夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

急速に秋涼となり、戸惑う私・・♪

2008-08-23 17:28:21 | 定年後の思い
東京の郊外は、10時過ぎから小雨が降ったり、
止(や)んだりした日中であった・・。

私は10時半過ぎに、長袖のスポーツシャツを着て、傘を差したりし、駅前に出て、
買物、本屋に寄ってしていたが、暑くも寒くもなかったのである。


帰宅後、私は久しぶりに煎茶を淹れ、暑かった時期は冷茶だったので、
これで今年は冷茶ともさよならかしら、と思ったりしていた。

そして、煎茶を飲みながら、庭の樹木を眺めていたら、
静かに再び雨が降りだしてきた。


その後は、静寂な午後のひととき、読書に最適、
と思いながら本を開いたりした。

簡易ベットに横たわり、窓を少し開けていたのであるが、
少し肌寒く感じられ、私は驚いていたのである。

一昨日の夜に雷雨がある直前まで、
夏らしく暑い日々が続きエアコンの冷気に世話になったが、
昨日から我家ではエアコンは、お休みとなっている。

私は暑さに苦手な身であるので、新涼の時節と悦(よろこ)んでいたが、
本日の昼下がりの秋涼には、どうしてなのと思いながら、
室内の気温計を見たりしていた。

気温は22度を指示して折、私は秋の10月過ぎの気候かしら、
と戸惑ったのである。


尚、私は『北京オリンピック』より、読書に興味があり、
読みはじめている本は、中村政則・著の『戦後史』(岩波新書)である。


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処暑の頃になれば、朝夕は涼しく・・♪

2008-08-23 09:37:26 | 小庭の情景を眺めながら
東京郊外は一昨日の夜の2時間ばかり、雷雨があった後、
暑かった日々を遠ざけてくれるようだった・・。

昨日はスポーツシャツは半袖から長袖、
夜になればパジャマを夏用から、スリー・シーズンに替えたりした。

この時節、古人の人々からは、
暑さが終わり、昼間は暑さが残るが、
朝夕は涼しくなる頃である、と伝えられている。

暑さに苦手な私は、天上の気候の神々に寄る雷雨に、
秘かに感謝していたりしていた。


今朝も庭に下り立てば、曇り空の中で新涼の微風に吹かれながら、
東京郊外も午後より明日にかけて雨、
と先ほど視聴していた天気予報に思いを重ねていた・・。

こうして空、樹木を眺めれば、
昨日も綴ったが、ひと雨ごとに初秋に向かっている、
と心身感じられられるのである。


そして、私の心の中では、ひとつの歌を唄っていた・・。


♪今はもう秋 誰もいない海
 知らん顔して 人がゆき過ぎても

【『誰もいない海』 作詞・山口洋子  作曲・内藤法美 】


お盆休みも終って1週間が過ぎた今、
現役の方たちは再び勤務に励まれ、
子供たちも残りわずかとなった夏休みに愛惜し、
このような心情かしらと思いを馳せて、唄ったのかしら、
と年金生活の私は思ったりしたのである。



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遅れ過ぎた年金青年・・♪

2008-08-22 17:27:16 | 定年後の思い
昨夜の激しい雷雨の成果として、新涼の朝を迎えたので、
私は久しぶりに中袖のスポーツ・シャツを着て、
散髪屋(理髪店)に行き、主人と初秋の草花などの話をしたりした。

帰宅後、銀行、そして郵便局に寄ったのである。

郵便局の郵送窓口で、
『今年の年賀状の・・お年玉当選のプレゼント・・
期限はいつまででしょう・・』
と私は係員に訊(たず)ねたのである。

私は今年の年賀状を1月の七草がゆの頃に整理し、
『お年玉年賀はがき当選番号』の発表後、
まもない時に『4等 お年玉切手シート』が3枚あることを知った。

そのうちに郵便局に行ったら、ささやかな景品を頂こうと、
机の中の引き出しに仕舞いこんでいたのである。

数日前に気付き、今回、郵便局に日参したのである。


『お客さま・・今年の年賀状ですよね・・
今年の年賀状のお年玉プレゼント・・
申し訳ないのですが、7月31日をもって・・
締め切らせて頂きました』
と恐縮した面持ちで、私に言った。

『そうですよね・・今ごろですもの・・お手数をお掛けしました』
と私は苦笑しなから、係員に明るく言った。


この後、カウンターに小冊誌に私は気付き、
『こちら・・頂いても宜(よろ)しいのでしょうか・・』
と私は言った。

『モヨリノ』と題され、郵便局ではじまる季節の情報マガジン、
と明示されていた。

そして、『創刊準備号/2008初夏』と小さく記載されて、
右下には『0円 ご自由にお持ちください』
と印刷されていた。

私はスーパーで、買物を済ませ、
帰宅後しばらくして、この小冊誌を開いたりしていた。


表紙とグラビアは、瀬戸朝香さんの爽やかな笑顔であり、
映画、TVドラマ、CMなど幅広く活躍中、
と解説されていたが、私は無知であった。

私は最近の映画には興味がなく、
20世紀の名作を居間で、ビデオ・テープ、DVDで観ている程度である。

その上、テレビを観る場合は殆どNHKであるので、
民間放送は疎(うと)いのである。


このようなことを思ったりし、パラパラとページを捲(めく)っていたら、
切手、カード、保険の内容が多かったが、
『シリーズ・旬のふるさと、てくてく歩く』のタイトルで、
今回は長野県の小川町を取りあげていた。

そして、読みながら、この企画は良いと絶賛した後、
アンケート葉書が挿入されていたことに、
私は気付いた。

この葉書の横のページには、
アンケートにお答えいただいた方から抽選で30名の方に・・・
と景品名が記載されていた。
私は好感した企画を誉(ほ)める為、アンケート葉書に記入しょうとした。

しかし、よく見ると、
【締め切り】2008年7月末日(当日消印有効)、
と明示されて折、私は断念したのである。

そして、私はこの処(ところ)に於いて、
何事も遅れ過ぎている、少しボケてきたのかしら、
と苦笑したりしたのである。



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ひと雨ごとに、初秋に向って・・♪

2008-08-22 09:12:28 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、昨夜の6時過ぎ、
風が強く吹いた後、雷鳴が響きわたると、
大粒の雨脚が屋根にあたる音が聴こえ、
しばらくすると稲光が光を帯びて、夜空を裂き、豪雨となった。


私は夕食前であったが、玄関庭の軒下に出て、
待ち焦がれた雨を眺めていた。

少し前までは、庭先で盛大に鳴いていた蝉(せみ)、鈴虫、こうろぎも、
豪雨で降参し、退避したらしい・・。


樹木は豪雨を受け、樹木越しの景色は
白いベーェルに覆(おお)われたかのように霞(かす)んでいる。

地上の草花は水しぶきを受けて、乾ききった大地を潤(うるお)しているが、
激しい雨を受けて、樹形を震(ふる)わしていた。

私の履いている下駄も水しぶきを受けていたが、
待ち焦がれた雨の情景を見つめていた。

付近で落雷が数度響きわたり、大地を震(ふる)わした・・。

私は苦笑しながら、居間に戻り、
『やっと・・降ったねぇ・・』
と私は家内に言った。

そして、大粒の雨脚が屋根にあたる音が聴き、
しばらくすると、落雷の響く音が遠ざかっていった。


と私は投稿したが、その後、雷鳴の音が再び近づいて、
私の住む街には稀(まれ)なことであった・・。

1時間ばかり、雷鳴を響きわたり、夜空をわずかに明るく彩(いろど)っていた・・。

私は玄関の軒下で、小雨となった空を眺め、
花火のような夜空を見つめていた。

この後、舞台の幕切れのように雨は止(や)み、雷鳴は遠ざかった・・。


私は8時過ぎに、軒下で煙草を喫いながら、
雨の止(や)んだ空、樹木を眺めたり、風に身を任せていた・・。

雷鳴と豪雨で避難していた鈴虫が、
かぼそい声で鳴きだしている声を聴きながら、
このひと雨で、3度前後、涼しくなったことを心身感じたのである。


今朝、庭の下り立つと、
空は青く、樹木の枝葉は清々しく、地上はしっとりと黒土となっている。
新涼の微風を受けると、古人からも伝えられている通り、
ひと雨ごとに涼しくなる、格言を私は心身感じながら、
暑さに苦手は私は微笑んだ。

尚、朝の6時は21度、昼は27度前後、
そして夕方からは曇りとなり6時過ぎには24度前後、と天気予報は報じていた。


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雷鳴が響きわたると・・。

2008-08-21 18:43:54 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、夜の6時過ぎ、
風が強く吹いた後、雷鳴が響きわたると、
大粒の雨脚が屋根にあたる音が聴こえ、
しばらくすると稲光が光を帯びて、夜空を裂き、豪雨となった。


私は夕食前であったが、玄関庭の軒下に出て、
待ち焦がれた雨を眺めていた。

少し前までは、庭先で盛大に鳴いていた蝉(せみ)、鈴虫、こうろぎも、
豪雨で降参し、退避したらしい・・。


樹木は豪雨を受け、樹木越しの景色は
白いベーェルに覆(おお)われたかのように霞(かす)んでいる。

地上の草花は水しぶきを受けて、乾ききった大地を潤(うるお)しているが、
激しい雨を受けて、樹形を震(ふる)わしていた。

私の履いている下駄も水しぶきを受けていたが、
待ち焦がれた雨の情景を見つめていた。

付近で落雷が数度響きわたり、大地を震(ふる)わした・・。

私は苦笑しながら、居間に戻り、
『やっと・・降ったねぇ・・』
と私は家内に言った。

そして、大粒の雨脚が屋根にあたる音が聴き、
しばらくすると、落雷の響く音が遠ざかっていった。

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処暑の頃になれば、朝夕は秋めいて・・。

2008-08-21 09:12:14 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、8月下旬になると、
盛夏の頃の暑さも過ぎ去り、幾分涼しげな朝涼(あさすず)のひととき朝を迎えている。

夕方も庭に下り立ち、煙草を喫ったりしていると、
風は樹木の間を通り抜け、私のたたずんでいる所にも、風が吹き抜けていく・・。
風は熱さが取れ秋めいた風で心地良いのである。


盛夏に彩(いろど)ってくれたアメリカ芙蓉(フヨウ)の花も終りを告げて、
花梨の樹木とブロック塀の間に、
クロッカスに似た玉すだれの白い花が群生して咲いている。

紫露草がそばに咲き、朝のひとときなど白い花が心に沁みてくる・・。
私は齢を重ねた63歳の身であるが、
汚れきった心を何かしら浄化させてくれる花のひとつでもある。

この玉すだれの白い花は、薄暗くなった夕暮れ時、
ぽぉと白い花が浮き立っていて、妖艶なただよいを感じさせてくれる花である。

そして、1週間前頃からは群生させた秋海棠(シュウカイドウ)の花が、
可憐な淡紅色の花の彩りはじめている。

この付近に、高砂木槿(タカサゴ・ムクゲ)の淡紫色の花が咲き続けて、
暑さの苦手な私は慰められてきた。


この時節、処暑の頃になれば、日中は残暑が厳しいが、
このように朝、夕、夜のひととき、
庭に下り立ち、秋めいてきた情景に心を寄せたりしている。



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豊臣秀吉による北京遍都計画・・!?

2008-08-20 17:11:33 | 読書、小説・随筆
日中のひととき、竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』(PHP新書)を読んでいた・・。

この本は、7月の月末に購入した本であったが、
少し読みはじめ、佐渡の旅行、月刊総合雑誌の『文藝春秋』、『中央公論』など、
それ以外の文庫新書が加わったので、
中断していた本であった。


私は7月の月末に、この本のことを少し綴っている。


表紙のすぐ裏に、
【・・
現存する世界最古の国家、日本。
その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、神話の時代から平成の皇室まで
脈々と受け継がれる壮大な流れを、
朝廷の立場から概観。
・・】

著作者は明治天皇の玄孫のお方であり、朝廷の立場から、日本史を教示を受けようとし、
購入に思い立ったのである。

http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69711-6



中断していた鎌倉時代から読みはじめていたのであるが、
豊臣秀吉の時代で、『秀吉による北京遍都計画』を私は初めて知り驚いたのである・・。


・・無謀な朝鮮出兵を強行し、漢城(現在のソウル)を没落させると、
とんでもない軍事計画を立案した。
北京に遍都し、後陽成天皇を譲位させたうえで、
上皇が北京に行幸するというのだ。

秀吉はやる気だった。
この驚天動地の計画が打ちあげられたことは、
国家の危機であると同時に、天皇家にとっても危機であった。

だが、この秀吉の計画を阻止したのは、すでに上皇となっていた正親町院である。
この外征計画が無謀であることは誰の目にも明らかだったが、
飛ぶ鳥をも落とす勢いの秀吉を抑えることができるのは、
正親町院以外にはなかった。
・・


注)著作者の原文より、改行を多くした。


この後は、大変に歴史上考えさせられる内容であるが、
著作者の力量溢れる綴りである上、著作権侵害と思われるので、
残念ながら、紹介の転記は省略する。


こうした私にとっては、未知のことであり、
拙(つたな)いなりに読書の魅力にとりつかれるのである。

そして、あの当時の中国は明の万暦帝の時代であり、
宗主国として日本から李氏朝鮮が侵入されたので支援をしたり、
周辺の満州の女真に自国の遠征軍が敗退する、といった多事多難の時代だった。

しかし明が衰退期であったが、やはり大国である。

なぜ、秀吉は朝鮮半島を侵略している時、
明まで発想させられたのか、
こうした想像をしたりすると限りなく思考させられ、
次のページに進まないのである。


あくまでこの本は、天皇から観た日本概要史であるが、
こうした切り口から日本の歴史を明示されると、
私は歴史好きの63歳の身であるが、改めて数多く教示されている。


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『県の偉い人・・お休みになっても、お給料貰えるの・・!?』

2008-08-20 07:20:51 | 時事【政治・経済】等
孫の小学5年生の女の子が学校から戻るなり、
年金生活をしているお祖父さんに云っていた・・。

『お祖父ちゃん・・学校の休憩時間の時・・
田中くん・・変なことを言っているの・・
その子、内の親戚の叔父さん・・県の偉い人だから・・
長い間休んでいても・・給料を貰える・・だって・・
年収だって変わらずに・・ちゃんと貰える・・と威張っているの・・』
と孫娘が訴えるようにお祖父さんに云った。

『帰るなり・・どうしたの・・』


『だって・・おかしいわよ・・
うちのパパなんか・・どんな夜でも遅くなっても・・ちゃんと会社に行っているも・・
会議の資料を作るんだって・・
この前のお休みの時・・作っていた・・私のお遊びの相手をしてくれなかったのよ・・』

『長い間、休んでいても・・年収が変わらないだなんて・・
お祖父さんが勤めていた時代にはなかったけどね・・』
と民間会社の中小業に38年勤めたお祖父さんは呟(つぶ)いた。


お祖父さんは、その夕方、読売新聞の夕刊を見ていたら、
孫娘の下校し、俺に言っていたのは、
このことなのかな、
と微苦笑したのである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000030-yom-pol

そして、自治体の財政が厳しい折、
県議員みずから条例を改正するなりしないと、
県民の人が汗水たらし働いて、何とか納税している人に恥ずかしくないのか、
と思ったりしていた。

そして国政の与野党の首脳陣がたびたび発言している、
国民の理解は得られない・・、
と言いう格言は県会議員の一部の人は聞いていないのかしら、
と虚(うつ)ろな目で遠方を眺めていた。


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佐々木俊尚・著『ネット未来地図』

2008-08-19 19:20:04 | 読書、小説・随筆
過日、偶然に本屋で佐々木俊尚・著作の『ネット未来地図』(文春新書)を見かけ、
副題として、《ポスト・グーグル時代 20の論点》として明示されて折、
論点の20を見たが、
解からないことが多く、購入したのである。

http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/59/9784166605958.shtml

著作者に関しては、『グーグル~既存のビジネスを破壊する』(文春新書)、
『次世代ウェブ~グーグルの次のモデル~』(光文社新書)を読んできたが、
私は年金生活の63歳の拙(つたな)い身であるが、
解かりやすく綴られているので、信頼できる著作者のひとりとなっている。


『ネット未来地図』は、昨年の10月20日に発刊されていたのであるが、
無知でだったので、遅ればせながら読んだのである・・。

著作者のあとがきで綴られている通り、

【・・
インターネット業界は、ひとときも目を話す余裕はない。
数週間でも目を離せば、知らない用語、知らない枠組み、
知らないサービスが次々と誕生しているという恐ろしいスピードの世界である。
とりあえずは必死でついていくしかないのだ。
・・

と明記されている。

注)著作者の原文より、あえて改行を多くした。


私は民間会社の定年退職し、少しボケた年金生活の身であり、
現役の方と違い、スピード、業務に間接でも係わることがないが、
少しは20の論点に興味があったので、読了したのである。

【論点9 YouTube】に関しては、
「ネタ視聴」というバンドラの箱を開いた、と著作者は明題されていたが、
私自身は音楽の視聴に利用した身としては、
まさにバンドラの箱を開けられた思いは強く感じたりしている。

【論点16 ネット下流】
若者の1部の人たちが、
パソコンが買えず、携帯電話でインターネットを賄(まかな)っている実態。
そして、地方に住む青年が・・
【・・彼らにとっては携帯電話は、確かに見える外界につながる唯一のデバイスだ。・・】
私は全くの無知だったので、衝撃を受けたのである。

【論点18 Respect】
この「リスペクト」が無料経済を収益化する、と副題されているが、
著作者はリスペクトを信頼、敬愛と称している通り、
私はこの論点の章が最も興味が関心を持ったのである。

特にアップルが提供している音楽配信サイト「iチェーンズストア」のアフィリエイト広告は、
私は無知であったが、大いに感心させられたのである。

【・・
150円の曲に対する広告料はわずか6円に過ぎず・・
自分がその曲に持っている思い入れを
多くの人に知ってもらいたいと考え、
その人たちが実際に自分の紹介で曲を買ってくれたことを、
広告料によって確認したいという気持ちがあるからだ。・・


私は著作者が綴られた利用者の心情分析に深く賛意し、
今後の世界でこうした事が躍動すると確信したのである。


いずれにしても、私はサラリーマンを卒業した身であるが、
現役のサラリーマンの方たちは、いずれの専門分野に係わらず、
たとえ一食抜いても、或いは睡眠時間を削っても読む価値は十二分にある、
と少しボケた私は思っているのである。


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我家もいつもの生活ぺースとなり・・♪

2008-08-19 08:39:01 | 定年後の思い
昨夕、家内は5泊6日で実家から戻った。
家内の母は独り住まいであるので、毎月このような大掃除などで行って折、
今回はお盆もあり、たまたま世間のお盆休みの期間と同一になったのである。

帰宅後、いつもの寿司屋さんに配達して貰い、
夕食にする予定であったが、休業だったので、
やむえず初めての宅配の中華料理に代用したのであるが、
通信簿『2』以下であった。

そして、大半は捨て、冷蔵庫に残っているもので、簡素な料理で頂いたのである。


冷やした純米酒を呑みながら、家内とたわいない話をしていたが、
家内の留守の間は、普段以上に目配りをしていたせいか、疲れを感じたりしたのであった。

家内も実家で孤軍奮闘していたので、
疲れた表情なので、お互いに8時過ぎに寝室に行ったのである。


私が5時過ぎに目覚めると、家内は洗濯を始めていたが、
この後はゴミ出し、新聞を精読したり、
いつもの我家の年金生活の日常のパターンとなったのである。

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拝啓 NHKスペシャル番組、制作責任者殿

2008-08-18 09:15:29 | 映画・テレビ
日頃は『NHKスペシャル』の番組を視聴し、
過去の放映された作品の数々、多々感動し、感銘を受けることが多く、
やはり世界の中でも有数な放送会社と敬意している次第です。

さて、昨夜のNHK総合で9時より『日本軍と阿片』と題し、
1時間番組を視聴し、数多くご教示を受けました・・。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080817.html

私は少しボケてきた年金生活の63歳の身ですが、
番組の最初か、最後の制作スタッフ、取材協力などで、
ノンフィクション・ライターの佐野眞一氏の名前がなく、
私は見逃したのか、と感じた次第です。


佐野眞一・著作の『阿片王 満州の夜と霧』(新潮社)が発刊されたのは、
2005年7月30日です。
そして、作品は、著作者のあとがきに寄れば、
「週間新潮」で2004年5月27日から8回に及び短期連載した『阿片楽土-満州の夜と霧』を全面改稿し、
大幅に加筆した、と明示している。

もとより、この作品は本の帯に、


策謀渦巻く満州帝国で、最も危険な阿片密売を平然と仕切って巨額な資金を生み出した里見 甫。
その謎に満ちた生涯を克明に掘り起こし、
麻薬と金に群がった軍人、政治家、女たちの欲望劇を活写する。


と概略が明示されている。


このような状況に於いて、私は番組の制作に係わった場合は、
番組の最初か最後に、

      おことわり

佐野眞一氏の『阿片王 満州の夜と霧』などに誘発されて、
NHKとしては、当時の満州をはじめとする日中戦争に於いて、戦争はどのように賄われたのか、
当時、金と同様な価値があるとされた阿片を、
改めて日本軍が係わった阿片の実態の全貌に挑み、
当時の日中、そして世界の各国に影響をもたらした事実を解明するドキュメンタリー作品です。


少なくとも私でしたら、この程度を明示するのが、
テレビの製作者の責務と良心と確信している。

昨今、著作権の諸問題が叫ばれているが、
個人の著作者の作品と放送会社のドキュメンタリー作品の発想の根源を、
たまたま考えさせられた次第です。


私は無力な年金生活の身で、
昨今は総合月刊雑誌の『中央公論』の今月号(発売日・8月10日)を読んだりし、
特集のひとつ『満州国と戦後日本の光と影』で、
佐野眞一、山室信一(京大教授)の両氏に寄る対談を深く学んだりしている。


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昼寝から目覚めた後、悦び、そして困り果て・・♪

2008-08-17 18:56:12 | 定年後の思い
東京の郊外は、低気圧が南下したので、
久々に涼しい曇り空で朝を迎えていた。

昨夜、本降りの雨、と予測されていたが、
乾ききった庭を眺めて、がっかりし、
夏の草花に少しばかり水を撒(ま)いたりした。


家内は13日から、家内の実家に行って折、
独り住まいの家内の母宅で、孤軍奮闘して掃除などをしているが、
私は勝手な生活をしている。

午前中のひととき、手抜きの部屋の掃除、
台所で皿洗いをしていると、
雨がポッリ程度わずかな霧雨になっている。

昼食後、読み残した総合月間雑誌の『中央公論』を読んだり、
佐々木俊尚・著の『ネット未来地図』(文春新書)を読み、
副題として明示されている《ポスト・ググール時代 20の論点》を学んでいた・・。

この後、少し疲れを感じ、
居間に簡易ベットに横たわりながら、読んでいたのであるが、
寝付いてしまった。

目覚めると、雨が本降りとなっていたので、
洗面した後、玄関の軒下で煙草を喫いながら、
久々の雨を眺めていたのである。

樹木、草花、土、そして私の心も恵みの雨、
と悦(よろこ)んだのである・・。


居間に戻り、何気なしにテレビを点(つ)けたら、
『北京オリンピック』の卓球の女子で、
日本と韓国のダブルスの対戦が行われていた。

日本は私が3日前から最も好感している平野早矢香・選手が出場して折、
韓国は私なりに最も魅了されている金暻娥・選手も出ているのである。

その上、日本はシングルに連敗した後らしく、
ダブルスのこの試合でも劣勢に立たされているので、
これには私は困ったのである。


私は卓球も全くの無知であるが、
日本人の少なくとも63歳の男の子であるので、
日本に3位の栄冠、と思っていたのであるが、
3日前から惚れこんでいる金暻娥・選手のしぐさ、表情を視聴していると、困るのである・・。

http://beijing.yahoo.co.jp/event/result/TT?i=400&ph=1&s=W&u=02#0

結果として、日本サイドは破れ、
韓国サイドの金暻娥・選手の歓(よろこ)び、涙を浮かべながらの笑顔・・
複雑な思いで視聴していたのである。

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都内の住宅街で停電すれば・・。

2008-08-17 08:42:13 | 時事【社会】
私は読売新聞の朝刊をいつものように1時間ばかり読んでいて、
一番驚き、そして考えさせられたことがある・・。

私は東京郊外の調布市に住む年金生活4年生の身であるが、
都内に隣接している地域でもある。

記事の見出しは、
【都内11万世帯 落雷で1時停電】
であった。

記事の詳細は、読売新聞に寄る『YOMIURI ONLINE』から、
無断であるが転載させて頂きます。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080816-OYT1T00590.htm

停電の原因は落雷が原因とみわれ、
東京電力は約15分後にすべて復旧させたことに、
私は驚かされたのである。
東京消防庁、警視庁も情報収集、具体的な救助、対応が行われたとみられ、
ビル内のエレベータに1時閉じ込められたり、
1部の路上に於いては信号が消えたりした、
と結果としてある程度の範囲で完結させたのである。

もとより電気、水道、ガス、電話などは大都市では欠かせない社会生活の基盤であるが、
改めて私は復旧時間の早さに驚いたのである。

公共の大きな施設の羽田空港、駅などはもとより、
ホテル、首相官邸、政府の主要施設、そして防衛省などは、
停電になった場合は、複合したバックアッブ体制で瞬時に回復させ、万全であると思われる。

私は一般の都内の住宅街で、やむえず停電になった時の迅速な復旧に驚き、
そして世界で一番対応が早いかしら、と安堵させられたのである。


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私の『北京五輪』のニュースを知るには・・♪

2008-08-16 21:26:50 | 定年後の思い
『北京オリンピック』が開催されて以来、
私が視聴しているNHKニュース番組の放送時間が変更されて、
戸惑っているのである。

私は『北京オリンピック』には特に関心はないが、
連日テレビ、新聞などで報じているので、
やはり日本人が金メダルを獲得された、と聞いたりすると、
日頃の猛練習の成果が大舞台で発揮され、
まぎれもない偉業だね、
と讃(たた)えている程度である。

私は年金生活の自在の身であるが、
買物、散策をしたり、読書などを最優先をしているので、
テレビで『北京オリンピック』の中継を観戦する時間はないので、
情報はNHKのニュースで知ったり、
ときおりネット検索をしたりしている。

私が知る限り、『北京オリンピック』のネット検索は、
【Yahoo! スポーツ 『北京オリンピック特集』】
大変便利である。

http://beijing.yahoo.co.jp/

スポーツに疎(うと)い私は、こうした検索の切り口があるのか、
と感心したりしている。


過日、例外として私は卓球の福原 愛ちゃんに興味があったので、
異例であるが、女子の卓球中継をテレビで視聴したのである。

この中継で思いがけないプレゼントを私は頂いたのである。
韓国の金暻娥・選手の柔らな表情、しぐさに見惚(みと)れ、
拙(つたな)い私なりに63年の人生で数多くの女性を観てきたが、
ここ数年に於いては、最も魅了されて女性である。

私は心の中で、がんばってね金暻娥・選手、
と思ったりしているが、
非国民と云われそうなので、言葉に出せないでいる。


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『果てなき消耗戦 証言記録・レイテ決戦』を視聴し・・。

2008-08-16 10:17:21 | 映画・テレビ
昨夜、NHKの総合で10時半より、
NHKスペシャル『果てなき消耗戦 証言記録・レイテ決戦』を視聴した・・。

日本軍兵、米国兵であった証言、その頃フィリッピンのレイテ島の住民・・
三方の証言を生々しく、重く証言していた。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080815.html

私は昭和19年9月に東京の郊外で生を受けた身なので、
戦争を知らないひとりである。

レイテ島の悲惨で過酷な戦場は、映画で初めて知ったのである。
市川 崑・監督の『野火』(1959年)で、中学生の時に独りで映画館で観ていた・・。
俳優の船越英二のやせ細った姿で戦地を彷徨(さまよ)いたり、戦友が死肉を・・
と過酷で余りにも悲惨な戦場実態に、
私は少年ながら、衝撃を受けたのである。

この当時のアメリカの戦争映画は、英雄姿を描いた作品が多かったのであったのである。

その後、この映画の原作者の大岡昇平・著『俘虜記』、『野火』を
高校時代に読んだりしていた。


今回の番組は、生々しく重く証言を記録し、編集された作品である。

『火炎放射器であおられ、体中火ぶくれになって、
泣きながら歩く兵士もいた・・』

『食べるものに困り果てて、何でも食べた・・』

『このレイテ島の戦場のことは・・兄弟でも話したことはなかった・・』

語られる方たちは、元・日本兵といってもあの当時25歳であったならば、
89歳のご高齢となっているのである。

こうした方たちは、過酷な戦場を共にした余りにも数多くの方の死を視(み)て、
わすか帰還できた人であり、
そして60数年の沈黙の上、語られたことに私は思わず涙を流したのである・・。

米軍兵であったご高齢のアメリカ人も、
『戦友の遺体は・・むごい仕打ちを受けた。
もっと多くの日本兵を殺したい・・と思った』

『塹壕にいると・・バンザイの声が聴こえ・・
そして日本兵が突撃してくる・・』


当時の戦場を体験された人たちの生々しい過酷で悲惨な証言をされる・・。

私は63歳の身であるが、戦場で斃(たお)れ兵士のそれぞれの無念さを、
思いを馳せ、重く受け止めた・・。



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