夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

おひとりさま用のクリスマスケーキが登場、ときおり『おひとりさま』になる老ボーイの私は、微苦笑を重ねて・・。

2016-12-15 14:24:09 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の72歳の身であるが、
昨夜、ときおり愛読しているの『東京ウォーカー』を見たりしていた中で、
【 ローソンからおひとりさま用のクリスマスケーキが登場 】と題された記事を見た。

私は齢ばかり重ねても、好奇心は衰えず、こっそりと精読してしまった。

この記事は、『東京ウォーカー』で2016年12月13日に配信され、
無断であるが大半を転載させて頂く。

《・・ローソンからおひとりさま用のクリスマスケーキが登場

ローソンから気軽に買える一人用サイズのクリスマスケーキ「赤いクリスマスケーキ(ベリームース&チョコレートガナッシュ)」(320円)
          

ローソンは、フランス産チョコを使用した1人用サイズのクリスマスケーキ2種類を新発売。
「赤いクリスマスケーキ(ベリームース&チョコレートガナッシュ)」(320円)と
「白いクリスマスケーキ(ホワイトチョコレート&プラリネクリーム)」(320円)を
12月13日(火)より全国の店舗で販売する。※「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」を除く

「赤いクリスマスケーキ(ベリームース&チョコレートガナッシュ)」は、
フランス産のチョコを使用したガナッシュをショコラムースとスポンジケーキで包み、
真っ赤なグラサージュで美しく仕上げている。
ベリーの甘酸っぱさとチョコのほろ苦い味わいが楽しめる。

「白いクリスマスケーキ(ホワイトチョコレート&プラリネクリーム)」は、
コクのあるフランス産のホワイトチョコレートを使用したムースに、
ナッツが香るプラリネクリームと、ほんのりオレンジが香るスポンジケーキを合わせた一品。
ふわふわのホワイトチョコレートムースに、ナッツのコクと食感がアクセントになっている。

ホールケーキは買いにくいという人や、家族みんなで1人ずつ好みの味を楽しみたい人にもおすすめだ。
気軽に本格的な味わいが楽しめるローソンの1人用クリスマスケーキで、ひと足先にクリスマス気分を楽しもう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
          

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であるが、
独り住まい家内の母は、『要介護1』となってしまい、家内と家内の妹が交互に、
家内の母宅に殆ど宿泊して、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。

こうした関係で、ときおり私は我が家で、独りぼっちの『おひとりさま』の生活を過ごしている・・。

そして24日は『クリスマス・イブ』の日には、たまたま独りぼっちの『おひとりさま』で、
迎えたならば、私の生家は仏教の曹洞宗であり、キリスト教には関係はないが、
やはり私は世間の風潮には弱く、やはり少しやるせない日となるよなぁ、と苦笑したりした。
          

やがて私は、私たち夫婦が結婚前の交際していた遥か遠い日の42年前の頃、
思い馳せたりして微苦笑したりした・・。

この当時は、銀座とか私が勤務していた所在地の六本木の喫茶店で待ち合わせをして、
私は少し背伸びをして、高級な食事処を誘って、
ワインなどを呑みながら、イタリア料理かフランス料理、或いはインド料理などを頂いていた。

そして確か41年前の頃は、クリスマス・イブの時は、銀座の4丁目に近い喫茶店で待ち合わせをしていた。
私は退社後、少し待ち合わせ時間に遅れそうになり、日比谷線の『六本木』から『銀座』までの地下鉄の電車の中で、
この日には走行が特に遅く感じ、もどかしい心情となり、下車後の地上までの階段を駆け上り、喫茶店に行ったりした・・。

この当時の1975年(昭和50年)の頃は、もとより携帯電話もない時代で、
待たされる方は、待ちわびる状態となり、駆け付ける方も何かと連絡する方法はない時代であったので、
お互いに信頼だけで結ばれていた時代でもあった・・。
          
           ☆☆ これ以降の掲載したすべての写真、年金生活のクリスマスシーズン、旅先でたわむれに撮った ☆☆

その後、結婚してからは、私は退社後に付近の専門店で、一週間前の頃から思案していたプレゼント品を購入し、
封筒状のクリスマス・カードにささやなな一文を認〈したた〉めたりした。

そして幾たびか待ち合わせをしていた洋菓子店の六本木『クローバー』の二階の喫茶店があるが、
この一階に魅了されていた『クローバー』でケーキを買い求めて、新居の賃貸マンションに帰宅してたりした。

この後は、一軒家を建てて、ローン返済で苦節していた時代が3年ばかり続き、
せめて愛用している『クローバー』でケーキだけ購入して、帰宅していた。
          

やがて私が40代の頃には、家内に何か欲しい品、とやんわりと訊(き)いたりしていたが、
必要な品は、デパートで買い求めているから必要はないわ、
できたら旅行に行って温泉にゆっくり・・と要望されたりした。

この当時は私は多忙であったのは、40代の後半の頃から、業務が幾分空〈す〉いた2月頃に、
冬の旅をして、家内の念願に応〈こた〉えたりしていた。

そして定年退職後の年金生活に於いても、我が家はプレゼントの品よりも、
観光ホテルに滞在して、ゆっくりと温泉を満喫することが多くなっている。
          

このように我が家はクリスマス・イブは、旅先以外の年は、
家内が居間などにささやかな室内飾りをして、平素より幾分多めの料理を頂きながら、
私はウィスキーをオンザロックと称した氷片を入れただけの濃いめを呑みながら、
家内はビールを呑みながら、いつものように談笑したりしたりしてきた。

もとより私たち夫婦が子供に恵まれたならば、クリスマス・イブの日も含めて、
大幅に変貌してきただろう、と思いながら、こればかりは叶わぬ夢となっている。

このようなことを私は、ぼんやりと思い馳せたりした。

尚、たまたまコンビニのローソンのひとつ商品を紹介するような記事になってしまったが、
私の親戚、知人、友人も誰ひとりローソン関係していないことを付記する。

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