枚方市議会は、3ない議会！！！

　３ない議会が問題になっている。朝日新聞の全国の調査によると①首長が提出した議案をこの４年間で一本も修正や否決していない「丸のみ」議会は５０％、②議員提案の政策条例が一つもない「無提案」議会が９１％、③議員個人の議案への賛否を明らかにしない「非公開」議会が８４％――枚方市議会の残念ながら3ない議会にひとつ。
　市議会を傍聴するたびに、議員同士の真剣な論議がないのが不思議だと思う。市役所担当課と議員で事前の話し合いがされていて本議会では「結論」ありきのシナリオどうりの流れになっている。緊張感のない「なれあい議会」そのもの。議員の何人が、今の議会の異常さを感じているかと考えると絶望的になる。
　枚方市議会議員の報酬は１２００万円（政府調査費を含む）この高さには驚く。議員活動にお金がかかるようならば、まずその体質や議員活動のあり方こそを変えることが必要だ。
　今、雇用問題は深刻だ。若者の置かれている状況から仕事がないのは個人責任ではないと確信する。議員報酬を半減することで生み出される2億のお金を、若者の仕事作りに生かことを主張する議員をこの4月誕生させたいものだ。