夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ひと雨ごとに、初秋に向って・・♪

2008-08-22 09:12:28 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、昨夜の6時過ぎ、
風が強く吹いた後、雷鳴が響きわたると、
大粒の雨脚が屋根にあたる音が聴こえ、
しばらくすると稲光が光を帯びて、夜空を裂き、豪雨となった。


私は夕食前であったが、玄関庭の軒下に出て、
待ち焦がれた雨を眺めていた。

少し前までは、庭先で盛大に鳴いていた蝉(せみ)、鈴虫、こうろぎも、
豪雨で降参し、退避したらしい・・。


樹木は豪雨を受け、樹木越しの景色は
白いベーェルに覆(おお)われたかのように霞(かす)んでいる。

地上の草花は水しぶきを受けて、乾ききった大地を潤(うるお)しているが、
激しい雨を受けて、樹形を震(ふる)わしていた。

私の履いている下駄も水しぶきを受けていたが、
待ち焦がれた雨の情景を見つめていた。

付近で落雷が数度響きわたり、大地を震(ふる)わした・・。

私は苦笑しながら、居間に戻り、
『やっと・・降ったねぇ・・』
と私は家内に言った。

そして、大粒の雨脚が屋根にあたる音が聴き、
しばらくすると、落雷の響く音が遠ざかっていった。


と私は投稿したが、その後、雷鳴の音が再び近づいて、
私の住む街には稀(まれ)なことであった・・。

1時間ばかり、雷鳴を響きわたり、夜空をわずかに明るく彩(いろど)っていた・・。

私は玄関の軒下で、小雨となった空を眺め、
花火のような夜空を見つめていた。

この後、舞台の幕切れのように雨は止(や)み、雷鳴は遠ざかった・・。


私は8時過ぎに、軒下で煙草を喫いながら、
雨の止(や)んだ空、樹木を眺めたり、風に身を任せていた・・。

雷鳴と豪雨で避難していた鈴虫が、
かぼそい声で鳴きだしている声を聴きながら、
このひと雨で、3度前後、涼しくなったことを心身感じたのである。


今朝、庭の下り立つと、
空は青く、樹木の枝葉は清々しく、地上はしっとりと黒土となっている。
新涼の微風を受けると、古人からも伝えられている通り、
ひと雨ごとに涼しくなる、格言を私は心身感じながら、
暑さに苦手は私は微笑んだ。

尚、朝の6時は21度、昼は27度前後、
そして夕方からは曇りとなり6時過ぎには24度前後、と天気予報は報じていた。


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