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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

処暑の頃になれば、朝夕は秋めいて・・。

2008-08-21 09:12:14 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、8月下旬になると、
盛夏の頃の暑さも過ぎ去り、幾分涼しげな朝涼(あさすず)のひととき朝を迎えている。

夕方も庭に下り立ち、煙草を喫ったりしていると、
風は樹木の間を通り抜け、私のたたずんでいる所にも、風が吹き抜けていく・・。
風は熱さが取れ秋めいた風で心地良いのである。


盛夏に彩(いろど)ってくれたアメリカ芙蓉(フヨウ)の花も終りを告げて、
花梨の樹木とブロック塀の間に、
クロッカスに似た玉すだれの白い花が群生して咲いている。

紫露草がそばに咲き、朝のひとときなど白い花が心に沁みてくる・・。
私は齢を重ねた63歳の身であるが、
汚れきった心を何かしら浄化させてくれる花のひとつでもある。

この玉すだれの白い花は、薄暗くなった夕暮れ時、
ぽぉと白い花が浮き立っていて、妖艶なただよいを感じさせてくれる花である。

そして、1週間前頃からは群生させた秋海棠(シュウカイドウ)の花が、
可憐な淡紅色の花の彩りはじめている。

この付近に、高砂木槿(タカサゴ・ムクゲ)の淡紫色の花が咲き続けて、
暑さの苦手な私は慰められてきた。


この時節、処暑の頃になれば、日中は残暑が厳しいが、
このように朝、夕、夜のひととき、
庭に下り立ち、秋めいてきた情景に心を寄せたりしている。



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