夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

早くも『潮干狩り』のお便りを読み・・♪

2008-03-08 18:26:00 | 定年後の思い
東京郊外の調布市では、桜の咲くような陽気となり、
ときおり微風が吹けば、春風は甘く、心身恵まれた日中であった。

先程、読売新聞の夕刊を読んでいて、

【 春です 潮干狩り 】

と見出しがあり、記事を読んだりしていた。

記事に寄れば、千葉県・富津海岸に於いて、
東京湾の沿岸のトップで潮干狩り場がオープンした、
と報じられていた・・。

雲ひとつない青空の陽気の中で、若き母と幼児の女の子が、
殆ど風もない中、アサリを採る情景が写し出され、
お互いに微笑みながら、潮干狩りを楽しまれている写真が掲載されていた。


私は昭和33年の4月中旬頃、
中学一年になったばかりの時、学校で潮干狩りに行ったのが想いだされた・・。

あの頃は東京湾の晴海の付近から、木造の遊覧船に乗船し、
稲毛海岸の浜辺でアサリなどを採ったりしていた。

帰宅後、父の妹である叔母に、収穫した潮干狩りの成果を差し出し、
XXくん・・潮吹きが多いわね、
と洗い場で云われたりしていた。

私の幼児の頃は、祖父と父が中心と農家を営んでいたので、
大衆魚以外の魚、貝などは殆ど知らない方が多かったのである。

私は叔母に、やっぱりボクは《里っ子》だよね、
といい訳をしたりしていた。


私の住んでいる調布市では、
この頃までは殆ど平坦な地で田畑、雑木林が残っていた・・。

ある児童本の中のように、
本格的な山里の子供の《山彦》にもなれないし、
かといって海沿いに住む子供の《海彦》でもなかったので、
私は秘かな自分は《里彦》と命名をしたりしていた時であった。

このような思いの里彦を飛躍させ、自身を里っ子と呼んだりしていた。

煮魚、焼き魚は好きな食べ物であるが、
収穫した直接の魚の匂いは、幼児からの体験が少なく不馴れな私は、
齢を重ねた63歳になっても、少し苦手なのが本音でもある。
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春の訪れ、麗(うらら)か・・♪

2008-03-08 08:14:00 | 定年後の思い
東京郊外の調布市は、おだやかな朝の陽射しを受けている。

この時節、白梅、紅梅、日本水仙は満開となり、
桃の花も咲く時節でもあり、
清冽な早春の陽射しにつつまれて、と綴りたいのであるが、
平年より少し暖かい、と感じたりしている。

日中は12度前後の陽気に恵まれ、
明日の日曜日は桜の咲く頃の15度前後の陽気、
と報じられている。

古人より、春の陽射しにつつまれて、のどかにひとときを過ごされるのを、
麗(うらら)か、と伝えられている。


このようにのんびりと春のような朝を迎えることは、
民間会社を定年退職後からであった。

私も数多くサラリーマンと同様に現役時代は業務に精励していたので、
この結果として睡眠不足になったりして、
土曜日の休日さえ会社に出勤したり、
或いは休める時はぼんやりと朝を迎えたりしていた。

土曜日が休日の場合は、日曜日の日中に庭の手入れをしたりして、
深夜観たいテレビ番組もあったが、月曜日から激務を配慮し、
あきらめて寝付いたりしていた。


このようなことを想いだしながら、
主庭で樹木、草花を眺めながら、朝の陽射しにつつまれて、
煙草を喫ったりしている。

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早朝、目覚めれば・・♪

2008-03-08 05:50:00 | 定年後の思い
東京郊外の調布市に住む私は、
定年退職後は日の出と共に起きだしているが、
どうしたわけか解からないが、今朝は4時半過ぎに目覚めてしまった。

少しぼんやりとし、パジャマから平素の洋装に着替えて、
玄関庭に下り立ち、煙草を喫ったりしていた。

夜明け前であるので、薄暗い中、白梅の満開がぽっかりと浮んでいるようで、
心の清浄を享受させられる・・。

こうしてぼんやりとたたずんでいると、
新聞配達のバイクの音が遠くから聴こえたりしているが、
確か50数年前の頃までは、牛乳屋さんが自転車で配達され、
微かに牛乳瓶が揺れ、ガタコトと特有の音を響かせていた・・。

私はときおり、昨今の世情の移り変わりに、
眩暈(めまい)を感じたりする時もある。

私は齢を重ねた63歳の身であるが、
私よりご高齢の方は、世のうつろいをどのように受け止めているのか、
ときたま思ったりしている・・。

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