夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

認知症にならないための6つの生活習慣、老ボーイの私は真摯に学び、やがて微苦笑させられて・・。

2016-12-07 15:19:55 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の住む年金生活の72歳の身であるが、
先程、ネットでニュース記事を彷徨(さまよ)っている中、
【 カギは「自分の脳を使う」・・認知症にならないための生活習慣6 】
と題された私は見たりした。

私は年金生活を丸12年を過ごしてきた中で、いつの日にか認知症などの大病になれば、
自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、何かと認知症に関して少しでも学び、回避したいと思い、
読んでしまう習慣がある。

今回も私に取って、見過ごしができないと思いながら、精読してしまった・・。

この記事は、恥ずかしながら女性専用の週刊誌『女性自身』に於いて、
2015年02月16日に掲載された記事のひとつであり、無断であるが転載させて頂く。

《・・カギは「自分の脳を使う」・・認知症にならないための生活習慣6
             

安倍首相は、「国の認知症施策を加速するため、新たな戦略の策定を厚生労働大臣に指示する」
と、認知症予防を重要課題のひとつにあげている。

厚生労働省発表の認知症患者(2013年)の推計数は462万人。
全国で約6千人の高齢者を対象に調査したもので、65歳以上の15%にあたる。
同時に認知症予備軍であるMCI(軽度認知障害)患者数も推計約400万人。
合計すると862万人になる。

認知症はお年寄りの病気と思い込んでいる人は多いが、それは発症年齢。
その兆候は40代から表れるという。
そこで認知症にならないための生活習慣を紹介!
             

【週に1度は、思い切り泣いたり笑ったり!】

映画、ビデオ、読書で週に1度は、感動して泣いたり、思い切り笑って脳を刺激しよう。
認知症が進行すると表情が乏しくなってくるのは、感情をつかさどる脳の扁桃体という部分が、萎縮してくるため。

扁桃体は、記憶をつかさどる海馬の隣にあり、喜怒哀楽の感情を海馬に伝える。
笑ったり、感動の涙は、扁桃体を刺激することになり、脳にいい影響を与える。
 

【わからないことは、辞書で調べる】

わからない漢字などは、辞書で調べる習慣を。
パソコンやスマホばかりに頼ると脳の「前頭前野」が萎縮する。
認知症患者の脳は前頭前野の機能が低下し、記憶や判断力が衰えたり暴力的になったりするといわれている。
 

【買い物リストは、暗記しよう】

スーパーなどの買い物は、あえてメモを持たず、その日買うものを暗記する。
たとえば10種類を買うなら、10の数字を意識。

買い物しながら、思い出していく。
両手の指それぞれに親指=にんじん、人さし指=大根など関連づけて覚える方法も。
              

【毎日手帳に、1行日記をつける】

面倒な日記も、1行だけなら手軽。
後で記憶をたどることで、脳に刺激を与える。
単なるメモではなく日記なので、「◯◯に行って楽しかった」などと感想も加えること。
 

【安眠できるよう、寝室に工夫を】

睡眠は、脳の休息時間。
不眠状態が続くと脳に負担がかかり、機能が低下しやすい。

深い睡眠のときに分泌される成長ホルモンは、脳細胞の成長や修復にも関わるので、
脳の新陳代謝が活発になる。
質のいい睡眠を得るために、寝具や寝室に工夫を。
 

【うつ病の人は、認知症になりやすい】

うつ病の症状は、動作が遅くなる、物忘れなど、認知症の症状とよく似ているため、間違えられることもある。
逆に、「うつ病では?」と診断を受けたら、実はMCI(軽度認知障害)だったというケースも。
40歳でうつ病を発症した人が、20年後に認知症になる確率は、うつ病でない人の約2倍といわれている。

 
なんでもスマホやパソコンに頼らずに、自分の脳をフルに使うことが、認知症予防への道。
めんどうなことにはあえて取り組んでみよう!・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私は真摯に読みながら、やがて微苦笑させられた・・。

【週に1度は、思い切り泣いたり笑ったり!】に関しては、私は日々体験している。

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらく、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビール、水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、
話しかけて談笑したりしている。
            
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

こうした中で私は読書が好きで、ノンフィクション、近現代史などを愛読したり、
映画も居間で、映画棚から古き良き20世紀に公開されたビデオテープ、DVDを取り出して、
感動したりして、ときには涙を浮かべたりしている。
或いは音楽も、音楽棚からCD、DVDを取り出して、創られたアーティストに敬意し、感銘したりしている。
             

【わからないことは、辞書で調べる】に関しては、
私は齢を重ねるたびに、パソコンで検索していることが多いが実態となっている。

私は久松潜一・監修の『新潮国語辞典 ~現代語・古語~』(新潮社)に於いて、
二十歳以来から何かと教示を受け、私の秘かな言霊(ことだま)の恩師となっているが、
定年後してまもなく、ネットに国語辞典が検索できるようになっているので、
安易に頼ってしまうことが圧倒的に多くなっている。

せめてながら、日本の歳時などを書物から謙虚に学んでいる。
例えば、藤野邦夫・著の『幸せ暮らしの歳時記』(講談社文庫)、
飯倉春武・著の『日本人のしきたり』(青春出版社)、
朝日新聞社・編の『色の彩時記~目で遊ぶ日本の色』(朝日新聞社)、
講談社・編の『茶花歳時記』(講談社)、
野呂希一、荒井和生・共著の『言葉の風景』(青菁社)、

長谷川 櫂・著の『四季のうた』(中公新書)、
松田 修・著の『古今・新古今集の花』(国際情報社)、
道行めく・著の『美しい日本語帳』(永岡書店)、

このような本を、私の机の横にある小さな本箱にあり、
定年後に幾たびか読み返したり、精読し、信愛を深めている本となっている。
                        

【買い物リストは、暗記しよう】に関しては、私は涙と笑いを秘めている。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

私は定年退職後、多々の理由で年金生活を始めて、
平素の買物は私が専任となり、家内から依頼された品を求めて、
独りでスーパー、専門店に行く買物メール老ボーイとなっている。

我が家では、家内が新聞に添付されているスーパーのチラシを見たりし、
そして赤のサインペンで丸印を付けたりする。

この赤丸が我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、我が家の鉄則となっている。

こうした中で、私はスーパーなどに行って、年に一度ぐらい肝要なチラシを自宅に於いてしまい、
肝心の指示棒チラシがない、と私は少しあわててしまう・・。

そしてチラシを思い浮かべながら、確かこの品だったよなぁ・・と10品ぐらい買い求めたりしてきた。

私は失敗したら家内から、認知症の初級生と判断されるかもしれない、思いながら、
真剣に記憶テストに挑戦したりしてきた。
             

年金生活を始めてまもない2004年(平成16年)の晩秋、
買物メール老ボーイとなった私は、家内から依頼された特売の洗剤を買い求めに、最寄のスーパーに行った。

そして年金生活で貢献できるのは、せめて廉(やす)い価格の品を多めに、と思いながら、
5個ばかり買い求めて、意気揚々として帰宅した。

やがて帰宅後、家内に頼まれた洗剤を手渡すと、
『あら、違うわ・・ライオンのトップでも《部屋干し》をお願いしたはずょ・・』
と家内は言った。

『違った・・!?』
と私は言った。

『違っています・・うちはずっと《部屋干しトップ》なの・・貴方・・よく仕事ができたわねぇ・・』
と家内は追い討ちをかけてきた。

『じゃ・・取り替えてくるよ・・』
と私は言った。

やがて洗剤はひとつでも1・1Kgあり、5個買い求めていたので、少し重い洗剤を提(さ)げて、
再びスーパーに向かった。

そして仕事は給料を頂いて緊張感の中、責務を果たしてきたので、
気軽な買物と違うょ、と心の中で呟(つぶや)きながら歩いたりした・・。
             

或いはトマトを買い求めた当初は、苦い失敗談があったりした。
確か翌年の2005年(平成17年)の6月初旬の頃だった・・。

たまたまスーパーの店内に於いて、野菜売り場の近くにトマトの販売コーナーがあり、
家内はトマトが好きであり、少し高い値段であったが何より新鮮であったので、
3つばかり買い求めたりした。

帰宅後、家内に手渡すと、
『わぁ・・立派なトマト・・美味しいそうだわ・・』
と家内は微笑みながら言ったりした。

やがて家内は、値段を訊(き)かれて、私は応(こ)えた。

『でもねぇ・・高過ぎるわょ・・我が家は年金生活ですから・・程ほどにして下さい・・
貴方は幼年期の頃、農家の児だったでしょう・・トマトの見極めぐらいは解っているでしょう・・
私は長い間、程ほど品をお廉(やす)く買い求めてきたわ・・』
と私は家内から叱咤されたりした。

『XXちゃんさぁ・・専業主婦25年選手でしょう・・
ボクは買物一年生だょ・・気を付けますょ』
と私は家内に抗弁したりした。

これ以来、私は野菜、果実(くだもの)は、新鮮さを見極めながら、
程ほど品を廉(やす)く買い求めたりしてきた。
             

【毎日手帳に、1行日記をつける】に関しては、
若き日には、思いだしたように日記をつけたりしていたが、定年後にブログの世界を知り、
原則として日々投稿してきたので、日記は綴っていない。

そして机に入れているカレンダーに、メモ書きをしている程度である。


【安眠できるよう、寝室に工夫を】に関しては、私は家内が支度してくれていることに従順となっている。

我が家の寝室は、二階の和室六畳でエアコンは設置しているが、熱い季節は冷気で涼しくしているが、
寒い季節は、空気が乾燥し、風邪が怖くて、暖房はしていない。

この季節は、敷き布団を二枚敷き、そしてこの上に電気毛布をセットさせて、シーツを敷き、
毛布と掛布団となっている。

私たち夫婦は、国内旅行が共通の趣味のひとつで、幾たびか旅路を重ねてきたが、
数多くの宿泊先より、我が家が一番、とお互いに微苦笑してきた。

もとより家内が安楽に休めるように、幾たびか工夫した成果である。

そして私の平素の睡眠に関しては、現役時代のサラリーマン時代には、ストレスがあったりしたが、
年金生活をすると悩みも激少し、たとえ震度3ぐらいでも目覚めることなく、少なくとも6時半は連続熟睡している。


【うつ病の人は、認知症になりやすい】に関しては、
私は現役サラリーマン時代は何かと悪戦苦闘が多かった為か、
年金生活を丸12年ばかり過ごしてきたが、先苦後楽の人生航路かしら、と私は微笑みながら生活してきたので、
もとよりプラス思考となっている。

そして首都大震災などに遭遇して、一切合財なくし、家内に亡くなり、
私は重病で入院になってしまった時は、判らないが、うつ病には私は無縁と感じている。
             

今回、認知症にならないための6つの生活習慣を謙虚に学び、
私の残こされた晩秋期の鑑(かがみ)として、晩年期まで過ごせれば、と念願したりしている。

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