺機能も上がります。

心肺機能がアップすると身体活動量が増え、
生活習慣病の予防にも効果が期待できますよ」



大股の速足で歩くことで、脳の血管が拡張して血の巡りが良くなり、

ひいてはそれが認知症予防になるという話もある。

ウオーキング時の正しいフォームと、

番外編ともいえる歩き方を教えてもらった。

「腕はしっかりと振ってください。

腕を振ると、下半身が自動的にねじれるので、
足が前に出やすくなりますよ。

また、たまには後ろ向きに歩いてみるのもいいですね。
人間が前に進むためには、体を押す役割をする腿の後ろの筋肉の動きも
大切になってくる。

後ろ向き歩きをすることで、腿後ろの筋肉を効果的に鍛えることができます」

後ろ向き歩きをするときには、危険じゃない場所を選び、

後ろに障害物などがないことを確認してから行いたい。

ぶらぶらと楽しむウインドウショッピングが、

健康効果を上げるものに変われば、一石二鳥。

さらには、大股で速足、腕を振りながらのウオーキングも日常的に取り入れたい。
今後はそちらも習慣化させようと心に誓った。

(取材・文=和田真知子/日刊ゲンダイ)・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



私は記事を読みながら、知らなかったこともあり、
教示されたりし、やがて微苦笑を重ねたりした。

私は民間会社のある会社で35年近く奮戦し、
2004年(平成16年)の秋、定年退職となり、 多々の理由で年金生活を始めたが、
平素の買物ぐらいと思い立ち、私は自主的に買物の担当となったりした。

そして家内から依頼された品を求めて、私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、
季節のうつろう情景を眺めたり、 歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、
原則として路線バスに頼らず、 ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。


こうした中で、私の夏模様として、容姿は制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。




やがて買物メール老ボーイの責務を終えた後、帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

そして70代の5年生して、心身共に自立し健康的に生活できる健康寿命を意識して、
確かな『生きがい』と『健康』、そして『気力』を持続できるように、 ときおり願いながら歩いたりしている。


しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。
          

やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。


          

こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、 
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた
     




このように昨年までは、熱中症対策をして熱い夏を乗り越えてきたが、
今年の夏は、コロナ対策のひとつとして、
買物、散策、病院の通院など外出の時は、苦手なマスクを付けてきた。

こうした中で、口の周りが熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。


或いは今年の夏から、日傘を買い求めて、散策、病院の通院などで差して、
幾分涼しいよなぁ・・と独り微笑んだりしている。


                           

こうした中、我が家の近くに野川が流れていて、両岸は遊歩道があり、
 散策として殆ど毎日のように歩いたりして、      
季節のうつろいを享受して、ときおり情景をデジカメで撮ったりしてきた。 




このようなデジカメの技巧も知らず、拙(つたな)い感性を頼りに撮ったりしているが、
私のその時の心の軌跡の記録でもあり、ともすれば見た情景を忘れることもあり、
記憶のかたみであり、もとより自己満足の世界の写真となったりしている。





こうして立ち止まって撮ったりした後、足早に歩いたり、
大股で歩いたり、或いは通常の私はスピード1キロ12分程度になったりしている。

今回の記事を読み、私はウォーキングのお手本から外れているよなぁ・・

と微苦笑をしたりしている。

そして何かと不器用な私は、後ろ向き歩き・・あぶないので、
自重したりしている。
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BSプレミアム『中島みゆき名曲集~豪華トリビュートライブ&貴重映像~』、視聴した後、過ぎし年の旅に思いを馳せて・・。

2020-09-06 12:46:15 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の住む年金生活のまもなく76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


昨夜、いつものように居間で、私は家内と談笑しながら夕食を頂いた後、

私は大皿、小皿、小鉢、などをキッチンにお運びをしている時、
『あらぁ・・BSで・・中島みゆきさんの歌番組があるわょ・・』
と家内は私に教えてくれたりした・・。



この後、私は新聞でテレビ番組表を見ると、
BSプレミアムで夜の10時半より12時まで、
『中島みゆき名曲集~豪華トリビュートライブ&貴重映像~』と明記されていた・・。

私は遅ればせながら昭和64年の少し前に、中島みゆきさんの歌を偶然に聴き、
これ以来6年ぐらい物狂いのような熱愛者となった後、発売されているカセット、CDを買い求めて、
やがて敬愛している平熱のファンとなって今日に至っている。



何かしら今回は、2015年11月に開催された中島みゆきさんの楽曲を
女性アーティストがカバーするライブ『中島みゆき RESPECT LIVE 歌縁(うたえにし)』の模様を
2016年1月17日に BSプレミアム放送したのを再放送であった。

やがて家内も視聴して、共に視聴したりした・・。

そして大竹しのぶさんを始めとする多彩な華原朋美さん,クミコさん,研ナオコさん,
坂本冬美さん,中島美嘉さん,中村中さん,満島ひかりさん、それぞれの御方が、
選定された『化粧』、『あばよ』、『黄砂に吹かれて』、『怜子』、『世情』などを唄われていた。



この間、中島みゆきさん御自身の貴重な映像とともに、
『糸』、『わかれうた』、『ファイト!』、『空と君のあいだに』、

 『地上の星』、『麦の唄』、『時代』を唄われて、
恒例の舞台劇の『夜会』の一部の映像も公開されたりしていた。


この後、私は番組の中で、
それぞれのアーティストの方たちが極寒の坑道の薄暗い中、それぞれの楽器を触り演奏され、
メロディーが流れ、やがて坑道から高価なドレスを召した中島みゆきさんが、
少しつづ歩みながら『地上の星』を唄われた・・。

この当時も社会状況はリストラ烈風を体験している方たちが多い背景もあり、
 私は中島みゆきさんが唄われる容姿が、人生の女神ように方と感じ受け止めたりした・・。


この『地上の星』を放送されたのを旅先で偶然に、私たち夫婦は視聴した体験があり、、
私は家内に話しかけたりした・・。



過ぎし2002(平成14)年の12月、
私は家内と年末年始の旅行のことで話し合ったりした。

私は前年は4泊5日で能登の輪島温泉滞在で、
程ほど高価な費用を払ったのに、と苦い思いでがあり、
ためらったりしていた・・。

この当時の私は、定年退職時は2004(平成16)年の秋であったので、
現役は残すところ1年10カ月前であった。




こうした時、通販の旅行会社のクラブツーリズムから送付されてくる小冊誌に於いて、
『ゆく年くる年 日本のてっぺんでお正月3日間』と題した、団体観光ツアーがあった。

何かしら大晦日の31日の早朝、羽田空港に集合して、午前10時過ぎに釧路空港に着陸した後、
バスで釧路湿原を通り過ぎ、屈斜路湖、摩周湖の雪の情景を鑑賞した後、オーホック海沿いの紋別に宿泊する。

そして翌日の2003(平成15)年の元旦の朝、稚内を目指して、
オーホック海沿いの道をバスは長らく北上し、そして宗谷岬に午後の3時過ぎ到着した後、
日本の最北端の駅である稚内駅を観たりし、高台にある神社に初詣し、市内のシティホテルに宿泊。

そして翌日の2日、札幌を目指して、日本海を眺めながらバスは南下し、千歳空港から帰京するプランであった。

こうした風変わりな周遊観光コースであり、格安なプランであるので、
二度と企画されないかもしれない、と私は家内に言ったりし、参加したのであった。


       

大晦日の31日、羽田空港に早朝に集合時間であったので、
私はタクシーを予約して、暗い中、自宅を4時に出て羽田空港まで利用した。

そして、厳冬の屈斜路湖、摩周湖の雪の情景を鑑賞したが、私たちはそれなりの防寒服を着たりしているので、
マイナス10度ぐらいは心も身も順応できていたので、微笑んだりしていた。

少し驚いたのは、紋別の観光ホテルに宿泊する前、

街中で蟹(カニ)食べ放題の夕食となったりした。

私は地酒を呑みながら、慌ただしくそれなりに頂いたが、
やはり蟹は毛蟹を一杯だけ頂き、ゆっくりと熱燗の地酒を呑むのが良い、と感じたりした。

そして、宿泊のホテルの部屋に戻ると、
テレビで紅白歌合戦の番組の中で、中島みゆきさんが『地上の星』を唄っていた・・。
後年、伝説となった黒部の極寒の坑道の中で、唄いあげたシーンであった。

私はファンのひとりであったので、この夜の夢は何故かしら、
みゆきさんが女神のように、私の方を見ながら微笑んでいた。
            


翌日の元旦の朝、稚内を目指して、オーホック海沿いの道をバスは長らく北上し、
私は冬の海の景観を眺めたりした。

そして宗谷岬に午後の3時過ぎ到着し、付近の海岸沿いを散策した。

この後、日本の最北端の駅である稚内駅を観たりした後は、
高台にある神社に初詣をしたりした。

この後、付近の大きなクアハウスで湯船に入ったり休憩をした後、
市内の全日空ホテルに宿泊した後、
札幌を目指して、粉雪舞い降る中。日本海を眺めながらバスは南下した。





旅の終わりの寸前、札幌の郊外の厚く根雪となった羊が丘で散策している時、
札幌の市内の灯りが満天の星のように観える中、
お正月の旅行も終ったね、と私は家内と笑いあったりしていた。

この後、私はまもなく中島みゆきさんが創られた『根雪』の歌が心の中で流れたりした・・。

私は音楽業界のあるレコード会社に勤めていたが、
1998年(平成10年)に業界全体の売上げピークとなり、デパート業界と同様にかげりが見えたりした。

この前後に各レコード会社は社内業務の見直し、組織の大幅な改定、グループ会社内の統廃合、
そして資本による合併などが行われたりした。

これに伴ない、正社員のリストラが行われ、人事配置転換による他部門の異動、出向、
早期退職優遇制度により退職が行われた。

私が勤めていた会社でも、先輩、同僚、後輩の一部の人が、
第二の人生を選択し、早期退職優遇制度に申請を出され、
やがて私も出向となり、各レコード会社が委託している音楽商品のCD、DVDなどを扱う物流会社に勤めた。

やがて私が定年を迎える頃まで、いくたびかリストラが実施され、
長年苦楽を共にした先輩、同僚、後輩たちと別れを告げたりした。

そして、出向先の物流会社も何度かリストラで、お世話になった方たちの送別会に出たりした。

私は出向先でも、リストラ烈風の中、人員削減の荒波から退避したような立場となり、
心身とも辛い日々を過ごしていた・・。


この当時の私は、やむなく業界から立ち去った先輩、同僚、後輩の一部の人たちが浮かび、
愛惜感でいっぱいで、胸が熱くなった日々であった。


こうした深情を秘めていた私は、札幌の街並みの灯りが満天の星のように観える中、

中島みゆきさんの『根雪』の歌の一節、
   ♪いつか時が経てば 忘れられる あんたなんか・・、
思いだされ心の中で重なり合ったりした。


            
人は誰しも、自身の心の琴線に触れる出来事は、

いつまでも心の片隅に記憶している、と改めて私は思いながら微苦笑をしたりしている。
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10年ひと昔の自身の投稿文を読みながら、過ぎ去る日々に愛惜を秘め、独り微苦笑を重ねて・・。

2020-09-05 14:27:12 | ささやかな古稀からの思い
先程、私は10年前の頃・・どのように過ごしていたのかしら、
ぼんやりと思い馳せたりした・・。

しかしながら
私は、恥ずかしながら70歳を過ぎた頃から齢を重ねるたびに、
物忘れが多くなった、 と改めて気付き、 独り微苦笑する時もあり、
やむなく自身のブログの投稿文を読み返したりした・・。

          

過ぎし年の2004年(平成16年)の秋に定年後、多々の理由で年金生活を始め、
まもなくブログの世界を知り、国内旅行とかパソコンの故障がない限り、毎日に一通は投稿し、
パソコンを日常の友のひとりとして、愛用している。  
        
私の投稿文の殆どの内容は、幼年期からサラリーマン退職時まで、
そして年金生活の日々の心情を脚色もないありのままの思い、
真情を投稿文に認(したた)めたく、 あますことのないように綴ってきた。

私は綴る際は、自身のその時の心に素直に綴るようにし、
あとで振り返った時、あの時はこのような思いで過ごしていたのか、
何より自身に対して、その時の思いの心情を大切にしているひとりである。

こうした中で、60代の投稿文の内容は、やはり幼年期~現役サラリーマン時代の想いでが多く、
或いは年金生活を過ごす実情を脚色もせず、数多くの綴ってきたりした。




やがて70代になると、自身の体力の衰えを実感して、
健康、病気、介護、葬儀、家計などを学んだことに、
私の思いを前後に加味した投稿文に変貌した内容となり、
まるで餡子(あんこ)の入った『お饅頭(まんじゅう)』のような投稿文となり、独り微苦笑する時もある。  
                                     

従って、数多くの駄文を綴ってきたが、ひとえに自身の為の心の軌跡の発露、と言っても差し支えない。
                     
          

こうした深情もあり、自身が綴った2010年9月の投稿文を開いたりした中で、

9月20日に『女性専門誌、齢を重ねた男性の私が購入する・・。』
と題して投稿していた。

どのような内容で、どうした深情で綴っていたか、忘れてしまったが、
過ぎ去った日々に愛惜を重ねるように、読んでしまった・・。

再掲載すれば下記の通りである。

《・・女性専門誌、齢を重ねた男性の私が購入する時・・。

 



私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
昼前、いつものように私は最寄のスーパーに買物に行ったが、
店内の2階の外れる一角に、女性専用誌、総合のコーナーの書棚がある。

私はこっそりと女性専用誌の『婦人公論』(9月22日)を引き出して、
その後はレジに並んだ。

そしてレジの女性に、
『この雑誌・・特集が良くて・・《誰にも迷惑かけずに・・ポックリ死ねる》特集が載っていまして・・』
と私は言い訳しながら云った。

『あらぁ・・私だって・・いずれは誰にも迷惑かけずに、ポックリと死ねたいわ』
とレジの女性は、私に明るい声で云った。

帰宅後、家内に、
『この雑誌・・先日、ネットで紹介されていて・・
《誰にも、迷惑かけずに、死ぬために》の特集を見たのであるが、
序文と本文の少しは掲載されていたのであるが・・
この後は本誌でお読み下さい・・明記されていたので・・
買ってしまったよ・・』
と私は明るく大きな声で家内に云ったりし、家内は微笑んだりした。



このことは、一昨日の18日に於いて、
『婦人公論、高齢者の男性の私でも、精読したくなり・・。』
と題して、私は投稿している。

☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
     『婦人公論、高齢者の男性の私でも、精読したくなり・・。』☆

そして私は、昼下がりのひととき、
『婦人公論』の特集のひとつの《誰にも、迷惑かけずに、死ぬために》を読んだりした。



私は高校生になって、遅ればせながら読書にめざめて、
小説、随筆、現代史などを乱読し、ときには私も男の子のひとりであるので、
官能美を秘めた好色な本も読んだりした。

しかし、女性専門誌を購入するには、小心者の私は勇気がいる。

従って、これまで私が女性専門誌を買い求めたのは、
鮮明に記憶が残っている。

2007年1月下旬、読売新聞の朝刊を読んでいたら、
雑誌の『婦人公論』の広告が掲載されて折、

《・・  《国家の前にまず家庭》
          品格香る夫婦関係
    藤原正彦 X 藤原美子  ・・》
このように明示されていた。

私は昨年の2006年の初め頃から、藤原正彦氏の愛読者のひとりとなり、
氏の数多くの随筆に、奥様のこともたびたび綴られて、
ユーモアを交(まじ)えて書かれているので、真意のことは・・と興味を持っていた。

このような思いで読んで見たい記事のひとつとなった。

ただ、ご婦人を対象とした雑誌でもあるし、
今月の特集記事は、
【 結婚しても、ときめきたい 】
という香(かぐわ)しいタイトルであったので、購入する時に腰が引けると思ったりした。




そして11時過ぎに買い物に行った時、スーパーの雑誌コーナで見当たらず、
店員さんが本の入れ替えをしている所だった。

『今日・・発売の【婦人公論】・・有りますか・・』
と私は店員さんが言った。

店員さんが入荷分の段ボールを開けて、手渡してくれた。

帰宅後、居間で読みはじめた・・。

正直に綴ると、婦人の雑誌で有ったので、
『俺・・【国家の品格】を書かれた藤原正彦さんの対談が載っているので・・』
と家内に言ったりした。

ご夫婦の対談に関しては、
著作権上に於いて明記出来ないのは残念であるが、
ご夫婦の秘訣を教示されたりした。



これ以前に、私は女性雑誌を購入したことがあった。

確か平成元(1989)年の頃、シンガーソング・ライターの中島みゆき女史が、
『with』という若き女性向けの雑誌に、
新たなアルバムを発売される前にインタビュー記事が掲載され、
この当時の私は、中島みゆき女史に無我夢中の時期であり、こっそりと購入した。

熱愛者となれば、このように少しでも知り得たい心理となる、
と私は確信している。

このように数少ない女性専門誌の購入を綴ってきたが、
買い求める時は、幾つになっても、何かしら恥ずかしいのである。‥》

このように私は投稿していたが、やはり10年ひと昔は、
我ながら若かったなぁ・・、独り微苦笑を重ねたりしている。
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芦田愛菜さんのスマホのテレビCM、スマホに無縁な高齢者の私でも、瞬時に魅了されて・・。

2020-09-04 13:02:40 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の住む年金生活のまもなく76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話は、
半年前の頃より、受信、発信の電話機能だけ使えるようになったが、
スマホと省略されているスマートフォンも使えない拙(つたな)い身である。

こうした中、せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用し、
時代遅れの国民のひとりとなっている・・。



過ぎし、今年の3月初旬の頃、私は家内と夕食を頂いていた時、
テレビの番組で、溌剌と理知的な若き女性が出演され、
過ぎし半年前の頃に学んだ芦田愛菜さんと知り、私は微笑んでしまった・・。

私は偶然に初めて芦田愛菜さんは、「本好き」、「活字好き」について

赤裸々に明かした著書『まなの本棚』(小学館刊)を上梓された、
と知ったのは確か昨年の秋頃であったりした。


そして昨今の若き女性にしては、稀(まれ)な文学少女のような御方だ、
と瞬時に魅了されたりした。



ここ2週間前の頃、家内はテレビを視聴している中、私は近くで本を読んだりした。

こうした中で、テレビより芦田愛菜さんの声が聞こえて、
私はテレビの画面を見たりした・・。

そして『かんたんスマホ 2』のテレビのコマーシャルと知り、
60歳以上は国内通話0円と明記されていた。

何かしらスマホ販売店の若き女性を芦田愛菜さんが扮して、
来客される御方が梅沢富美男さんが扮して、
芦田愛菜さんの販売員が絶妙なしぐさで、勧誘するシーンであったりした。

https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=%E8%8A%A6%E7%94%B0%E6%84%9B%E8%8F%9C+cm&tid=92527d79df42bda23153ee7428ad5bc4&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1
☆『Y! mobile』テレビCM ==>『かんたんスマホ 2』

このCMを創作されたプランナーの御方は、

芦田愛菜さんの理知的なイメージ、
そして受け手の梅沢富美男さんのイメージを巧妙に活用して、
私のような高齢者まで、驚きながら好感させる作品
になっている、
と私は感じながら、微笑みながら幾たびも視聴している。

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誤嚥性肺炎、重症化すると「死ぬより苦しい」その症状、改めて私は学び、震撼させられて・・。

2020-09-03 13:16:26 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見たりしていた。


こうした中で、『 誤嚥性肺炎、重症化すると「死ぬより苦しい」その症状 
と見出しを見たりした。




私は過ぎし6月頃に、確か【 NEWSポストセブン 】で誤嚥性肺炎を少し学び動顛させられて、
何かと気弱な私は、勘弁して欲しい・・震撼したりした。

何かしら2018年の厚労省の人口動態統計を見ると、
誤嚥性肺炎にかかった男性の人口10万人あたりの死亡率は35.8で、
女性の死亡率26.4を上回る。


「誤嚥性肺炎における男女の死亡率の違いは、喉仏の筋肉とかかわりがあります」
そう指摘するのは、『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』の著者で、

西山耳鼻咽喉科医院院長の西山耕一郎医師だ。

「飲食物や唾液を飲み込む際、
食道行きと気管行きを仕分ける『フタ(防波堤)』となる喉頭蓋を動かすのが、

喉仏の筋肉です。

この筋肉が衰えると、喉の『フタ』の動きが悪くなり、

飲食物などが気管に入って、誤嚥しやすくなります。
こうした喉仏の筋肉の衰えは、女性よりも男性に顕著です」(同前)

喉仏の筋力低下に男女差が生まれるのは、
「言葉によるコミュニケーション量」が一因、と西山医師は指摘する。

「喉仏の筋肉は、加齢によって衰え、早ければ40代から衰退が始まります。
60代以降の男性は、女性に比べて喋る機会が少なくなる傾向がある。

筋肉は使わなければ衰えるので、高齢男性ほど喉仏の筋肉が衰え、誤嚥性肺炎を招きやすくなります」
誤嚥性肺炎の初期症状は、発熱やたん、咳など風邪と似た症状のほか、
食事中にむせる、食後にたんが増える、錠剤が飲み込みにくい、食事に時間がかかるなどがある。

「大切なのは、日常生活でできるだけ会話をすることです。
シニアでも仲間とワイワイ楽しんだり夫婦でお喋りするなど、

オーラルコミュニケーションを心がけてほしい」(同前)



このように私は、誤嚥性肺炎を少し学んできたが、
高齢者の私は、注意一秒、油断は取り返しが効かないこともあるょ・・、
と知人から教えられたので、改めて学びたく、記事を精読した。

この記事は『女性セブン』の2020年9月17日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NEWSポストセブン 】に9月3日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。



《・・8月末の蒸し暑い夜、東京・中央区にそびえたつマンションに、
けたたましいサイレン音が鳴り響いた。

緊迫した面持ちの救急隊に搬送されていったのは、加山雄三さん(83歳)だった。

「加山雄三さんは、夕食時に水を飲んだ際、
激しくむせて嘔吐を繰り返したそうです。
水が食道ではなく、気管に入ってしまう『誤嚥』を起こしたためでした」(芸能関係者)

誤嚥は、食べ物や飲み物が、何らかの理由で誤って、
喉頭と気管に入ってしまうことをいう。

加山雄三さんは、病院への搬送時も意識はあり、容体は安定しているという。
その後、軽度の小脳出血を起こしていたことがわかった。

引き続き治療を受ける必要があり、当面、芸能活動を休止するという。



「食事中にむせるなんて、よくあること」と思うかもしれないが、
“たかが誤嚥”などと、侮ってはいけない。

「高齢者の誤嚥は、注意が必要です。
誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高いからです。

誤嚥性肺炎とは、気管に入った食べ物や飲み物、吐しゃ物などを通じて
細菌が肺に入り込むことで発症し、それがもとで死に至ることもあります。

肺炎が原因で亡くなる60歳以上の人の場合、
その96%が誤嚥性肺炎であるというデータもあるのです」
(都内の救急救命センター医師)

誤嚥性肺炎は、ただの肺炎ではない。
重症化すると、“死ぬより苦しい”と形容されるほどの状態になるという。

「肺機能が大きく低下し、酸素が肺に入ってこない、
息を吸い込もうとするほど息苦しくなって、
“まるで水中で溺れている状態”と表現する人もいます。

一旦、肺の機能が失われると、人工呼吸器なしでは生きられず、
寝ている間も装着したまま。

身動きが取れず、生きているのもつらい状況に追い込まれます」(都内の内科医)



特に加山雄三さんのような高齢者にとって誤嚥は、
非常に重大なリスクファクターといえる。

今年4月、芸能生活60周年を迎えた加山雄三さん
コロナ禍でも、配信ライブを行うなど精力的に活動し、延期になってしまったものの、
東京オリンピックの聖火ランナーを務めることも決まっていた。

また、8月22日から放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)にも出演し、
『サライ』を熱唱する姿を見せたばかりだ。

しかし、“永遠の若大将”も、傍目には元気なように見えても、
人知れず、体の衰えを実感していたという。

昨年4月、加山雄三さんは運転免許証を自主的に返納した。
「趣味のテレビゲーム中に反射神経の衰えを感じ、
運転が不安になったそうです。

いつまでも若々しくスポーツマンのイメージがある“若大将”が
免許を返納したことに、世間は驚きましたが、
昨今、高齢ドライバーの事故が多発している背景もあり、
その潔さに称賛が集まりました」(前出・芸能関係者)


その後、加山雄三さん、追い討ちをかけるようなアクシデントが続いた。

免許返納の翌月には、筋トレ中に腰を痛め、診察の結果、腰椎椎体骨折が判明したのだ。

「さらに11月には右脳に脳梗塞を発症し、2週間入院。
手のしびれなどの異変に自ら気づいて、すぐに病院に行ったそうです。

受診が早かったことが幸いして、
脳梗塞による障害や後遺症はなく、翌月には芸能活動を再開させました」
(前出・芸能関係者)‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、改めて誤嚥性肺炎の怖さを学んだりした。


私は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、私は朝食、夕食の時、家内と共に頂いているが、
私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりが好きで、

何かと家内と談笑したりしている。

そして私は、食べながら家内に話したりしていると、一か月に一度ぐらい、
食物が食道へ入るべきものが気管に入ってしまうらしく、

一分ぐらい、むせたり咳き込んだりすることがある。

こうした時、家内は『高齢者になると誤嚥(ごえん)になる人が多いから、気を付けてねぇ・・』
と私は言われたりしている。


私は4年前の頃までは、こうした体験がなく、戸惑いながら不安を秘めたりしている。


そして家内も、数か月に一度ぐらいあるから、私も気を付けるわ、
と私に微苦笑しながら言ったりしてきた。

こうした私たち夫婦は、誤嚥(ごえん)について、
少しばかり体験をしてきたので、やはり注意一秒で食べる時、お茶を飲む時は、
ゆっくりと頂くことが肝要だなぁ・・と思い深めてきた・・。


 

 
たまたま加山雄三さん(83歳)は、夕食時に水を飲んだ際、
激しくむせて嘔吐を繰り返し、水が食道ではなく、気管に入ってしまう『誤嚥』を起こされ、
救急車で病院に搬送されたことを知ったりした。

私は高校時代の頃から、加山雄三さんが出演された映画の作品を
わずか20数本しか鑑賞していない身であるが、
いつまでも、“永遠の若大将”のイメージ、お気の毒だなぁ・・、
と思ったりする時もあったりした。

まもなく76歳を迎える私、83歳の加山雄三さんに対しては、
程々に御身体を御自愛されて、人生の晩秋期はゆったりとお過ごしして下さい、
と感じ深めたりしている。
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マスクの悩み、頭痛、肌荒れなどの対処法、「1分でも外して」快適に、高齢者の私は学び、多々教示させられて・・。

2020-09-02 12:55:03 | ささやかな古稀からの思い
私は年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 産経デジタル 】を見ていたら、
『「1分でも外して」 頭痛、肌荒れ・・マスクの悩み、対処法を知り快適に 』、
と題された見出しを見たりした。



過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、

私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されてきた。

そして体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。

こうした中で、買物、散策、病院の通院など外出の時は、
生まれて初めて今年の3月初旬よりマスクを付けてきたが、
今だに苦手となっている・・。

何かしら口の周りが、熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。

このように今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
体力の衰え、右脚の膝(ひざ)の痛みを感じているので、
重苦の夏だよなぁ・・と微苦笑しながら過ごしている。




今回、マスクによる頭痛、肌荒れなどの対処法を学びたく、
記事を精読したりした。

この記事は【 産経デジタル 】に2020年9月2日に配信され、
新型コロナの難題は終息していないので、
多くの御方と共有致しく、無断であるが記事を転載させて頂く。


《・・ 新型コロナウイルスの流行によって、マスクの着用がすっかり定着した。

感染を防ぐためとはいえ、マスクは息苦しい。
マスクのトラブルと対処法を知り、
新型コロナの存在を前提とした「新しい日常」を少しでも快適に過ごしたい。(小林佳恵)


☆二酸化炭素過多

東京都目黒区の男性会社員(31歳)は、新型コロナの感染拡大を受け、
これまでなじみのなかったマスクを日常的に着用するようになったが、
「息苦しく、倦怠感(けんたいかん)を覚える」と訴える。

マスクを外すと気分がよくなるといい、
「不調はマスクの影響が大きいと思う」と考えている。

男性のように、マスクを日常的につけることによって、
体の不調を訴える人は後を絶たない。


頭痛専門外来「東京頭痛クリニック」(東京都渋谷区)では、
5月頃から、片頭痛の相談が増えたという。

「マスクが原因の『マスク頭痛』の可能性があります」
と話すのは、同クリニックの丹羽潔理事長だ。

丹羽理事長によると、マスクを常時することにより、
片頭痛や緊張型頭痛が悪化することがある。
成人なら、ほぼ誰にでも起こり得るという。


原因はいくつか考えられる。
まずは二酸化炭素過多だ。

「マスクをしていると、自分の吐いた息をすぐに吸うことになる。
二酸化炭素が多く、酸素が少ない空気を吸うことで、
脳内の血管が拡張して頭痛が起こりやすくなります」と丹羽理事長。

さらに、マスクのゴムがこめかみを締め付け、顎や首の筋肉に負担がかかることや、
マスク内の温度が上がることによる熱中症も頭痛の原因になるという。



では、どのように予防したらよいのか。

丹羽理事長は
「感染の可能性が低い場所で、1時間に1分でもマスクを外してほしい」と強調。

また、日傘や冷却スプレーを使うなどして体温の上昇を防ぐことや、
 熱中症予防のため、「喉が渇いた」と感じる前に水分補給することも重要だとした。



☆コットンを挟む

夏場のマスク着用では、肌トラブルも大きな悩みとなっている。

女性専門の皮膚科クリニック「赤須医院」(東京都港区)の赤須玲子院長によると、
マスクの着用によって、口から顎にかけてのニキビ
▽かぶれ ▽乾燥 ▽汗疹(あせも)-といった症状が出ることが多い。

ニキビは、マスクと皮膚の摩擦が主な原因で、何度も繰り返す場合もある。

マスクと皮膚の摩擦は、かぶれの原因にもなる。

皮膚を保護する角質層が取れ、
ほこりや紫外線など外部の刺激を受けやすくなってかぶれ、
炎症を起こすこともあるという。

また、吐いた息に含まれる水蒸気が、マスクを外すと一気に蒸発し、 皮膚が乾燥。

水分が蒸発した後に残る尿素は、汗疹などのトラブルを引き起こす。



マスクによる肌トラブルを防ぐため、まずはマスク選びを見直そう。

「不織布よりも、綿や麻、ガーゼなど通気性のよい生地を選びましょう」と赤須院長。

不織布を使う場合は
「マスクと皮膚の間に、薄く裂いたコットンを挟むのも有効」
とアドバイスする。

汗は、こまめに拭き取る。
帰宅してマスクを外したら、しっかりと洗顔し、
たっぷりと化粧水をつけたら、乳液やジェルで保湿する。

「ゴシゴシ擦らず、優しくケアします。
また、ベタベタしたクリームは避けて」(赤須院長)。

肌に炎症が起きた場合は、タオルで包んだ保冷剤か、
冷蔵庫で冷やした化粧水をつけて冷やすとよいという。‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



私は記事を読みながら、マスクに伴う頭痛、肌荒れなどを学び、

この後、女性の機敏な肌の対処が記載されていたので、
家内に記事を見せたりした。

そうなのょ・・何かと大変なのょ・・と家内から微笑み返しを私は頂いたりした。

何はともあれ、新型コロナの感染が怖くて三密を守るように生活しているが、
ときには街中で知人に逢った時は、お互いに2メートルぐらい距離を開けて、
手振りなども交(まじ)えて談笑したりしている。
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9月も要注意「熱中症」、 いまだにあるイメージと現実のズレ、高齢者の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2020-09-01 14:07:29 | ささやかな古稀からの思い
私は年金生活のまもなく76歳の身であるが、 
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】を見ていたら、
『 9月も要注意「熱中症」 いまだにあるイメージと現実のズレ 
と題された見出し を見たりした。

私は昨年までは、何かと暑さに苦手な私は、熱中症対策をして熱い夏を乗り越えてきたが、
今年の夏は、コロナ対策が加わり何かと困苦している。



こうした中で、買物、散策、病院の通院など外出の時は、
生まれて初めて今年の3月初旬よりマスクを付けてきたが、
今だに苦手となっている・・。

何かしら口の周りが、熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。

このように今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
体力の衰え、右脚の膝(ひざ)の痛みを感じているので、
重苦の夏だよなぁ・・と微苦笑しながら過ごしている。

このような深情を秘めている私は、今回の記事を読んだりして、
やがて微苦笑を重ねたりした。

この記事は、公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】に9月1日に配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。




《・・9月に入ってほんの少し暑さも和らいできたようにも感じるが、
まだまだ「熱中症」には要注意だ。

消防庁の「熱中症による救急搬送状況」によると、
昨年搬送されたのは7万1317人(うち126人が死亡)。

8月が3万6755人で最も多く、次いで7月の1万6431人だが、
9月も9532人と決して少なくない。

熱中症関連のニュースは、連日報じられているが、

いまだに“誤解”している人も多いようだ。



健康総合企業タニタの「熱中症に関する意識・実態調査2020」

(7月21日発表、全国の15~69歳の男女1000人対象)によると、
熱中症を意識するのは、どのようなときか聞いたところ、

「屋外でスポーツ・運動をしているとき」(38.2%)が最も多く、
次いで「屋外のイベント(フェスなど)に参加しているとき」(28.0%)、
「スポーツ観戦をしているとき」(22.6%)、
「屋外(公園、遊園地、プール・海など)で遊んでいるとき」(22.2%)
「屋内でスポーツ・運動をしているとき」(20.2%)
という結果だった。

どうも外に出かけた時が危ないというイメージが先行しているようだが、
決してそうとばかりはいえない。



前出の「熱中症による救急搬送状況」によると、

今年7月に搬送された8388人のうち、
発生場所別では「住居」が3202人(38.2%)で最も多いのだ。
 
次いで「道路」の1499人(17.9%)、

道路工事現場などの「仕事場①」の1037人(12.4%)となっており、
野外コンサート会場などの「公衆(屋外)」は809人(9.6%)で4番目だ。

日常生活の中にこそ、危険が潜んでいるわけで、

いまだにイメージと現実にズレがあったという人は、要注意!

消防庁でも「屋外で人と2メートル以上離れている時は、マスクを外しましょう」、

「喉が渇いていなくても、こまめに水分補給しましょう」
などと注意を促している。

ちなみに環境省では、部屋のエアコンの温度設定をこまめに調整しつつ、

「1日あたり1.2リットルの水分補給」を勧めている。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。      
          

私は東京の調布市の片隅に住む身であるが、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

こうした中で、我が家の平素の買物は年金生活を始めた当初より、私が自主的な専任者となり、
家内から依頼された品を求めて、殆ど毎日のようにスーパー、専門店に
行っている買物メール老ボーイとなっている。

この後は、帰宅後に自宅より3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街の歩道を歩いたりしている。



こうした中で颯爽と歩きつづけて、やがて疲れを感じたら休息している。

そして時には、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。

          

こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、 
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた
     



しかしながら、今年の2月下旬より新コロナ型ウィルスの烈風で、
感染が怖くて、我が家の買物は3日に一回ぐらいとなったりしてきた。

この代わりに私は我が家のマスクを求めて、
ドラックストア、スーパー、コンビニなどの数多くの店を歩き廻り、
まるでマスク迷子のような困苦した期間を体験したりした。

散策は相変わらずしてきたが、何かしら世の中は新コロナ型ウィルスの烈風で、
日常生活が大幅に変貌して、年金生活の私でも、覇気がなくなり、
うつろな心情で過ごすことが多くなったりした。



午後の大半は相変わらず家の中で過ごし、エアコンの冷気に甘えて、
本を読んだり、ブログの投稿文を書いたり、テレビでドキュメンタリの番組を視聴したりした。

こうした中、新コロナ型ウィルスに関して、テレビ、新聞、雑誌が盛んに報じているので、
何かしら気疲れの為か、昼寝する時が多くなったりした。



のように、今年の熱い日々は、何かと小心者の私は、
午後の大半は、ぐうだらに過ごし、昼寝することも定例事項のようになり、
目覚めたら、冷やした煎茶を飲みながら、倖せのひとときを甘味して、
微苦笑をしたりしている。
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