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グアム島とは、どんなところ

2010-02-16 23:22:11 | 市民の市民による市民のための平和活動
 観光の島グアム島。いま、普天間基地の移転先として注目されている。
グアム島とは、島の面積の1/3をアメリカ軍用地が占めている。地図を見ると、朝鮮、台湾、南沙諸島、フィリピン、インドネシア、オーストラリアとあらゆる場所に緊急展開できる戦略上の重要な要地だと分かる。米準州でもあるので、西太平洋の礎石として、世界戦略を見据えた軍事拠点化されてきた。島の北部には3,000m級滑走路が2本あるアンダーセン空軍基地がある。現在、B-52戦略爆撃機やB-2が配備され、極東有事の際には、アメリカ本土やハワイなどから前線派遣された航空部隊の重要な出撃拠点になる。
 島の西部には、アメリカ海軍も使用しているがあり、ロサンゼルス級原子力潜水艦が事実上の母港としており、将来的にはオハイオ級原子力潜水艦も配備される予定とのこと。

 在日米軍再編の影響により、沖縄本島に駐屯しているアメリカ海兵隊7,000人がグアムに移駐する予定であり、キャンプ瑞慶覧から司令部も移転する予定である。この部隊の受け入れのための費用を日本政府が59%負担することで日米両政府が合意されている。しかし、基地移転には先住民の一部から沖縄と同様に「基地の増強反対」の動きがあるという。
 普天間基地の問題を、基地縮小の流れに位置づけ、アジア諸国との信頼関係作りをぬきに、真の解決にはならないと訴えていきたい。