夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者が誤嚥を避ける為、具体的な日常生活の注意事項、私は多々教示されて・・。

2020-09-08 14:22:37 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見たりしていた。


こうした中で、『 加山雄三も苦しんだ誤嚥 ペットボトルのラッパ飲みに注意  
と見出しを見たりした。




私は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、私は朝食、夕食の時、家内と共に頂いているが、
私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりが好きで、

何かと家内と談笑したりしている。

そして私は、食べながら家内に話したりしていると、一か月に一度ぐらい、
食物が食道へ入るべきものが気管に入ってしまうらしく、

一分ぐらい、むせたり咳き込んだりすることがある。

こうした時、家内は『高齢者になると誤嚥(ごえん)になる人が多いから、気を付けてねぇ・・』
と私は言われたりしている。


私は4年前の頃までは、こうした体験がなく、戸惑いながら不安を秘めたりしている。


そして家内も、数か月に一度ぐらいあるから、私も気を付けるわ、
と私に微苦笑しながら言ったりしてきた。

こうした私たち夫婦は、誤嚥(ごえん)について、
少しばかり体験をしてきたので、やはり注意一秒で食べる時、お茶を飲む時は、
ゆっくりと頂くことが肝要だなぁ・・と思い深めてきた・・。

このような誤嚥(ごえん)に関しても、一歩間違えると死のリスクがある中、
私たち夫婦は共に高齢者の身であるので、今回の記事を読み、少しでも学ぼうと精読してしまった。





この記事は『週刊ポスト』の2020年9月18・25日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NEWSポストセブン 】に9月7日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。



《・・“若大将”が、あわやの事態に見舞われた。
8月29日夜、加山雄三さん(83歳)は、
自宅で水分補給のために水を飲んだ直後、激しくむせかえって嘔吐を繰り返し、
妻が119番。

都内の病院に救急搬送され、そのまま入院した。

加山雄三さん襲ったのは、食べ物や飲み物が気管に入り込む「誤嚥」だった。

事務所は9月2日、咳き込んだ際に軽度の小脳出血を起こしていたことを報告。

現在、症状は安定し、会話もできる状況だとしており、
〈 トレーニングしたあとの水がうまくてさ、がぶ飲みしちゃったんだよな。
年相応の飲み方をしなきゃね・・・〉という加山のコメントも合わせて発表された。



☆深酒するとむせる

誤嚥に詳しい西山耳鼻咽喉科医院理事長の西山耕一郎医師が語る。

「誤嚥は、年齢とともに喉の嚥下(物を飲み込む)機能が衰えることで起こります。

この時、食べ物や飲み物と一緒に口腔内の雑菌が肺に入り、
誤嚥性肺炎を引き起こすこともある。

加山雄三さんは、むせるだけでなく、嘔吐を繰り返したそうですが、
誤嚥した時に気管から異物を吐き出そうとして嘔吐することは珍しくなく、
この際、吐瀉物が肺に入ることで、窒息のリスクも高まります。

加山雄三さんのように脳出血に至るケースは稀ですが、
脳に強い圧力を受けるほど、むせかえったということでしょう」



東京消防庁の統計によれば、2018年の1年間で8436人が誤嚥や誤飲など
「のどの詰まり」で救急搬送されている。

「現在、高齢者(65歳以上)の死因の第4位は肺炎で、
うち7割が誤嚥性肺炎と言われています」

西山医師によれば、誤嚥は食べ物よりも「飲み物」で起こりやすいという。

「喉は普段、呼吸をするために気道へと通じていますが、
飲食物を飲み込む瞬間だけ、気道のフタを閉じ、食道が開く。

飲み物は、喉を素早く通過するため、
一瞬でも気道のフタを閉じるタイミングが遅れると、誤嚥してしまう。

とくに液体は、固形物に比べてスルスルと喉を通るうえ、
嚥下中に小さな雫となるので、気管に入りやすいのです」

さらに飲み物のなかにも、誤嚥しやすいものがある。
「一番誤嚥しやすいのが、普通の冷たい水。
一気に飲めてしまうからです。

逆に白湯やお茶など温かいものは、一口ずつ飲むことが多く、
水に比べて誤嚥しにくい。

炭酸飲料も刺激が強く、一気飲みしないという点で、
水より誤嚥のリスクは低くなる。

一方でお酒は、筋肉を弛緩させ、神経伝達を遅らせるので、
誤嚥を招きやすい。

実際、お酒好きの高齢者の中で、
深酒すると、むせるかたは散見されます。

個人的にすすめるのは、スムージーやヨーグルト系の、
とろみのある飲料です。
こうした飲料は誤嚥しにくいことが分かっています」(西山医師)



☆「ラッパ飲み」は厳禁

残暑厳しいこの季節、「水分補給は白湯かスムージーで」というのは、
さすがに現実的ではないかもしれない。

安全に水を飲むためには、どんな点に注意すればいいのか。
「一番やってはいけないのが、ペットボトルのラッパ飲みです。
上を向いて水を一気に飲もうとすると、
嚥下処理能力を超えてしまい、気管に入りやすくなる。

コップで飲むほうが、上を向くことがないため安全です。
少量を口の中に入れて、軽くお辞儀をするように下を向いて、
一口ずつ飲み込むように意識しましょう。
背筋を伸ばすのもポイントです」(同前)

毎食後に、高血圧など持病の薬(錠剤)を服用する際も、
水は「少量でゆっくり」を心がけたい。

ゼリーなどを混ぜて、水にとろみをつけるのも有効だという。
「口腔から喉にかけて、水分が小さな雫になりにくくなります」(同前)

高齢者が一日に必要な水分摂取量は、1.5リットルとされる。
「誤嚥を恐れて、水を飲まなくなるのは避けましょう。
脱水症にならないよう、正しい飲み方を知り、
適切な水分補給を怠らないようにしてください」(同前)

万一、誤嚥した際に、周囲の人がやってはいけない行動もある。
「よくやってしまうのが、背中をトントンと叩くことです。
これにより気管に入った水が、肺に入ってしまう。

むせかえっている人に、水やお茶を飲ませるのもNG。
誤嚥を加速させるだけです。

正しい対処法は、まず座った状態で上半身を前方へ倒し、
気管を水平にして咳をさせること。

この状態なら、背中を叩いても大丈夫。
気管に入った水を吐き出しやすくなります」(同前)‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。          




私は記事を読みながら多々教示させられたりした。

私は最近は7時過ぎに起床後、洗面した後は着替えたりした後にキッチンに行く。           

そして冷蔵庫で冷やして置いた煎茶を、
お寿司屋さんより頂いた大きめの湯飲み茶わんで一杯飲んだりして、
正気になり微苦笑することが多くなっている。


まもなく、大きめのコップにアイスコーヒー、大きめの湯飲み茶わんに冷茶、
このふたつをトレイに載せて、居間にあるテーブルに置いたりしている。

こうした中、私は家にいる時は、脱水症、そして熱中症が怖くて、

幾たびもゆっくりと飲んでいる・・。





日中のひととき、我が家の平素の買物専任者の私は、

家内から依頼された品を求めて、新コロナウィルス烈風になると3日に一度ぐらいに激減したが、
原則として徒歩で、スーパー、専門店に行ったりしている。
        
こうした時の私の夏模様として、容姿は制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。





やがて帰宅後、私は健康でなければ、日常のささやかな願いも制約されるので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症とか心筋梗塞などは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。




やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。


こうした時、私は景観を眺めながら、ゆっくりと煎茶を飲んだりしている・・。 

         

こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、 

放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた
     




このように昨年までは、熱中症対策をして熱い夏を乗り越えてきたが、
今年の夏は、コロナ対策のひとつとして、買物、散策、病院の通院など外出の時は、苦手なマスクを付けてきた。

こうした中で、口の周りが熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。

このように今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
私は紳士用の日傘を買い求めて、せめて散策をする時は日傘を差して、
少し涼しいかしら、ときおり独り微笑んできた。



今回、高齢者が誤嚥を避ける為、具体的な日常生活の注意事項、
私は多々教示されたりした・・。

確かに日常は、ゆっくりと時間を過ごせるので、
食べ物、飲み物もゆったり頂き、美味しかったよねぇ・・と甘受できれば、
これ以上の倖せのひとときはない、と思いながら微笑んだりしている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大股、速足、腕振りが、ただ... | トップ | 「生き続ける苦痛」老衰で死... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ささやかな古稀からの思い」カテゴリの最新記事