私の庭に一本の柚の樹がある。
以前に綴ったことがあるが、伊予柚である。
小振りな実であるが、昨年の秋は、百以上をたわわに実をつけて、
秋から初冬にかけて、夕食に彩りをもたらしてくれた。
今年は、白い花が五月ごろに見出すことができず、
結局たった二つの実を付けているだけであった。
柿の実と同様に柚の実も、一年置きであったのかしら・・。
或いは、今年から私の隠居生活の姿を見て、
私も実を付けるのはやめよう、と思ったかは定かでない・・。
今年の秋は、買い求め、夕食の時に添えよう、と思った。
暖めたお酒を呑み、柚をスライスにしたのを口に含むと、
香りが口の中に広がり、秋が受容できた想いが強まる。
やはり柚の香りのない秋の日は、寂しく侘(わび)しいものである。
以前に綴ったことがあるが、伊予柚である。
小振りな実であるが、昨年の秋は、百以上をたわわに実をつけて、
秋から初冬にかけて、夕食に彩りをもたらしてくれた。
今年は、白い花が五月ごろに見出すことができず、
結局たった二つの実を付けているだけであった。
柿の実と同様に柚の実も、一年置きであったのかしら・・。
或いは、今年から私の隠居生活の姿を見て、
私も実を付けるのはやめよう、と思ったかは定かでない・・。
今年の秋は、買い求め、夕食の時に添えよう、と思った。
暖めたお酒を呑み、柚をスライスにしたのを口に含むと、
香りが口の中に広がり、秋が受容できた想いが強まる。
やはり柚の香りのない秋の日は、寂しく侘(わび)しいものである。