夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『父の日 川柳』・・・♪   《初出2006.6.15.》

2008-04-30 21:39:56 | 時事【社会】
東京の郊外は、ここ4日、曇り空の朝を迎えている。
昼過ぎから雨が降りはじめ、明日の日中まで降る、と天気予報は報じている。

昨夜は10時に布団にもぐり、今朝は6時に目覚め、ゆっくりと新聞を読んだ。

最近の私の心は、政治、外交、軍事のニュースには、関心がなくなっている。


1番興味、感心した記事は、【父の日 川柳】であった。
デパートの新宿タカシマヤは、父の日を前に一般から募った『父の日 川柳コンテスト』の
入賞作品の発表記事だった。

少し無断引用させて頂きます。


大賞に選ばれたのは、

アルバムの 父娘の割合 一対九

解説に寄ると、家族内で存在感の薄い父親の現状を嘆いたものでなく、
「写し手」になることが多い父親の娘に対する愛情を表現した作品。

入選作品として、

父さんの 愚痴をきいている 発泡酒

父の日も 父は手酌の 背を丸め

母の日は ホテル父の日は ファミレスで

20作品が紹介されているが、私が最も好きな作品があった。

年ごとに 無垢(むく)なこどもに 還る父


私は、この作者に敬意したい。

独断と偏見が許されるならば、
本日の読売新聞に於いて、数多い記事の中であるが、
この一句より優(まさ)るものはない。

尚、入選作品にご興味のあるお方は、タカシマヤのホームページにある。


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